史跡的HINOMI

2013年04月18日
 旭・小原方面から国道419号を下りてきて、猿投で旧道に入ったところ、四郷町の中ほどで火の見櫓に遭遇したので久しぶりに撮影。昨年PCを変えたら、バージョンが古いせいかHP作成ソフトが使えなくなってしまたったのでサイトもほったらかしですが(→●□)、まだHINOMIチェックはやってます。

130416-1.jpg

 三脚・屋根円錐・見張台円形で、風向矢に東西南北が付いたいわゆる「岡崎型」のHINOMIです。サビ止め塗装が施されてて素晴らしいぞ、と思って脚元へ行くと、さらに素晴らしいモノが。

130416-2.jpg

 住民グループ「井郷まちづくりの会」で作成した案内板だ!秋葉山常夜灯と同じ場所に建てた先人のセンスだけでも称賛に値するのに、今の住民がふたつとも「史跡」として価値を見出しているとは。意識の高さに脱帽。
 解説文を一部抜粋すると「昭和30年に地元有志16名により建設された。(※銘板あり)以来、天道(※地区名)の火の見櫓として区民の安全を見守っている。平成21年に診断、塗装を実施し、井郷地区唯一の火の見櫓として保存されている」。いやもう、素晴らしい地区ですね。HINOMIのあるすべての町は井郷地区に続け!

 130416-3.jpg

 あとオマケ。猿投まで来たついでに7年ぶりに平戸橋駅へ行ってみたら、旧タイプの駅舎がまだ残っててひと安心。

130416-4.jpg

 平戸橋駅の見どころは、なんといっても玄関先のタイル張りの階段です。シブい、シブすぎる!
 以前INAXライブミュージアムで聞いた話では、昭和30年代に伊奈製陶が需要拡大のため建築用モザイクタイルを開発・提案し、広く普及させたとのこと。駅で取り入れているところはあまり見ない気がするので(あったかもしれないけど、名鉄もJR東海も古い駅舎はことごとく改築しているから…)、井郷とは地区が違うけどこちらにも史跡案内看板を設置してほしいところ。

 ところで、4/4の朝日新聞名古屋本社版夕刊に火の見櫓の記事が載っています。拙著「火の見櫓暮情」を見た記者の方から連絡をいただき情報提供しました。興味のある方は図書館にでも行って探してみてくださいませ。
(まさ)
スポンサーサイト
西三河雑 | Comments(5) | Trackback(0)
Comment
No title
前に岡崎の教育委員会の方と話をしたときに、「火の見櫓の保護を!」と強くお願いしましたが
・・・イマイチ伝わらなかったようで。
女性の委員会の方は強く賛同してくれたんですが。
No title
火の見櫓を文化遺産に・・・。
私の知る限りでは、火災のために各地区に建てられた「塔」
は他国には例が無いようです。
火事の恐怖と悲惨さを認知した先人の知恵なのです。
今となって利用価値が無いといって無碍に撤去されてしまっていいものなのか?
「文化遺産」は難しいでしょうけど、
総務省がもう少しがんっばってもらいたいですね。
四郷町あたりにはまだ火の見が残っています。住民意識の違いでしょうか。
朝日の記者は、昨年末「二宮金次郎像」の記事で拙宅にも来ました。
その時火の見櫓の記事も書きたいと言ってました。
それとなく まささん の事もお知らせしておきました。
うちにも4日付けの朝日新聞送ってきましたが、現状の紹介が中心で
紙面の都合でしょうかもう少し踏み込んで書いても、、と少し思いました。
Y氏は札幌転勤のようですね。地方の文化に注目する人がいなくなるのは残念であります。
No title
A112さん
教育委員会の文化財担当者は、基本的に近現代モノには興味ないんで無理ですね~。よっぽどマニアックな職員がいないと…。

すぎやまさん
Yさんは東京消防庁で拙著を見て、連絡をくれたそうです。スケジュールが合わずお会いできませんでしたが、すぎやまさんの話も出ましたよ。
No title
火の見もメジャー化? なかなかそうはならないでしょうが、ある種のノスタルジーを誘発する物件にはちがいないでしょう。「慕情」というタイトルもついていることだし。わたしは、個人的には密かに応援しています。

ところで、こちらの方は、お友達でしょうか?http://brilleaux.blog23.fc2.com/
No title
いやー、この方はぜんぜん知らないですね。

管理者のみに表示