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SARUBOBO寺/職人技 on the 屋根0008

 まさかさるぼぼの話題で三回も引っ張れるとは…。
 え~、浜松市浜北区に庚申寺というのがありまして、ここは本堂の軒にさるぼぼがぶら下がる、なかなかカワイイ寺です。

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 まるで忍者のようだ。土産にほしいな。売ってくれ!
 庚申(こうしん)とはそもそも猿のことで、つまりこの寺は猿の寺。さすがにモンキーマジックな寺だけあって、山門の四隅には見ザル聞かザル言わザル食べザル、じゃない鬼門避けの宝珠猿の4匹が乗っかってました。そのうち2匹。

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言わザル。「やだわ~奥さん」

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聞かザル。「Oh my god!(buddha?)」 しかしコレ、猿なの?

 この寺は、江戸時代に庶民の間で盛んだった庚申信仰の拠点だったそうです。ちなみに庚申信仰というのは…
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道教の教えでは、60日に一度巡ってくる庚申の夜、人体に宿る三尸(さんし)という虫が睡眠中に身体から抜け出して天帝(万物を支配する神)に罪状を告げ、天帝はその罪状により寿命を差し引くという。そこで庚申の夜に、三尸が身体から抜け出すのを防ぎ、長寿を祈願するため、勤行や酒食の宴で徹夜をするという風習が平安時代以降広まった。これが庚申思想で、庚申の日を三年間(18回)勤めると三尸の力が弱まるとされる。
(そう別冊「飯田線」より自分が書いたテキストを抜粋)
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 民俗学の専門家でないので、これ以上のことは知らねっす。
 浜北はそそられるものが少ない地味な町ですが、庚申寺のある宮口地区は小規模ながらも門前町の風情があり、浜北で唯一シブい町並みが残るイイ感じのところ。ヒマな人や静岡県が好きで好きでしょうがないという変わった人は、ぜひ一度行ってみてください。
 ちなみに門前には「花の舞」という地酒の蔵元もあります。350mlの酒瓶にさるぼぼを抱きつかせて販売したら、けっこう売れそうな気もするなあ。
(まさ)
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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