リトル相月

2010年07月17日
 一週間前、うちら夫婦と友人のカメラマンNさん母娘(知多北部在住)で、天竜区佐久間町に行ってきました。Nさん母の在所が佐久間で、墓参りに同行することになったのだ。僕の好きな佐久間にゆかりがあるというだけでも素晴らしいが、なんと親戚が相月にあるといい、そこにも顔を出しに行くという。いや~、Nさんと知り合って本当によかった。
 相月は以前このブログでも少し書いたことがあり(→●□)、拙著「火の見櫓暮情」「鉄道で行く東海絶景の旅」でも書いた、思い入れのある地。どこにあるか改めて説明しますと、飯田線の相月駅あたりから国道152号を外れて山の中へ1キロほど分け入ったところ。擂鉢状の土地で、傾斜地に上から下まで民家が並んでいるという、少し不思議な風情の集落です。
 Nさんの親戚があるのは、擂鉢の底から上まで登り切ったあと、さらに奥へと入り込み、山上のわずかに平らになったところで、通称「小相月」という数軒の地区です。渋すぎる!相月だけでも隠れ里っぽいのに、さらに隠れ里度が強く、まあ普通の人が行くことはないでしょう。

 北条峠の佐久間伝承館で昼飯を食べたあと、久々にやって来ました小相月。

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 いや~、何度来ても(まだ三回目だが)味わい深いこの雰囲気!遠州にはこういう集落が多いけれど、ここは周囲からの隔絶感がより強くて、開放感も孤独感も秘めています。
 左端に見えるのが、小相月に住む親戚のおじさん。ぐるっと一周、集落を案内してくれました。

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 前に来たときは茶畑の印象しかなかったのだけれど、歩いてみると水田や普通の畑もけっこうあった。こちらは、豆畑に草を敷くおばあさん。こうしないと鳥が豆を啄ばんでいってしまうんだそうな。
 実は今回、小相月に連れてきてもらったのは、HINOMIを確認したかったという密かな狙いもありました。というのも、07年末に浜松市消防団の相月分団を取材したとき、小相月にも小さい火の見櫓(半鐘台)があるという情報をもらっていたのだけれど、その時は見つけることができなかったのだ。
 そこで、親戚のおじさんに連れて行ってもらうと、目立たない場所に例によってHINOMIが!

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なんでこんなモノに興味があるのか理解できない同行者ご一行 ↑

 木の陰に隠れて分りづらいですが、半鐘と木槌もしっかり残存しています。一行が立っているのが、相月と小相月を結ぶ古道。車道ができたのはずいぶん後だそうで、なるほど、かつては便利な立地だったわけです。

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 僕一人だけが盛り上がったHINOMIツアーのあと、自家製五平餅や自家製ゆべし、ラッキョウ漬けなどをたらふくいただきました。これがまた美味いのなんの。
 Nさん、お母さん、小相月のおじさんおばさん、どうもありがとうございました。
(まさ)
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遠州雑 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
HINOMIツアー
>僕一人だけが盛り上がったHINOMIツアー
なんかよくわかります(^^)
近頃子ども達も着いて来なくなりました(+_+)
No title
ウチの嫁は洗脳の甲斐あって、屋根と飾りが付いた大型の火の見櫓については「カワイイ」!と言っております。
ところでこの途上、R151を走ったら旧鳳来町井代の頑健な火の見櫓が撤去されてました。撤去がじわじわ進んでます。

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