新・蔵の町

2016年05月17日
 そう50号連動ネタの「ローカル銀座考」シリーズ関連で、北遠からも銀座のない町の例を。

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 旧佐久間町で商店が集まっている地域は、大きい町から順に浦川(→●□)、中部、西渡(→●□)、佐久間、城西の5か所。このうち浦川だけ街路が若干入り組んでいますが、いずれも複数の商店街組織を置くほどの規模ではなく、従って銀座の存在も聞きません。えー、以上です。
 写真は飯田線中部天竜駅対岸の、高校と病院の町、中部(なかっぺ)。昭和29年に豊橋のヤマ六鉄工所が建設したHINOMIはまだ生き残っております。
 この3月、水窪取材の帰りに時間の余裕があったので久々に歩き、そういえば裏通りに入り込んだことがないなと思って路地に足を向けてみると、なかなかの味わいで驚いた。

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 というのは、表通りからはまったく見えない蔵が5、6棟、建ち並んでいるのである!この写真では「ハァ?」って感じだが、人がやっとすれ違える程度の狭い道に土蔵や煉瓦蔵が点在する景観は独特のもの。三遠南信では足助や飯田に蔵が多いですが、それらの商業“都市”とはまったく異なる風情です。

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 中には実に見事な鏝絵も。観光要素の強い町ならば「蔵の町」とか称して目玉にしそうな素材です。しかし、これまで旧佐久間町が路地裏の蔵群を売りにしたことはなく、この先も脚光を浴びることはないでしょう…。

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 あと、以前メインストリートにあったアーチ(→●□)と連動した街灯サインも残っておりました。激シブ!このまま撤去するのを忘れられて、末永く生き延びてほしいところ。
(まさ)
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遠州雑 | Comments(0) | Trackback(0)
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