カンバンの手帖ブログ版0255

2013年12月03日
 一乗谷を後に福井市街方面へ戻ろうとしたところ、なかなかそそる畳大の看板を発見。

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 おお、薬酒だろうか。「蘭麝酒(らんじゃしゅ)」とは字体も語感もいい。おそらく地元ではけっこう知られているけど全国的知名度は低いと思われます。カンバンにひかれて、ここにもついでに立ち寄ってみることにしました。

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 行ってたまげた。なかなかのところで作っているじゃございませんか。「創業四百年」のキャッチフレーズは伊達ではない。もらったパンフレットによると、朝倉氏の居館が落城して間もない頃、当主が助けた行き倒れ寸前の老僧が、朝倉家の囲医から教えられた薬酒の製造法を伝授して死んだそうな。

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 高いのしか売っていないと困るけど(買ってもたぶん飲み切れないので)、幸いにもこちらでは栄養ドリンクサイズのもの約500円が販売されていた。家に帰って飲んでみたら、やはりクスリなので飲みにくいが、確かに疲れに効きそうではあります。
 薬酒といえばつい先日も駒ヶ根の養命酒に行ったばかり。春先には犬山で小島醸造の「忍冬酒」も買ってみた。養命酒は超メジャーだけど、この蘭麝酒や忍冬酒などほかにも知られざるローカル薬酒はありそうだ。これに内海の「橋本七度煎(→●□)」や下呂の下呂膏などのローカル薬なんかも加えて「薬酒と薬の旅」なんて企画はどうかな(誰へのアピール?)。鳳来や大垣にも自家製薬を製造販売している薬屋があるし、けっこうネタが集まりそうな気がするが。ただ、薬系は取材を許可してくれなさそうなところもありそうだが。
 しかし薬の企画を思いつくなんて、年齢のせいでしょうか…。

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 そのあと近くの町場の東郷も通ってみた(越美北線の越前東郷駅周辺)。ここはノーマークだったけど、雰囲気いいし酒蔵が二軒もあるし、なかなかの味わい。町の中を用水が流れており、滋賀の醒ヶ井宿を少し地味にした感じ。
(まさ)
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