人工洞窟シークレット・ギグ

2012年09月10日
 毎号制作に参加している春夏秋冬叢書(豊橋市)の季刊誌「そう」36号が発売中です。

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 今号は「プレ・創刊10周年イヤー」号ってことで、キーワードは「十」。なぜ10周年イヤーに「十」でないのかというと、10周年イヤーは社名に合わせて「春」「夏」「秋」「冬」がキーワードになるから。
 で、わたくし(まさ)はいつもと同じ地名探訪&小学校連載に加え、愛知・長野県道10号と「十界」を、嫁(まり)は「天龍峡十勝」を担当しました。ぜぎお買い求めください。三遠南信エリア以外でも、ちくさ正文館本支店、名古屋タカシマヤ三省堂、カルコス各店などで販売されています。

 さて、今号の取材で面白かったのは、なんといっても「十界」です。
 十界は仏教用語。説明すると長くなるので興味のある人はネット等で検索していただくとして、蒲郡に「十界めぐり」のできる施設があるってんで、取材に行ってみました。その寺とは、こちら。

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 三谷温泉の「乃木山」にある大秘殿だ!
 一部のマニアには有名なこの施設、正式には「延命山大聖寺大秘殿」といいます。日蓮宗の寺です。東三河の珍スポットの代表みたいに言われてるとおり、中は確かにぶったまげる。

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 人工地下洞窟の中に、あらゆる神仏がこれでもかこれでもかと現れる!そこから抜け出しても、料理神の超巨大壁画、歴代首相の肖像画、変コレクション等々が続々と!もう、唖然っすよ唖然。

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 ここで一番の見どころ、というか聴きどころは、施設内に設置された年代物のスピーカーから流れてくるオリジナルソング&オープン当初に紹介されたラジオ番組の録音テープ。この下に十数分も立ち止まって、ずーっと聴いてしまった。
 楽しめる人には楽しくて仕方ないでしょうが、楽しめない人は激しい拒絶反応を見せること必至。僕もむかしはこういう理解しがたい施設はちょっと敬遠していたのだが、知多四国の取材をするようになってから「仏教はなんでもアリでOK」という考え方に変わったので、なかなか楽しめました(といっても知多四国の札所寺院にここまでぶっ飛んだ寺はない)。拝観料は1000円、行くべき!
 なお、なぜこの場所にこのような寺があるのかというと…本誌を買って読んでください。

 ところで大秘殿は、昭和33~55年に運行されていた三谷温泉ロープウェー(→●□)の「乃木山駅」跡にあります。以前、外から撮影した遺構を載せましたが(→●□)、今回は取材ということで、内部から撮影できました。人工洞窟を抜けたところにある「本堂」から見ることができます。

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 格好のテラスである。

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 向こうには、木立さえなければ蒲郡の町並みが一望。う~ん、乗ってみたかった~。
 そしてあともうひとつ、料理神のところで地酒マニアにとってのみの大発見が。あまりにも細かすぎる話なんで、三河の酒のマニアでない人は無視してください(いつもか)。

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 かつて豊橋で作られていた「雪月花」の酒樽が!銘柄の横には「三陽酒造」の名前も見えます。
 以前、とある蔵元で見せてもらった「昭和40年代の愛知県酒造組合連合会のパンフ」によると、三陽酒造は豊橋の小池町にあった蔵のようです。
 ただ、三陽酒造と同じ住所には「市川酒造」という蔵の名前も記されており、ここの代表銘柄も「雪月花」になっている。が、前に商工名鑑か何かで、市川酒造の酒に「勢盛」というラベルがあったのを見たこともある。
 さらにこのパンフには、三谷にある(あった?)「養神」の蔵元、竹内酒造の銘柄が「雪月花」になっているけど、前に取材に行ったとき(→●□)蔵の人からそんな話は出なかった。
 どういう事?知っている人がいたら教えてください…って、こういうこと書いて反応があったことは一度もないですが…。
(まさ)
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東三河雑 | Comments(0) | Trackback(0)
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