昭和の駅前広場のスタンダード

2016年04月03日
 トヨタ銀座を歩いたついでに愛環三河豊田駅も見物しました。近くはたまに通るけれど駅にいくのは20数年ぶり。

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 昔は特に何とも思いませんでしたが、時を経て、国鉄の臭いが立ちのぼってきており、なかなか味わい深いのではないでしょうか。この味わいが分かるようになれば立派なマニアと言えましょう。

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 どのあたりが味わい深いかというと、特にこのあたりである。一般の方にはわかりにくいと思います。

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 工場を借景にした駅前広場は、立派に育った木々がそびえ、歩道があり、石組みの噴水は枯れ、希望とイノセンス感にあふれる銅像が建ち、駅と一体となり見事な昭和空間を作り上げております。このゆとりとこの風情は、愛知県の駅で随一ではなかろうか。

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 希望にあふれる銅像、題して「未来」。全裸の男女による無届の路上パフォーマンスを表現したものという(テキトー)。

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 イノセンス感あふれる銅像、題して「無心」。中学校陸上部のシゴキのワンシーンにしか見えないのである。
 都市の屋外景観においてこの類の銅像ほど意味がよく分からないものはないと常々思っていますが、置かれた昭和の当時、どういう経路で発注され、どういう感覚でモチーフが選ばれ、そして置かれた時の市民の反応はどうだったのか知りたいぞ。しかるべき研究者が「市街地の銅像・モニュメント史」をまとめてくれないものか。
(まさ)
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西三河雑 | Comments(0) | Trackback(0)
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