銀座と中央~小坂井編

2016年04月30日
 まだ終わっていなかった、そう50号連動ネタの「ローカル銀座考」シリーズ。
 東三河には豊橋、蒲郡、新城の三都市に加え、小坂井にも銀座があります。狭い町域に商店が散在している小坂井には、一見まとまった商店街がないように思えますが、西小坂井駅前界隈に商店がいちおう密集しています。

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 西小坂井駅から県道384号(旧平坂街道)へまっすぐ伸びる約250mが「銀座通り商店街」。店は数えるほどしかないものの、西小坂井郵便局と豊川信金のキャッシュコーナーがあるので意外に商店街の風情を感じさせます。

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 銀座通りの中ほどで交わる通り(伊奈駅前交差点から中央公園に通じる道)にも商店が少しあり、こちらは「中央通り商店街」。
 西小坂井の現況からすると名称が大仰な気もします。しかし当地在住のカメラマンによると、かつての西小坂井は住友金属(軍需工場)跡地に昭和26年から操業を開始した富士紡績小坂井工場の「企業門前町」かつ国鉄官舎が建ち並ぶ「国鉄の町」で、人口も多く商業も盛んだったそうな。
 商店街が形成されたのは富士紡績などの工場ができて以降で、小坂井町誌(旧)によると昭和29年に西小坂井発展会が結成されます。二つの商店街名称はこのときできたのでないかと思われますが、この場合は銀座が中央のカウンターというわけではなく、メインストリートっぽい名称を二つの通りで分け合ったものと推察します。
 今も残る商店街名称は、ほぼ街灯維持のための組織のようです。ちなみに小坂井の街灯カンバンは「銀座通り」「中央通り」表記のほか、商店名を大きく記したものと、菟足神社の風祭りで売っている風車をあしらった「街を明るくする会」の4パターンがあります…が、まあ拡大して載せるほどのものではない。

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(2008.01.16)

 オマケ。キヨスクがあった頃の西小坂井駅。
(まさ)

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