虫供養の入仏式0002

2013年12月21日
 今年も「大野谷の虫供養」のシーズンがやって来ました。知多半島の大野谷(知多市南部~常滑市北部の通称)で年末年始の22日間、田畑で殺した虫を供養し、五穀豊穣を祈る行事です。13地区が持ち回りで「道場」と呼ぶ小屋を1ヶ月間設け、その中に各種掛け軸を並べ、毎日村人が集まって念仏を唱えます。詳しくはこちら→●□
 今年の当番は常滑市小倉で、道場はお江ゆかりの寺として知られる蓮台寺。20日の午前中、開会儀式「入仏式」へ3年ぶりに行ってきました。来年、半島南部のローカル媒体に載せる予定。

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 過去見に行った3回は、大興寺地区(→●□)と西之口地区が仮設のプレハブ小屋、南粕谷地区(→●□)が公民館で、今回は境内か駐車場に仮設小屋でも建てるんかいなと思ったら、本堂じたいが道場だったので驚いた。
 ちなみに数年前、小倉地内の知多四国67番札所三光院が老朽化したため、こちらの境内に弘法堂を新設して札所を移転するという「珍事」がありました。

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 いつもと雰囲気が違い、写真だけ見ると普通の法要のようです。しかしこの行事は地区が主導なので、導師は地区の人が務め、住職らは後方に座っている点がポイント。なお小倉の場合、前々回の24年前はここ蓮台寺、前回の12年前は近くの蓮生寺と寺を道場にするのが通例とのこと。

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 入仏式に先立って行われた、虫供養の道具の運搬行列にも随伴してみた。リヤカーに神輿みたいなものを載せてこの中に軸を入れ、鉦を鳴らしながら村の入り口(大野との境の勅使橋)から道場まで運びます。役員の中には地元の会社の若き社長さんもいて、雄姿(?)を見ようと従業員の皆さんが沿道で待っていたのは実に微笑ましい光景でありました。
(まさ)
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知多雑 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
No title
虫供養 始まりましたね。
私の故郷である小倉での「くよ」は思い入れもあり期間中に
ぜひ行かなくてはと思っています。
この「くよ」という発音はもちろん「むしくよう」の一部を
短縮したものですが、たとえば「マヨネーズ」の「マヨ」
という抑揚と同じです。
お年寄りは、「今年の「くよ」はどこだん?」と話されてました。
引継ぎの写真に写ってる人は、もう知らない人ばかりです。
こういう行事が続いていくことが貴重なことだなとつくづく思います。
No title
期間中の矢田万歳、百万遍、おためしは見に行く予定手す。

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