佐久間のヒムロック

2012年04月13日
 先の日曜日に取材で北遠に行きまして、またまた佐久間町川合に立ち寄ったところ、村一番の名木が無残な姿に変わり果ててびっくり。

120413-1.jpg
                                 川合のHINOMI(→●□)↑

 この木は「佐久間の姫榁(ひむろ)」と呼ばれ、静岡県の天然記念物にも指定されていたのに。地元の人に聞くと、先週火曜日の大嵐で先端部分が折れてしまったとのこと。
 2月の初旬に行った際たまたまこの木を撮って、先の記事にも載せましたね(→●□)。知名度低いし、もしかしたらこの木の全貌を捉えた日本で最後の写真かも(オオゲサ)。

120413-6.jpg (2012.02.05撮影)

 こんな具合に、先端が折れなくてもすでにヨボヨボ状態でしたが…。
 08年発刊の著書「火の見櫓暮情」(春夏秋冬叢書)では、川合の火の見櫓のページでこの木にも触れたので残念ですが、まあ、これまでよく持ちこたえたというか、ご苦労さん、という気持ちです。以下、火の見櫓暮情に書いた文章より抜粋。

----------------------------
 川合でもっとも高い建造物は火の見櫓だが、そのそばに、火の見櫓よりも高くそびえる一本の木がある。「佐久間の姫榁」と呼ばれるその木は、樹齢約二百年、高さ約三十メートル。その昔、渡場を管理していた庄屋屋敷の庭に植えられている。姫榁は椹【さわら】の園芸変種であり、せいぜい高さ五メートルまでしか育たないといわれている。それがなぜここまで育ったのかは謎だ。国道からもよく目立ち、火の見櫓とともに村の二大シンボルとなっている。
(中略)聞けば、ここ十年で樹勢が急速に衰えたという。静岡県の天然記念物に指定されているので、このようになんとか保護されている。
 村を見守ってきた大木も、その晩年は地元の人に見守られ、労【いた】わられて過ごしているようだ。
----------------------------

 合掌…。
 って、これだけではなんなので、この対岸にある下川合駅前の桜でも。

120413-3.jpg

 撮った日はまだ五部咲きといったところで、たぶん今日ぐらいが見頃だったと思います。人口の多い地区ではないのに提灯が吊り下げられたりして、地元の人たちだけの花見で盛り上がったんでしょうか。
 もう一枚オマケ。同じ浦川校区の出馬駅近くにある名もなき桜の名木&HINOMI。

120413-4.jpg
出馬のHINOMI(→●□)↑

 ついでにネクスコ中日本からのお知らせ。新城市名号のサークルK前にて本日午後撮影。
 
120413-5.jpg

 新東名がいよいよ明日開通!天竜区全域と東栄町方面へのアクセスが格段によくなるので、ありがたい限りです。
(まさ)
スポンサーサイト
遠州雑 | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示