現役市庁舎の名建築

2014年07月25日
 一宮市役所旧本庁舎は惜しくも取り壊しの運命ですが、対岸の羽島市にはまだ昭和の名庁舎建築が健在です。

140725-1.jpg

 こちらは昭和34年の築で、「高度成長期の最先端現代建築」といった風情です。一宮なきあと、愛知と岐阜の現役自治体庁舎では最高峰ではないでしょうか(三重県の自治体庁舎はあまり見ていないので、東海三県とは断言できない…)。
 鉄筋コンクリートとレンガの大胆な組み合わせ、4階建てなのにわざわざ2階を玄関にしたため取り付けられたスロープ、ヨーロッパのお城の見張り台のような望楼、屋上の何だかよく変わらない蒲鉾&弓状のモノ。凝りに凝ったデザインは、おそらく当時の最先端建築として注目を集めたことでしょう。写真では見えませんが、城の堀のような池が三方にめぐらされているのもポイント高い。

140725-2.jpg

 玄関の銘板がまた味わい深い書体である。

140725-3.jpg

 設計者の坂倉準三は竹鼻出身で、wikiにも項目がある有名建築家。ル・コルビジュエに師事し、国内外で活躍した凄い人らしい。これは地元の意地にかけても壊せなかろう。ここ10年ほど、東海地方で役所の建て替えラッシュだから心配だけど、移転予定とかないよね?壊さないでネ!
(まあ)
スポンサーサイト
岐阜中部・西濃雑 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
No title
ここはスクラッチタイルを使って欲しかったところですね。坂倉さんは、坂倉工務所とかなんとかいう会社だったような...
No title
確かに、スクラッチタイルだったら風格アップしていたでしょうね。もうあまり製造されていない時期だったのかな?

管理者のみに表示