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参考資料としての本作り

 先日、豊橋の精文館で見つけた本。

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「廃競馬場巡礼」浅野靖典著/東邦出版/1500円

 昨年3月に発刊された本で、廃止になった17の地方競馬場(JRAのメジャーな競馬場ではなく地方自治体が主催するマイナー競馬場)を巡ってレポートしてます。近頃は書店の公営ギャンブルコーナーをチェックすることも少なかったので、不覚にもこういう好著を見逃していた。
 本をめくると、昭和36年まで開催していた宮崎県の都城競馬のページに、古写真が2点掲載されているのを発見。どっかで見た写真だなと思ったら、なんと「『目で見る都城・小林・えびのの100年』(郷土出版社)より転載・写真は都城市立図書館所蔵」のキャプションが!
 これは、僕がその出版社に在籍していた時に作った本です。いや~、まさかこんなところでこの書名に出会うとは。

 郷土出版社には3年間在籍し、その間、島根で3冊、四国で3冊、九州で3冊の古写真集制作を担当しました。掲載する写真は担当者が探し集め、掲載する写真もほぼ担当者が決めるのだが(場合によっては郷土史家の代わりに原稿を書くこともある)、「公営ギャンブルは地域の戦後史に良かれ悪しかれ欠かせない事象である」との信念のもと(ではなく単に趣味で)、僕が担当した地域でレース場の写真が出てきたら、欠かさず掲載していました。
 そのうちのひとつが、都城市立図書館で複写させてもらった都城競馬の古写真。しかも趣味で2点も掲載したら、この『廃競馬場巡礼』ではその2点とも引用してくれた。

 会社員時代もフリーになってからも、僕が本を作る時は、参考資料としてどれだけ利用価値が高いか、ということを常に考えて作っているので、こういう利用のされ方は一番望んでいたところです。いや~嬉しい。感激。載せてよかった。
 なんなら著者の浅野さん、島根県の「石見の100年」も見て下さい。益田競馬だけで1ページも割いてますから。趣味で。
(まさ)
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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