道路元標の迷宮0007

2015年05月28日
 先日、足助への取材帰りに巴川沿いを南下して九久平(くぎゅうだいら)を通ったところ、国道301号の拡張工事のため新双竜橋のたもとにあった建物が一掃されていた。

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 九久平町簗場交差点から下山方面を望む。拡幅に先立って何年か前から滝川(巴川の支流)の流路を変える工事が行われていましたが、年度が変わっていよいよ本格工事に入った模様です。
 よく見ると建物とともに、旧道の隻龍橋のたもとにあった松平村道路元標と電話ボックスもなくなっているではないか。

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(2006.05.30撮影)

 支所に行ってどうなったか聞いてみたところ、工事は県の土木事務所の管轄なので支所では関知していないとのこと。そこでさっそく土木事務所へ、ってのは面倒なので、そのうち確認しようと思います。あるいは、誰か確認して教えてくださいませ。
 まあ、まさかそのまま行方知れずということはなかろう。工事完了までどこぞに仮置きしてあるか、挙母町道路元標が移設されている豊田市郷土資料館に行ったか、どっちか…だといいけど。車がぶつかって折れたあとどこに行ったか不明という例が西三河はあるので(額田郡豊富村と幡豆郡上横須賀村)、楽観しているけど不安だ。

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(2006.05.30撮影)

 ちなみに、拡幅工事前の旧橋の右岸(北)からの眺め。さらにちなみに、旧松平村(晩年の10年弱は松平町)役場は旧橋右岸側の一段高いところにあり、06年に確認したときには門柱が残っていました。

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 おまけに、九久平の市街地の現在。九久平は巴川水運の中継地として、あるいは足助街道と作手街道の交差点に位置する東加茂郡南部の商業中心地として発展し、古くから町場が形成されていました。20年チョイ前に初めて来て以来、店は徐々に減っている感じですが、往年の商店街の雰囲気はまだ残っています。
(まさ)

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◎道路元標の迷宮シリーズ
0001南設楽郡山吉田村→●□
0002北設楽郡下川村→●□
0003浜名郡中ノ町村→●□
0004西加茂郡保見村→●□
0005南設楽郡東郷村→●□
0006知多郡西浦町→●□
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西三河雑 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
No title
私も昨秋九久平を歩きました。

旧道沿いはいい雰囲気が残っていました。

http://zoumasa.blog109.fc2.com/blog-entry-1533.html
No title
この記事、見落としてました。随分前に撤去されていたんですね。国道302号はけっこう頻繁に通るのにぜんぜん気が付いていませんでした。

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