飯田におけるセメント像の名作

 春夏秋冬叢書の季刊誌「そう」44号連動ネタ。飯田伝馬町の続き。
 伝馬町を歩いていたら、店と店の間に路地を発見。

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 路地の奥には小ぶりな鐘楼門が建ち、それをくぐると専照寺の本堂があります。いい雰囲気だったのでついフラフラと寺へ行ってみると、そこにはセンメト製のお釈迦さんが!

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 枝垂桜の古木を背後に従えた、面長で実に味わい深い像。前芝小や牛久保小のセメント金次郎像のような親しみやすい雰囲気をたたえていますネ!この質感が、石やブロンズに比べるとなんだか身近に感じられるのがセメント像の特製だと思うが、どうか。
 台座の銘板によると、飯田市内の今泉さんという人が昭和36年に奉納したもので、製作者はなぜか豊田市の高見彰七という人。

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 伝馬町をさらに徘徊しまして、並木通りに面した善勝寺へ。こちらにも見事なセメント製の観音さんが!

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 こちらも面長の柔和な顔で、腰をややくねらせている立ち姿がなんともいえず、いい。専照寺の釈迦像と似ているなと思ったら、同じ人の寄進による同じ人の作品だった。いったい誰?歴史に埋もれた名工か!?
 銘板によると、寄進者は幼少のころ病弱で、母に連れられてこの寺の観音にお参りを重ねたところ健康になり、観音様の恩に報いるため、この像を寄進したという。高見彰七のセメント像、飯田の他の寺にもありそうなので、いずれ探してみたいものです。

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 あと、町内の中央公園には対照的なヨーロッパ風の噴水台とライオン像もあります。飯田の自然界の代表が背景の風越山なら、人工物の代表はこれ…かどうかは知らん。
(まさ)

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MARUKA-DO

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