GHO

2010年12月11日
 またまた飛騨ばなし。今回の取材の空き時間には、初めて下呂の本町・塚田町を歩いてみました。市街地の南のほうです。
 下呂というと、一般的にはホテルや旅館が建ち並ぶ大字「湯之島」のイメージが強いと思われますが、行政機関や金融機関は、通称本町を含む大字「森」に集まっています。

101210-1.jpg

 この筋は、国道41号の旧道の旧道、すなわちもともとの「飛騨街道」にあたります。狭い通りに商店がそこそこ集まっていて、まったくもって岐阜的な田舎町で、実に味わい深い。益田信組本店をはじめ、奥田家下呂膏、古屋醤油店、マルナカ製麺所などレアな店が目白押し。なかなか楽しいぞ。
 下呂温泉は、正直なところ温泉街らしい情緒がもう一味ほしいと常々思っているのですが、本町界隈と比べると、あの温泉街もそれなりに「異世界」に見えます。

 そして下呂の北隣、旧萩原町の中心市街地もゆっくり歩いてみました。

101210-2.jpg

 こっちもそれなりの町場です。メインストリートの飛騨街道に加え、並行する旧役場の通り、飛騨萩原駅前通りがあって、町の規模の割に多層的。町並みのポイントは風格ある店構えが実にいい天領酒造。酒も旨いっす。
 今でこそ益田郡全域が「下呂市」となり、市役所も旧下呂町に置かれていますが、もともと益田郡の中心は萩原でした。明治・大正期の益田郡役所は萩原に置かれていたし、その流れか、県の総合庁舎(昔の県事務所)は今も萩原にある。下呂警察署(旧名は萩原警察署)があるのも萩原。
 住民気質についてインタビューしたことないんだけど、下呂と萩原、絶対にライバル意識がありそうだ。今回出会ったパブリック系の人に「下呂市の合併は、失敗した揖斐郡や大垣と違って、割とスムーズに話がまとまったんじゃないですか?」と水を向けてみたら、「いやいやいや、いろいろありましてね…」だって。ちなみに新市名案には「南飛騨市」というのもあったそうな。

 さらに北上して、旧小坂町の中心街もひと歩き(某編集部もどんだけ空き時間があるスケジュール組んでるんだ。嬉しいけどさー)。

101210-4.jpg

 上の二つに比べるとちょい格下感は否めませんが、山岳地帯らしくてよいですね。
 三者三様なんだけど、こうやって町並み中心部の写真だけを並べると「何が違うんだ」と言われても、まあ仕方ない気もする。
(まさ)
スポンサーサイト
飛騨雑 | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示