アウトオブ絶景本0011

2010年11月12日
 秋も深まってまいりました。去年は取材半分遊び半分であちこちへ紅葉を見に行ってきましたが、今年はちっとも動いておりません。なんか近頃、知多か名古屋か尾張方面ばっかし。
 そんなわけで、紅葉景色もちょびっと載せている拙著「鉄道でゆく東海絶景の旅」」(風媒社/1575円/詳細→●□)のボツネタお蔵出しシリーズ。
 この本では、マニア方面からはめったに顧みられることのない地元の岐阜西部をなんとか取り上げてやろうと苦心して、大垣の金生山(美濃赤坂支線・美濃赤坂駅下車)と南濃の水晶の湯(養老鉄道・駒野駅下車)を紹介しました。いや、作り手として頑張った。金生山なんて誰が景色を求めて登るのかと。
 心残りは樽見鉄道沿線を出そうと思っていたのに、結局ボツにしたこと。実は二つも候補があって、ひとつは糸貫あたりにどばーっと広がる柿畑。地元らしくて好きな景色なんだけど、どう撮っても絶景っぽくならなかったのでやめました。
 もうひとつは奥のほう。高科から高尾にかけて見られる根尾川の渓谷。地味な根尾川にも深山幽谷っぽいところが少しだけあります。鉄橋を渡る列車を入れて渓谷が撮影できるポイントが一ヶ所あり、そこから撮ったのがこちら。

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 おお、中央の出版社の鉄道本に出てきてもおかしくない景観!なんだけど、「××峡」という名称が付いているわけでもなく、文人墨客が訪れたわけでもなく、原稿を書けるほど話が膨らまないので、涙を飲んでボツに。場所は、日当駅から右岸の県道を南へ約1キロの地点。

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 名前の割に日がちっとも当たらない日当駅。
 どうでもいいけど、僕が樽見鉄道に乗ったのは平成元年の神海-樽見延長開業初日が最後。国鉄樽見線時代から数えても、3回くらいしか乗ったことがない。ほんのわずかだけ地元の揖斐川町(旧谷汲村)をかすめているんだけど、根尾川流域って用がないからなあ…。
(まさ)
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岐阜中部・西濃雑 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
樽見鉄道
先日、華厳寺に行くため、谷汲口まで樽見鉄道に乗ってきました。
ようやく山の中に入ってきたと思ったら下車することに・・・
その先には こんな素晴らしい車窓風景があったのですね。
また乗りに行きたいと思います。
No title
トンネルが連続しているので、渓谷が見られるのはほんの一瞬だけかも…。かといって、車で沿線を走っても絶景ポイントはそんなに見当たらず、いずれにしろ難易度の高い地域ですね。
個人的には高科あたりの農村風景がけっこう好きです。

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