夏の背負い打ち

2013年07月16日
 昨日は弥彦競輪場で「寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」の決勝戦が開催され、金子貴志-深谷知広の豊橋師弟ラインでワンツーという、実に素晴らしい結果に終わりました。豊橋競輪場で競輪に手を染めて丸20年、まさか豊橋の選手が二人まとめて表彰台に立つ日が来ようとは、まったくもって感無量である。もっとも、車券は買いに行ってませんが(行ってたら外して大後悔しただろう)。

 それはさておき、土曜日、いつも取材でお世話になっている常滑市大野のTさんに誘われて、大野の橋詰地区(名鉄大野町駅あたり)で催された「おたちくさん」を見に行ってきました。津島神社(駅裏の「風の宮神社」の摂社)の祭礼に関連する行事だそうで、町内をの家々を回って疫病・厄難よけなど祈願するそうです。山車祭りみたいに観光客がやって来るようなものではなく、なかなかマイナー度は高い。
 18時ごろから、長胴太鼓・締太鼓・笛を中心とした祈願隊の一団が始動し、家の前でお囃子を演奏して回るのだが、一目見てたまげた。

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 なんと、長胴太鼓を担いだまま移動し、打つのである!
 和太鼓イベントの撤収を手伝ったことがあるので知っているけど、このくらいの大きさの太鼓はかなり重い。普通は駕籠みたいに長い棒に吊り下げるか、車両に載せて運ぶものだと思うが、なんでまたこんな大変なことを…。聞けば、担ぎ手は大野祭り(→●□)の楫方(かじかた)だそうな。

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 シブい町並みを太鼓が担がれてゆく様は、実にシブいのである。なお、ブルーシートは雨よけとのこと。

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 1時間ちょっとかけて町中を回った一行は、最後に大野町駅前の小公園に設らえられた「仮宮」(正式名称は不明)に戻って、一打ち。地元の人々にとっては「夏のお祭り」的な行事で、みんなで集まってわいわいやるという、ゆるい雰囲気でなかなかよかった。
 おたちくさんは日長から西之口にかけていくつかの地区で行われているそうですが、やり方はそれぞれだとか。虫供養(→●□)もそうだけど、大野谷の独特の風習に見られる独特の連帯感は実に興味深い。
(まさ)
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知多雑 | Comments(3) | Trackback(0)
Comment
No title
大野谷は、その独特な歴史と文化がありますね。
この時期は虫送り(おんかおくり)のサネモリさん等実に面白い地区です。
おたくちさんは昔、津島天王祭の御葦(みよし)流しの御葦が
大野あたりに流れ着いたのが始まりじゃないかという説もあるようです。
大昔には津島神社のあたりは天王川で海につながっていたので、
流れによっては知多半島の西海岸に流れ着いたこともあったでしょうしね。
御葦が着岸したところは厄逃れでお祭りしたようです。
虫供養も含め大野谷は面白いです。
No title
地元の人の話によると、昔はおたちくさんのとき、津島神社に向けて提灯?灯籠?を流したとか。
昭和の大合併の時、知多と常滑に分かれず大野谷で一個の自治体が成立していたらなあ…と、いろいろ知るたびに思います。
豊橋G3
いよいよ金子-深谷の師弟が豊橋G3を狙います

G1初制覇の金子♪豊橋競輪でも勝って泣きましょう

深谷くん頑張って

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