KOBOヶ丘

2013年04月22日
 大きい仏といえば昨日、瀬戸の図書館で資料漁りをしていたら、尾張旭駅の近くにでっかい弘法像があると書かれた本があったので、夕方見に行ってみました。場所は尾張旭駅から北へ徒歩5分、退養寺脇の小山の上。嫁の実家への通り道近くで月に3~4回は通るというのに、ちっとも知らなかった。

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 これはまたきれいなお姿で…。昭和6年に瀬戸電が観光客誘致のため建立した厄除大師で、別名「新居の弘法さん」。近年は参拝者も少なかったので何年前かに「奉賛会」を設立し、老朽化していたため塗装しなおしたそうな。
 作ったのは、マニアにはお馴染みの浅野祥雲。犬山の桃太郎神社(→●□)や日進の五色園(→●□)で有名な方ですね。ここは台座部分にしっかり製作者の銘板がはめ込まれております。

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 コンクリートを吹き付けた台座のくぼみには、なぜか超ミニ大師も安置されている。孫悟空か。
 弘法さんはさておき(正直、僕の中では祥雲の評価は微妙)、ここからの眺めがなかなかよかった。建立当時は木もそんなに生えてなかったはずで、きっと展望スポットとしても人気だったことでしょう。

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 金色の仏像の向こうに広がる尾張旭の町並み。仏に見守られる衛星都市なのである。

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 丘をびっしり埋め尽くす民家はなかなか圧巻である。こういう景観を見ると、開発前はどんな風景だったのだろうか、開発されてなかったらこの町はどうなっていただろうか、などといつも思います。高度成長期以降は観光客誘致なんぞしなくても宅地開発のおかげで瀬戸電に客は乗るようになったわけで、これは弘法さんの御利益ではなかろうか。尾張旭市民はこの聖地をもっと大事にすべきだと思う次第である。

130421-6.jpg「どうでもいいですよ、おとうさん」

 ところで尾張旭は「おいしい紅茶日本一の町」という町おこしをやってますが、市民以外で知ってる人います?ちょっとマニアックというか由来が分かりづらいので、イマイチ浸透していない気がして…。
(まさ)
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尾張雑 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
No title
浅野作品は浅野フリークが塗りなおしをやっているようです。
先日、犬山桃太郎神社へ行ったら極彩色のモモタローがいました。
オリジナルの色は不明なので、勝手にやってるように思いますが、どうなんでしょうね。
No title
まあ、祥雲さんの作品のようなものなら所有者の承諾があればいいんじゃないですかね。
宮崎のえびの市あたりでは「田の神さあ」という路傍の古い石仏に色を塗るという習慣があります。最初見たときはぎょっとしたけど、地元の人にとっては信仰心の証明ともいえる伝統です。祥雲の話とはちょっと違うけど…。

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