カンバンの手帖ブログ版0225

2012年11月16日
 知多半島の某寺の柱に、こういう古いカンバンが掲げられています。

121116-1.jpg (2008.04.02撮影)

 「引風良薬 橋本七度煎」。戦前製の風邪薬のカンバンです。
 どこの会社かわからないけど、昔はこういうのがあったんだなあ、と、撮影した時にはそのくらいにしか思っていなかったのだが、一年ほど前に半田のスギ薬局でこの薬が売られているのを発見して驚いた。

121116-2.jpg

 しかも、作っているのは南知多町内海にあるローカル製薬会社というから驚きも倍、倍率ドン!さらに倍(by巨泉)。知多の人には定番の風邪薬なのかもしれません。
 封入されていた説明書きによると「生薬(草根木皮)だけを配合」「化学薬品を一切含みませんので、妊産婦の方や薬に過敏な体質の方にも、安心してお飲みいただけます」とある。入っているのは阿仙薬・黄岑・藿香・甘草・桂皮・紅花・厚朴・川芎・蒼朮・大茴香・木香・山奈・丁子。全部漢字で書いてみました。
 で、先日、ウチの1歳児から夫婦して風邪を移されたので、ここぞとばかりに飲んでみました。袋を開けたとたんに漢方特有のいろいろ混ざった感のある刺激臭が鼻を突き、書いてある通りに煮出して飲んでみたところ、これまたかなりきつい香りと味でなかなか飲みにくい。
 それでもじわーっと臓腑に沁み込んで効いてくるような感じがあって、症状はそれ以上悪化せずに済んだ模様。
(まさ)
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知多雑 | Comments(4) | Trackback(0)
Comment
昔、CMやってましたよね。
あまり憶えてないけど。。。
No title
5歳上くらいの友人からも「むかし七度煎のCMがあった」という指摘があったんですが、僕はそれを見たことがないんです。岐阜だから?それとも世代の差?
橋本七度煎
ご無沙汰しています。
「琺瑯看板探険隊が行く」のつちのこです。
ほのぼのとしたブログをいつも拝見しています。お子さんもかわいい盛りですね。
ところで、橋本七度煎ですが、私も子供の頃に母によく飲まされた記憶があり、苦い思い出が残っています。
写真のホーロー看板初めて見ました。
ぜひ場所のご教示を願えませんか。折を見てぜひ撮影したいと思います。
拙サイトに掲載するときは愛知県のみの表示にいたします。
よろしくお願いします。
No title
うーむ、けっこうメジャーなんですねえこの薬。
カンバン所在地はHPの「お問い合わせ」からメールいたしましたんで、よろしくご確認のほどを…。

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