点々と

2015年06月18日
 三遠南信エリアの地域雑誌、春夏秋冬叢書の季刊誌「そう」47号が発売中です。

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 今号のキーワードは「目」ということで、女性取材記者(まり)が舘山寺の「目の大師」、わたくし(まさ)は毎回やってる地名探訪と三遠南信産××育、あと民家の柱に刻まれた背比べの「刻み目」を担当しております。
 今回取り上げた目の付く地名は、東栄町の東薗目と西薗目。どこかというと東栄町の東の端っこ、静岡県と県境を接する一帯です。西薗目については以前ここに書きました(→●□)。



 大雑把にいうと、とにかく山深いところです。大雑把すぎるか。
 特徴は、飛行機にでも乗らないと全貌を見渡せないことでしょうか。東西あわせて数軒~十数軒しかない小集落が十ちょっと、広い範囲に点々とあるのですが、いずれも「地域の核」と呼べるほどの様相ではないため、どうにも全体像を掴みにくい印象。掴んだ砂が指の間からさらさら零れ落ちていくという感じというか…。隠れ里というか、隠れ家だけで構成されている地域というか…。何かにたとえにくい地域だ。

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 東薗目の向平集落。

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 西薗目の小田敷集落。まあだいたいこんな感じ。
 また、いくつかは廃集落になっています。

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 西薗目の平瀬から御園(スターフォレストと蕎麦屋の茶膳一がある集落)まで林道が続いており、その途上に立つこの標識に従って悪路を入って行きます。

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 すると、分岐点から500mほどのところに「霜栗(しもぐり)」という廃集落が!一面、草が生い茂り、建物はたったの一軒きり。そもそも一軒しかないのに「集落」と呼んでいいのかよくわからないが、いちおう国土地理院の地図にはまだ地名が記載されています。上に貼った地図を拡大してご覧ください。
 このほか、県境で国道473号から分岐する県道429号古真立佐久間線沿いにも「大入(おおにゅう)」という集落が昭和40年代までありました。大字東薗目になりますが、ここの子供たちは県境の山を越えて下川合の小学校に通っていたとのこと(→●□)。
 大入にも行ってみたいけど、かなり昔から県道429号が通行止めになっているので、幻の廃集落なのでありました。廃集落で幻ってのもヘンですが。
(まさ)

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◎マルカドブックス
5冊更新しました→●□
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東三河雑 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
No title
西薗目は数年前に西薗目小学校跡の金次郎像撮影で行きましたが、
それはもうすごい所でしたね。
一応道路は舗装はされてるけど、狭くてほとんど森林の中を行く林道でした。
あまりにたどり着かないので途中で不安になってきたところでようやく民家が一軒ありました。小学校跡はどこですか?と聞いたら「もう少しだよ」
その少しがとんでもない。二度と行かない。(行けない)
「霜栗(しもぐり)」知りませんでした。
信州の「下栗の里」遠山郷の霜月まつりは元気なうちに(死ぬ前に)一度は行きたいと思ってます。

以前、奥三河のあのあたりを「愛知のチベット」と言ったらそれは差別用語だと言われました。どっちに対して差別なんだろう、、。
No title
東薗目では花祭りをやっているので、こちらもぜひ。と人に勧めながら自分も行ったことないけど。

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