新春の甘酒

2015年01月04日
 本年もよろしくお願いいたします。

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(日間賀神社前から渥美半島を望む)

 今年は去年と同じく、1月2日の日間賀島から始動しました。日間賀神社で行われる「甘酒祭り」という神事の取材です(いつどのように扱うかは考え中)。わたくし商売柄、さまざまな祭礼や民間行事を見てきましたが、おそらくこれが今まで見てきた中でもっとも知られていない行事でしょう。

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 どういうものかといいますと、神事のあと、宮司、6人の頭人(トウニン=神の世話役。禱人とも書く)、氏子である東区の人たち総勢30人ほどで甘酒を飲むというもの。見て楽しむという類の祭りではないため、取材者はおろか地元の見物人すらおりません。たぶん島の若者はほとんど知らないと思われ、執り行う側も、外部から見に来る人がいるとは考えてもいないようです。
 聞けば、むかしは神社の外に建てた仮宮に神様を迎え、参道に並ぶ「座主」らに小学生が甘酒を持って行こうとするのを、青年たちが邪魔して酒を取り上げ、見物人にふるまう…という賑やかな行事だったらしいが、簡略化されて現在は社務所内で執り行っているとのこと。

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 社務所の上座に宮司が座り、左右に頭人と氏子らがずらっと並びます。甘酒を注ぐのはオオツカイ(大使)。式次第は以下のとおり。
1、上座から順に甘酒を注ぐ。
2、上座に戻って二杯目の甘酒を注ぐ。
3、上座から順にシラスを回す。
4、下座から三杯目の甘酒を注ぐ。
5、上座から御神酒もしくは甘酒、好みの方を注ぐ
 以上です。所要時間は拝殿での神事を含めて約30分。驚くほどあっさり。実にシブい!
 
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 この祭で供されるのは、日間賀島名物のタコではなく、シラス。なお、タコは翌3日に行われる「蛸祭り」に登場します。
 その蛸祭りについては昨年の記事(→●□)にざっくりと、また、現在配布中の知多半島の無料雑誌「Step」1月号の担当コーナー「知多遺産」にやや詳しく書いたので、興味のある方はご覧くださいませ。
 ちなみに二年連続で、3日の蛸祭りにも行きました(別の媒体用に再撮影)。この祭、地元の郷土研究雑誌「みなみ」を除いて大きく取り上げた媒体はウチしかないはず。今年もそういう路線を狙います。
(まさ)
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知多雑 | Comments(0) | Trackback(0)
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