知多半島の東南アジア

2012年06月27日
 とある媒体で「愛知用水を起点から終点までたどってみる」という企画があり、先月その取材に出掛けたところ、用水沿いの常滑市金山あたりの田園風景がなかなか味わい深かった。

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 なんだか日本じゃない雰囲気。なぜだろうかと考えたら、ヤシの木(みたいな南国風の樹木。正式名称知らん)が中国か東南アジアか、暑い国っぽさを醸し出しているのであった。
 このヤシの木みたいなヤツ、気をつけて見ていると平野部、山間部、住宅地、農山村集落、あらゆるところで見つかります。特に多いのは40年代に建てられたと思しき民家の庭。山の集落に行くと、草が絡みついてなんの木だかよくわからない状態になっているものも多い。
 少なくとも中部地方の景観にはこの木がしっくりくる場所はあまりないように思うのですが、これほど分布しているのは、植樹を推進した園芸業者か住宅業者がいて、奇妙な南国ブームが起きたのでしょうか。これって突っ込んで調べていくと、高度成長期における日本人の、どちらかというと間違った景観意識が浮き彫りになるかもしれません(ならないかもしれません)。

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 右の木の根元には肥溜めなのか、素焼きの甕もあったりして、これは常滑っぽい。そういえば、うちの実家の畑の柿の木の根元にも埋めてありました。

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 オマケ。愛知用水のトンネルのプレート。今は使われない昭和30年代チックな明朝が使われております。
(まさ)
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知多雑 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
No title
確かにあのあたりにヤシの木が多いですね。
以前から無意識で気にはなってたんですが、その通りです。
知多市の旭南(きょくなん)小学校の巨大なヤシの木群?には驚きましたよ。
知多丘陵で、わりと見晴らしがいいので遠くからでも「ありゃなんだ?」
と気がつくんじゃないかな、、と。
南知多町や美浜町のリゾート地ならヤシの木はありがちなんでしょうけど、
よく分かりませんね。

旭南小学校紹介サイト
http://www.city.chita.aichi.jp/ikiiki-chita/graphic/d1/080kyoku/main.htm#00
No title
学校にヤシの巨木群…。渥美半島の学校ではけっこう見かけた気がするけど、よく考えるとシュールですねえ。
南知多町豊浜の高台にヤシの木の畑?があります。どこの業者かまでは調べていませんが、専門の植木屋ではないかと思われます。今度、写真をアップします。

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