その橋上駅が観光都市の顔たりうるか

2016年02月15日
 先日、とある取材で一年ちょっとぶりに高山へ行ったところ、高山駅の橋上化工事の真っ最中で、唖然。

160216-1.jpg

 これまでは昭和9年の開業以来使われてきた名駅舎でした。

160216-3.jpg
(2006.12.16)

 防塵壁に掲示された完成予想図を見ると、実にどうでもいい駅舎になる模様。

160216-2.jpg

 町並み保存の先進都市であることが(→●□)高山のアイデンティティかと思っていたけれど、それを捨てるかのような愚行ではないのか。それとも高山クラスの町になると、昭和初期築程度じゃ新参建築の部類というだろうのか。
 真偽は不明だけど、今、高山の観光客は8割くらいが外国人という説を聞きましたが、日本情緒を求めて鉄道でやって来た外国人観光客が新しい高山駅に降り立ったとき「ハァ?」と思って高山の評価が下がるんじゃないかと、他人事ながら心配になります。外国人に限らず、はるばるやって来た旅の目的地が高架駅だとテンション半減するのが、旅人ってもんでしょう(書いておきながら自説にあまり自信はないけど)。
 保全やリノベが注目されるこの時代、あえて維持してうまいことアピールすれば「オゥ、サスガ高山デスネ!」「ワガ国モ見習ウベキダヨネ!」と言われただろうに。
 高山駅を見て心配になったので、このあと高山から下呂へ南下しがてらいくつか駅チェックしたところ、久々野駅が建て替えられていました。

160216-5.jpg

 以前はこういう駅舎でした。

160216-4.jpg
(2007.06.01)

 あ~あ…。
(まさ)
スポンサーサイト
飛騨雑 | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示