エレクトリックな武豊線

2015年04月08日
 そういえば3月1日に武豊線が電化されていました。

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(電化前最後に撮った武豊線の気動車・東成岩-武豊間の衣浦踏切 2015.02.18)

 沿線自治体の長年の悲願がかない、ようございました(JRは、請願が要因ではなく車輛運用上の有利さから電化を決めたという話だが…)。
 電化にあわせてローカル媒体でも武豊線の特集を組んだのですが、なんせその媒体の配布エリアが武豊・常滑以南で、武豊線といっても武豊町内の2キロ弱しかない。そこで、武豊線本体よりも、武豊港貨物線と武豊駅から西へ伸びていた日本油脂武豊工場(現日油愛知事業所)専用線のことを取り上げました。目玉は、資料館所蔵の武豊港駅構内配線図の掲載と、日油専用線の現役時代の古写真です。管内の役所、常滑駅構内セラモール、JA等に置いてあるので、興味のある方はぜひ。

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 で、日油にも話を聞きに行き、あまり知られていない(と思われる)事実がいくつか判明しました。
 日油専用線は工場内に自家発電装置を備えた電化路線で、昭和61年に廃止された後も、路盤と架線がそのままになっているのだが、これは路盤も架線もまだ生きているから。路盤下には配水管が埋設されているとのこと。架線柱は左側だけ高く、送電線が引かれています。この不思議な形の架線柱は、現役時代からこうだったと。

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 日油専用線では、廃止されるまで武豊駅付近の第一工場と六貫山の第二工場間で従業員輸送用の電車を走らせていました。その従業員輸送専用車両が、図書館付近にある長尾児童館に保存してあります。保存というか、活動部屋として今も活用されている模様。かつてはもう一両が東大高児童館にあったが、老朽化のため撤去されたとのこと。

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 戦前には専用線を営業路線化して内海まで延長する構想もあったそうな。
(まさ)

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知多雑 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
武豊線といえば
武豊線と言えば、キハ35でした。気動車の通勤車両で、外に扉が開く一風変わった車両。これがときおり関西線にも入ってました。あれが嫌いでねー。
今も武豊線のイメージはそのままです。
No title
形式はまったく分からないので、検索してああこれか、と納得。殺風景な路線用車両のイメージ…かな?

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