愛知町を歩く

2011年05月14日
 昨日出した中村区下米野は、旧自治体でいうと愛知郡愛知町になります。存在したのは明治37年から昭和10年まで。町域は大雑把にいうと名駅の西側。役場はおおよそ、このあたりにありました。

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 あおなみ線ささしまライブ駅の南側、つまり笹島駅跡です。
 ささしまライブエリアには、昭和の初めまで「平池」という町がありましたが、中川運河開通→笹島駅開業で完全に鉄道用地と化してしまいました。平池の住民はどこへ行っちゃったかいうと…そこまでは調べてないっす。
 GW中の「叙情都市名古屋」シリーズ(→●□)の取材では、なんとなく旧愛知町域を徘徊してみました。

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 まずは、黄金通りの東に位置する大正町。大正初期の地形図では一帯が田圃で、町名のとおり大正時代の後半から宅地開発されたものと思われます。
 3・4丁目の一帯が、どういうわけか広大な空地になっていてたまげた。何かと思えば、災害時に緊急避難場所として活用される「防災公園」を造るという。ふーん。今の段階では、荒涼感のある風景が見られます。

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 続いて下米野。JRの名古屋運転区の北側に位置し、有名な撮影スポット「向野橋」の片方の下り口がこの町。地元の八百屋さんに話を聞いたら、昔は国鉄職員が多く住んでいた「鉄道の町」だったそうな。

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 一歩入れば、名古屋で「閑所」と呼ばれる極小路地が入り組んでいて、本当に迷いそうになります。

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 こちらは、現在名は「太閤四丁目」ですが、かつての地名は米野。もともとの米野の中心地区になります。この通りは、津島街道沿いの烏森と名古屋市街を結ぶ「柳街道」で、写真に見える魚兼本店さんによると、以前は商店がズラッと並んでいたとか。

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 こちらでは、魚屋なのになぜか鬼まんじゅうが売られております。買って食べてみたらなかなかうまかった。大将と奥さんはむちゃくちゃ元気で、行き当たりばったりの取材&撮影にも気さくに応じてくれました。このあたりに住んでいたら馴染み客になりたいぞ。
(まさ)

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◎旧自治体徘徊シリーズ
2007.09.24 愛知郡八幡村→●□
2008.02.03 西春日井郡楠村→●□
2008.04.17 愛知郡金城村→●□
2008.10.22 愛知郡御器所村→●□
2009.04.03 知多郡大高町→●□
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名古屋雑 | Comments(4) | Trackback(0)
Comment
No title
私も先日向野橋から愛知小学校界隈を始めて歩きました(名古屋生まれなのですが…)。
「閑所」ということば、始めて知りました、勉強になります。

旧御器所村界隈の郡道、懐かしいです、最近名古屋に行くと時々散策しに行っています。
No title
僕もこの企画をスタートして初めて知った言葉です。極小路地は漁村特有のものだと思っていたので、これほど多く残っているとは意外でした。まだまだ探る余地が名古屋にはありそうです。
No title
「鬼」が「勉」に見えてしまったのは、私だけでしょうか?
そんなラフな感じも素敵な、
ナアナア感覚の町、好きです。

ごめんね、「壱」が「宅」で(爆)
No title
まんじゅうも「まんじう」ですね。ツトムまんじう…。

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