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ライド・オン・タイムモノラック

 今回も春夏秋冬叢書(豊橋市)の季刊誌「そう」32号の連動ネタで、前回の続き。

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 夏焼隧道を抜けたところにある夏焼集落がどんな集落かというと、天竜川に落ち込む南向けの急斜面にへばりつくようなところです(前にも少し書いた→●□)。天竜川対岸を走る県道佐久間富山飯田線から見るとこんな感じ。

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 わかるかな?アップにしてみると…

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 なんでまたこんなところに集落が…と思わざるを得ない、ものすごい場所。北遠から南信にかけては、気合を入れないと行けない(行く気にならない)ようなとんでもない立地条件の集落がいくつもありますが、ここなどその最たるところでしょう。
 夏焼隧道を出て右に曲がり、平坦な道を数分歩くと、突然階段が現れます。民家に行くためには、何段かわからないけど50メートルほどの標高差を登らなければなりません。郵便局員もカブでは配達に行けないため、歩いて登ってゆきます。

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 うーむ、ご苦労様です!
 こんなところを、生活物資等を背負って登るなんて、そもそもお年寄りが歩いて登るなんて、並大抵のつらさではありません。じゃあどうするのか?というと、秘密兵器があるのです。

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 それはモノレール。株式会社ニッカリ製の「モノラック」だ!静岡の山奥の茶畑あたりでよく見かけるヤツですね。
 これは実際に使っているところを見てみたい、と思ったのだが、隧道で出会った住人のお婆さんに聞くと「ジェットコースターみたいな急角度なので、特に下りは怖くて乗れない」とのこと。実際、お婆さんは階段を歩いて登って家に帰ってました。(自分より)若い衆は使うということですが…。

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 木製カゴのロープウェイも残っているけど、こちらは使われていない模様。

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 「住めば都」などと簡単にいいますが、長年住み慣れた土地から離れることなくこうして暮らしている人に会うと、尊敬の念しか出てきません。
(まさ)
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MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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