資源としての秘境駅0006

2013年06月20日
 飯田線の話が出たところで、先日発売された春夏秋冬叢書(豊橋市)の季刊誌「そう」39号の連動ネタ。
 今号のキーワードは「夏」ってことで、37号の飯田線の冬旅(→●□●□)、38号の春旅(→●□●□)に続いて、夏の飯田線の旅の楽しみ方を紹介しました。夏といえば肝だめしということで、夏の夜の秘境駅へ「大人の肝だめし」に行こう!という記事です。マニアックにもほどがありますね!
 肝だめし会場に選んだのは小和田駅。周囲に人家は一軒もなく、駅の真下に製茶工場の廃屋があるだけという、ご存じキングオブ秘境駅ですね。昨年の8月上旬、平岡発上り最終で小和田に行き、下り最終で戻るという約1時間の滞在取材を敢行しました。

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 暗い、暗すぎる!
 駅を包み込む深い闇は実に味わい深く、一人で人生について考えるにはまことにいい環境です。ただ、虫が多くて気持ち悪いのが難点。
 前にも書いたけど20年前の春、ここで友人二人と駅ネしたことがあります。まさに若気の至りである。

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(1992.05.05撮影)

 そんな至らない若者たちの図。ついでに書くと、飯田線では東栄、相月、水窪、小和田、鶯巣、平岡、温田、伊那大島でもやりました。もう大人なのでやらない…ということはなく、機会があればまたぜひに…。

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 さらに小和田からの下り最終でクイーンオブ秘境駅の田本まで行き、こちらにも1時間弱滞在。山肌にへばりつくようにホームがあるここは、平地が狭いぶん小和田よりも少し怖い。愚かな我が人生を一人振り返ってみるには最適の場所でありました。
 で、田本から平岡に戻り、車に乗ってさあ家に帰ろう…と思ったら、スマホがない!どうやら小和田駅に忘れてきてしまったようである。う~ん、愚か…。
 しかたないので車中泊して、朝イチの上りで小和田へ。下車しようとした瞬間、同じ扉から二人組が乗り込んできた。中部天竜発の始発列車でわざわざ小和田へやって来たらしい。彼らの手には僕のスマホが!「あ!」と声を上げると向こうも「あ、これですか、よかった!」。こうして奇跡的なタイミングで受け取ることができたのであった。駅マニアの神のおかげでありましょう。
 以上、ちょっとした人情話でした(どこが)。
(まさ)

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遠州雑 | Comments(0) | Trackback(0)
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