MCと舞踊

2016年05月29日
 もう三週間も前になりますが5/8、仕事の発注元の方が山車を曳くというので、岡崎の能見神明宮大祭の「宮入り」だけ見に行ってみました。提灯を下げた八台の山車(やまぐるま)が1時間くらいかけて氏子地区を曳き回され、揃って神明宮に戻ってくるという祭礼のクライマックスです。岡崎三大祭りのひとつと称されているだけあり、けっこうな人でにぎわっておりました。

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 これまで愛知と岐阜の山車祭りをけっこう見てきておりますが、他で見たことがなかったこの祭礼山車のポイントは三つ。
 一つ目は、やや小ぶりで「屋形船風」であること。 乗っているのは太鼓、笛、三味線など老若男女混成のお囃子部隊で、装飾の華美を競うよりも、演奏者を乗せるという機能性が優先され、このような形状が採用されたのでしょうか。郡上踊りや新野の盆踊りなどでは踊りの輪の中心にお囃子の櫓が設置されていますが、これに車輪を取り付けたようなものか?
 それにしても和装女性の三味線とは、優雅!祭りというよりお座敷の雰囲気である。
 二つ目はMCの存在。マイクを持った人が山車に随行し「こちらは松本町の山車です。神明宮大祭、まことにおめでとうございます!」みたいなアナウンスをずーっと続けていたのには驚いた。なんというか、祭りというより選挙カーである。

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 そして三つめは山車付属の舞台。神明宮にすべての山車が戻ってくると、山車の前から板が引っ張り出されて舞台が設えられ、各町の代表がめいめい日本舞踊を披露するのである(日本舞踊じゃないところもあったかも)。粋なもんだ。

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 目の前で見ていた松本町は、日舞のお師匠さんのような方が艶やかに舞い踊り、「ト~シちゃ~ん!」(ヨシちゃんかも)と熱い声援が飛び交った。それを聞いてニヤッと笑ったお師匠さんの顔がたまらんかったです。
(まさ)
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西三河雑 | Comments(0) | Trackback(0)
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