今回も季刊誌
「そう」33号(
春夏秋冬叢書)の連動ネタ。
前回は豊橋の天伯のことを書きましたが、岡崎にもテンパク=天白があります。それは、JR東海道線矢作川橋梁の左岸側あたりにある、天白町。
ほぼ新興住宅地。幹線道路が通じているのでちょくちょく通りかかるけど、まあ、あまり気に留まらない町です。
この町名の由来は天白神社が鎮座していること。東海道線の築堤の下にある「丸八岡崎青果地方卸売市場」の北側に、ひっそりたたずむ社です。
シブい、シブすぎる!以上!
特になんとも書きようのない神社ですが、前回触れた中日新聞の連載「天白紀行」(文・山田宗睦)では、なんとここだけで1回分を費やしています。よくそんなに書くことがあったな、と敬服の至り。興味のある奇特な方は、縮刷版で昭和52年1月28日の連載第15回を探してみてください。
ここでは天白神社よりも、隣りにあった寺のほうがすごかった。
雑木におおわれ、入口を廃車(?)がふさぐこの寺は、標柱を見ると「三河秩父二十四番 田植観音 天白山慈雲寺」とありました。「三河秩父」は埼玉県の札所霊場「秩父34観音」の写しなんだろうけど、なぜ三河で秩父なんぞを?あと「田植観音」てなんなんだ!
山門をくぐると密林が!上記の「天白紀行」ではこの寺のことも触れられており、当時は住職もいたようですが、いまは無住の廃寺…だと思う。
(まさ)
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コメント
A112
蚊が多かった印象しかありません。狛犬いなかったし・・・
隣にお寺なんてあったんですね。
また覗いてみてこよう。
2011/12/18 URL 編集
まさ
隣りの寺はほとんど「キモダメシ」コースですね。
2011/12/19 URL 編集
大楠堂
山田宗睦さん『道の思想史』『道の神』持ってます。
『道の神』なんて、天白とミシャグチと縄文中期をつなげて考察するという内容で1冊ですよ。う~ん、すばらしい!
2011/12/19 URL 編集
まさ
2011/12/19 URL 編集