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その町どの町

 昨日の続きでもうひとつ、町を表現した文章を。「フェイスブック 子どもじみた王国」(キャサリン・ロッシ/河出書房新社)では、フェイスブックの全本社所在地であるカリフォルニア州パロアルト市について、こう書かれている。

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2006年のパロアルトは、まばゆい光を放つ「テクノロジーのディズニー・ランド」とでも言うべき街だった。回路基板のように綺麗に整理された区画、緑の芝生。あらける種類のデジタルデバイスがそこに存在しし、ほとんど音を立てることなく動き続けている。
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ところが2009年になると、街の様相はすっかり変っていた。そこはもはや、ベンチャーキャビタリストのショッピングモールである。皆が次のフェイスブックをそこで探している。増え続けるビジネスランチの需要を満たすべく、派手なレストランが次々とできたし、ユニバーシティ・アベニューと101号線の交差点には、フォーシーズンズホテルも建った。今よりもっと戦闘的だったブーム前の時代の痕跡はすべて消え去って、街は温和になった。今や、中庸、ミニマリズムといった言葉を使って表現されるような場所になっている。
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 さすがシリコンバレー、テクノロジーだけでなく町が変化する速度も尋常でないらしい。どんな町なのか一度見てみたいものだ。しかしそれ以前に、わたしゃフェイスブックの活用方法がいまひとつ理解できなくて、やってもいないのですが…。そんな人なので当然ながらツイッターも同様。
 筆者はもとフェイスブック社員で、退職後にパロアルトを離れてテキサス州マーファに引っ越している。そのマーファという町については、このように書いている。

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マーファは、サンフランシスコやパロアルトとは違い、インターネットやスマートフォンを使って人とつながる必要性をあまり感じない土地だったからだ。そこでは、大きく広がるのは人間の作ったソーシャルメディアなどではなく、大地と空である。よく見えないほど遠くまで広がっていて、日暮れの風景はこの世のものとは思えないほど美しい。
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 グーグルマップで検索してみると、砂漠の真ん中のすごく小さな町で、どうやって行っていいのかよくわからないようなとんでもなく辺鄙な場所。行ってみてえ!
 最近、こんなふうに闇雲にグーグルマップでアメリカの田舎町を検索しては思いを募らせ、時間を浪費することが多い。批評眼を働かせずにすむような“無名”のアメリカの田舎町にどうしようもなく魅かれる、とか言いたいところだが、ただの現実逃避なのでしょう…。

130611-4.jpg
(常滑市久米)

 二日続けて写真がないのもなんなので、最近の画像フォルダからテキトーに一枚。知多半島の人家が見えない丘陵部では、けっこう心の平穏がもたらされるのである。
(まさ)
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コメント

みちる

FB
FBやってないのかぁ。残念、二人がやってるかきになってたのに。

私も遠ざけていた派だけど、やってみたら世界が広がったよ!

やり始めたら教えて~

まさ

No title
遠ざけているのではなくどう活用していいかわからないだけなので、いちど検討してみるっす。
非公開コメント

MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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