カンバンの手帖ブログ版0237

2013年02月28日
 間が空いてしまいましたが、岡山ばなし。
 先の突発的ドライブの午前中は、1991年に廃止になった同和鉱業片上鉄道の廃線跡をたどっておりました。片上(備前市)~和気(山陽本線に接続)~柵原を結ぶ33キロの路線で、柵原で産出される硫化鉄鉱を運ぶために敷設された鉄道です。終点ひとつ手前の旧吉ヶ原駅で列車の動態保存をやっていることで、マニアは有名。
 事前に何も調べず思いつきで回ったところ、なかなかレベルの高い廃線跡で驚いた。

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 廃線跡はかなりの区間でサイクリングロード化されています。にも関わらず駅舎やホーム、キロポスト、信号、敷地の境界票などがけっこう残されている。ふつう、サイクリングロード化されるとこまごました施設は取っ払われることが多いと思いますが、ここは保存が実にうまい。マニアのツボを押さえています。
 写真のように、自転車乗りも何組か見ました。レンタサイクルではなく自前のレーサーで廃線跡サイクリングロードを走る人に遭遇したのは初めてだ。

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 天瀬駅跡。シブい、シブすぎる!苦木駅跡にも同じ形の駅舎が保存されていた。

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 吉ヶ原駅跡。現役の鉄道にしか見えないぞ!

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 旧吉ヶ原駅の駅舎内には津山のメガネ屋のカンバンもそのまま掲げられており、

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 ホームには広告入りの木製ベンチも残されておりました(和気の店の広告なので、和気駅から持ってきたのかもしれないけど)。いや恐れ入った。
 先の記事で津山線を「たぶんこの先も乗ることはないんじゃないか」と書きましたが、こちらにはもし1歳児が不本意ながら鉄道マニアに育った暁にもう一回、保存車両の運転日に来るかもしれません(来ないかもしれません)。
 あと、昭和レトロ好きの方は、旧吉ヶ原駅に隣接する「柵原鉱山資料館」に鉱山全盛期のころの町並みが再現されているので、そちらも覗かれることをオススメします。
(まさ)
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