TOBACCO陳列棚の憂鬱

2014年01月26日
 煙草陳列棚ばなしの続き。
 知多半島のローカル媒体の取材でINAXの学芸員さんに聞いたところでは、商店の煙草陳列棚は戦前からあるそうな。南知多町内のとある商店では「昭和15年に店兼家を新築したとき、たばこ陳列棚と店内のショーケースを一緒に新調した」という話も聞きました。良好な状態で残っているものは、もはや文化財指定してもいいのではないだろうか。

140126-6.jpg
(2011.09.29撮影)

 いい状態で残っている一例。大府市中心部にて。

140126-2.jpg

 この陳列棚のタイル、まるで煙草の煙のような白色が混じっています。学芸員さんによるとこれは「マーブルタイル」と呼ばれ、煙草陳列棚に多用されたそうです。昭和7年に春日井の廣正商店が売り出し、普及したとのこと。

140126-3.jpg

 南知多町大井には、戦前製と思われる廃商店の煙草陳列棚が残存。

140126-8.jpg

 一見するとありきたりのタイルですが(小口平=こぐちひら、と呼ばれる)、表面に梅と唐草を組み合わせたような模様が!

140126-5.jpg

 最後に珍しい事例を。美浜町奥田の廃商店では、なんと消防ホース格納箱の台座として再利用!うまいことはまったもんだね。
 あーシブ。
(まさ)
スポンサーサイト
知多雑 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
大府の商店は
こんばんは

聞いた話なので はっきりしませんが
どうも"廃業"したらしいです

ちょくちょく前を通りますが
シャッターが降りたままです

今後 どうなってしまうのか
判らない状況です
No title
あれま!年末に通った時、もしやとは思ったんですが…。実はこの店取材させもらってまして、店主はご高齢だったから仕方ないところかも。

管理者のみに表示