ドキュメント網膜剥離手術0006

2011年04月05日
 術後に襲われた猛烈な頭痛&吐き気で、その晩は結局、眠っているのか起きているのかわからない状態のまま。早朝4時半には完全に目が覚めてしまった。
 苦痛は次第におさまったので、とりあえずヤレヤレだったのだけど、その日はほとんどベッドで横になっていました。
 手術の翌日からは、毎朝検診が行われました。最初のとき「眼球に溜まった水が抜けるまで入院になります。経過はおおむね順調」と言われて一安心。一日だけ血圧が低い日があって驚いたけど、すぐに元に戻りました。


110405-1.jpg
哀れなわたくしを完全防備で見舞う女性取材記者(撮影:木村一成氏)

 こんな状態なので本もテレビもダメだし、やることがなくヒマでヒマでしょうがない。闇雲に階段を昇り降りして体力増強でもしてみようかと思ったけど、手術直後に歩き回るとさすがに気持ち悪くなります。こんなときこそ落語の音源でも聴き漁りたいところだが、準備してこなかったのは痛恨だった。目で入院する人は、ウォークマン等に落語をいっぱい保存して持って行くことをオススメします。

110405-2.jpg

 しょうがないので、嫁に持ってきてもらったデジカメで、病棟から見える新幹線や名鉄を撮影してみたり。意外と穴場の撮影スポットです。まあ、すぐに飽きるのだが。あと、嫁にウォークマンを買ってきてもらいラジオを聴いてみたり、萌えボイスの看護師さんといい仲になることを妄想したりしていました。
 正直なところ、マスクで顔を覆った看護師にはちっとも萌えませんね。あ、感染予防じゃなくて萌え予防なのか。

110405-3.jpg

 退屈な入院生活でほぼ唯一の楽しみだったのが、食事。どうせ不味いに決まってると入院前からテンションが下がっていたのだが、食べてみると意外にいける。嫁が「味気ないだろうから」と気を利かせてフリカケやシラスを買ってきてくれたので、より楽しめました。
 ただ、どうしたことか毎食1品は必ず嫌いなものが出てきた。給食が嫌いで、毎日のように苦悩していた小学生の頃を思い出します。昼休みになってもまだ席でもそもそ食ってたり、噛まずに牛乳やお茶で流し込んだりしてたなあ。もう大人なので嫌いなメニューは堂々と残せるのが嬉しい。
 ひとつ不思議だったのは、時々付いてきた紙パックの牛乳が、岡崎の「中部牛乳」だったこと。地元の「名古屋牛乳」じゃないのはなぜだ。納入業者の入札にわざわざ三河から来たのだろうか。いや、どうでもいいんですが。

 そんなこんなでおとなしく日々をやり過ごしているうち、手術から4日後の診察で「もう退院してもいいですよ」とのお達しが。おお!いつ?「今日でもいいですよ」って、今日は嫁が迎えに来られないんです!ていうか、気分的にだいぶ盛り返してきたことだし、もう2、3日くらいのんびり病院にいてもいいかなーって…。
 そういう怠惰なことを言ってる場合でもなく、嫁が迎えに来ることができる翌夕方に退院することに決定。丸7日間の入院に幕をおろした次第です。

110405-4.jpg
(目によさげな風景シリーズ9/新城市能登瀬 2010.07.10撮影)

 本来なら1週間くらいは仕事もせず家で怠惰に、いや安静にしているべきところですが、翌日は無謀にも入院前から仕事が入っており、眼帯のままで常滑の一六市や大府の「元気の郷」に取材に行き、フラフラになってました。以後も数週間は、原稿を打つのもカメラのファインダーを覗くのもつらく、本当にまいった。
 いやはや、目は大事にしたいものです

おわり…といいたいところだが、実は今、手術したほうの眼球にデキモノらしきものがあって、おそらくいずれ切除手術をしなければならないのです。とほほほ…(大山のぶ代時代のドラえもん口調で)。
(まさ)

----------------------------------
◎ドキュメント網膜剥離手術シリーズ
0000→●□●□●□
0001→●□
0002→●□
0003→●□
0004→●□
0005→●□
スポンサーサイト
そのほか | Comments(4) | Trackback(0)
Comment
中京病院から、、
手術レポートとは関係無い話で恐縮ですが、二枚目の写真で新幹線
N700系?の向こう側に見える高層住宅あたりが私の住む町なのです。
私も中京病院に入院したことがありますが、入院病棟は高層階で
見晴らしは良かったですね。すぐ飽きますが。
時々来るドクターイエローが楽しみくらいだったかな。
それと、入院食は私は合わなかったです。苦痛でした。
毎日三食もいらないとも。
おなか減らないし。
No title
そういえばカメラを構えてたら、何人かいた子供の患者の保護者に(小児科と眼科の患者がいっしょになったフロアだったので)「ドクターイエローを撮るんですか?」とマニアックなことを聞かれて驚きました。いつ通るか知らんわい。
すぎやまさんの地元界隈は行ったことないです。今度、徘徊してみます。警察に通報しないでくださいね。
はじめまして
まささん、はじめまして。オーリと申します。
私も3/25に網膜剥離の手術を受けました。
私はバックリング術というものでしたがまささんのもそうなのかな?
でも座ったまま手術?それに点眼麻酔だけですか?
目の下から麻酔の注射はしなかったのかなぁ。
すみません、いろいろ聞いちゃって。
大変な手術でしたし(私は結構痛かった!)術後もまだ焦点が合わずくらくら、
ほんとに思い出すのも恐ろしいですが
まささんのブログ,面白くてところどころ笑っちゃいました。
ほんとに隣のじいさん、おまえこそ眼球に(以下私も自粛・・)
病院食,私も意外においしい!と思って楽しみでした。
ただ私はよく食べる女なので量が全然足りなかったけど。

でもできものの切除手術ですか?(ToT)それは大変ですね。
どうか軽く済みますよう祈っています!

No title
術式の名称は医者から聞いた覚えがないですが、たぶんそれです。麻酔注射は、言われてみればしたような気もするけど、脳が思い出すのを拒絶しているのかもしれません(オオゲサ)。
右目のデキモノはともかく、朝PCに向かっていると今だに焦点が合わなかったりします。あと関係ないけど、黄砂もしくは花粉のせいか手術しなかった左目が異様に痒い、って両目ともヤバイ。まったくもって困ったもんです。
オーリさんもお大事に…。

管理者のみに表示