シャドウズ・オン・ザ・廃校グラウンド

2015年03月17日
 三遠南信エリアの地域雑誌、春夏秋冬叢書の季刊誌「そう」46号が発売中です。

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 今号のキーワードは「真」ということで巻頭特集が「真言秘法」。ここでは女性取材記者(まり)が新居・応賀寺の胡瓜封じ、蒲郡相楽・不動院の火渡りという真言宗寺院のシブい行事を取材し、わたくし(まさ)は毎回やってる地名探訪と三遠南信産××育、あと「真っ二つ」というタイトルが付けられた飯田市の切石七妙石の写真だけ担当しております。
 で、今回取り上げた真の付く地名は、豊根村の古真立(こまだて)。拙著「火の見櫓暮情」でここのHINOMIを取り上げており、二度目の登場になります。
 どんなところか大雑把に言うと、チョー山奥。大雑把すぎるか。

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 大入川の「みどり湖」の湖畔および支流の古真立川流域に点在する3集落(小谷下・大立・間袋)からなり、旧宝飯郡一宮町ほどの面積に17人しか住んでいないという過疎地域。当然むかしはもっと人がいましたが、佐久間ダム、豊根ダムで5集落が水没、このような状態になってしまいました。
 上の写真は、田鹿(たしか)集落跡地からみどり湖越しに眺める小谷下(こやげ)集落。その高台に昭和45年までは古真立小学校がありました。HINOMI取材の際に地元の人に聞いた話によると、ここの半鐘台(→●□)は、水没前はもっと下を通っていた県道から、集落最高所にある小学校まで給食運搬用に敷設されていた索道の支柱を転用したものとのこと。
 HINOMI本でも今回の記事でも学校跡の写真は使われていませんので、出しておきます。

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 これが古真立小学校跡地。山奥すぎて平地などないので、村人の勤労奉仕で斜面をならして校地を作ったのでありましょう。

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 校舎は取り壊されて公共施設が建てられていますが(それももう使われていない様子)、なぜか宿直室だけ残っています。

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 その中にはなぜか、壊れた理科室の器具棚が残されていたのであった…。なお、ガラスに写っているのはホラー的な何かではなく、ただのマニアでございます。
(まさ)
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東三河雑 | Comments(4) | Trackback(0)
Comment
No title
こういった廃校跡を見るとなぜかザワザワして、ココはどこだ?なんて
心おだやかではなくなる、、、。
建物が残ってる内に早く行っておかなくちゃ。
危険です。こういう情報。
No title
豊根の廃校舎と言えば、昨年旧豊根小のグラウンド跡地にデイサービス系施設ができました(旧校舎は健在)。県道から施設にあがるために新設された道路が金次郎像のギリギリのところを通っており、以前のような雰囲気ではなくなっています。
No title
おや。そんなことになっちゃてるんですね。
草に埋まってて近くまで行かないとほとんど見えなかったんですが。
設楽ダムで水没する火の見櫓や廃校跡もあるんでしょうね。
行ける内に行っとかないと、、。
どこらへんまで水没するのかよくわからないです。
かなり広い範囲のようですけど。
Re: No title
水没エリアには5基の火の見櫓・半鐘台がありましたが、うち3基の撤去を確認しています。八橋集落は離村および民家の取り壊しは完了していますが、2月下旬時点ではまだ八橋小の廃校舎は残っていました。しかし時間の問題でしょうね。

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