タイル張り郵便局舎の蹉跌

2014年01月30日
 我ながら呆れ返るばかりのしつこさですが、またまたタイルばなし。なお、タイトル末尾にネガティブな単語が続いておりますが、例によって特に意味はありません。まあ、仕事が溜まっているせいもある。
 知多半島のローカル媒体の取材でINAXの学芸員さんに話を聞いてからというもの、タイル張りの建造物ばかりに目が行くようになってしまったわけですが、かつて観察した建物もじっくり見直すといい仕事が施されてたりして、改めて驚嘆することもしばしばです。
 その一例、東栄町の南入口に所在する旧長岡郵便局舎。

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 東栄駅の近く、国道151号沿いに残る登録文化財級の名局舎です。このレベルの局舎が状態よく残っているのは、僕の知る限り愛知県内ではこれが唯一(ほかにもあったらすいません。思い出せないだけである気がしてきた)。世紀が変わる前までは、このような名建築の郵便局もちょくちょく見かけたもんですが…。
 10年前に作った「国道151号。151話。」(→●□)の自分の原稿によりますと、昭和13年の建築で、平成13年まで使われていたとのこと。僕は現役時代の平成3年に初めて行きました。当時は集配局で(平成7年まで)、板張りの集配事務スペースや什器なども味わい深く、感動したのを覚えています。
 で、昨年11月末に通りがかったので久しぶりに立ち止まって観察してみた。

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 なんとタイルの見本市状態!すごいねどうも。PCだと左下、スマホだと3枚目の写真のタイルは、表面がエンボス加工のように浮き出ている。スクラッチタイルとはまた違う風合いで公的機関らしい堅牢感と高級感を演出しています。
 あーシブ。
(まさ)
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東三河雑 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
No title
イイデスネェ。
タイルもいいですが、傾斜の低い寄せ棟っていうのも萌え萌えです。
No title
昭和40、50年代に建てられた郵便局舎はどちらかというと切妻の割合が高いです(わたくし調べ)。

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