長沢の参道めぐり

2010年06月15日
 毎号制作に参加している春夏秋冬叢書の季刊誌「そう」27号が発売中です。今号のキーワードは「音」。わたくしは毎号おなじみの地名&小学校に、「編音景」のタイトルで幡豆にある製鋼所の記事を、嫁は「梵音(=読経)」と航空自衛隊浜松基地・中部航空音楽隊の記事を担当しております。

 今回取り上げた地名ネタは、三河遠州の「音地名」といえばこれしかない!旧音羽町。

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(宮路山林道から望む音羽の真ん中。手前は音羽中学校、左は赤坂台団地、奥は萩地区)

 実はこの「音羽」、地名としても日本語としても、正確な意味がわからないのです。自治体としての音羽町は、昭和30年に赤坂・長沢・萩の3町村が合併した際、町域を流れる音羽川から町名を採用しています。じゃあ、川の名前はいったいどういう意味?というと、どこを調べても出てきません。
 本稿ではその謎に、シロウト考えで迫っています。興味のある方は買って読んでください。

 音羽の意味はわからないのだけれど、名称の発生地はどうやら長沢(岡崎市と接する旧町西部の地区)らしい。そこで今回は、長沢を重点的に撮影しました。
 いつもは国道1号でサーッと通過することが多い長沢には、雰囲気のよいマイナーな寺社が点在していることに、今回初めて気が付かされた次第です。

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 まずは、向谷集落にある栄善寺、の参道。文永9年(1272)創建の浄土宗寺院で、現在は無住。弘法大師作の大日如来が安置されているそうな。
 寺自体は小さくて地味なのだが、自然石を積み上げた参道の味わい深さにはヤラレた。案内板によると「平安様式」の石段という。石段に時代様式があるのか?

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 続いて八王子集落にある八王子神社、の参道。苔むした自然石の石段が木立の中に吸い込まれてゆくようで、これまたなかなかのおもむき。音羽蒲郡IC入口の「えびせんべいとちくわの共和国」(いつも疑問に思うんだが、なぜ共和制?)のすぐ南にあるので、えびせんを試食したついでに参拝するのもいいかもしれません。しなくてもいいかもしれません。

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 そして最後は関屋集落にある立信寺、の参道。国道1号北側の高台にあるので、車で走っていると気付きません。
 名鉄の線路を跨いで寺に行くのだが、この橋のシブさといったらもう。標識では「小特」は通れるようになっているけど、小特でも走る人はいないでしょう。誰か挑戦してみては?(と無責任に推奨)
 あと、本誌に使われたメインの写真は、東名の北側にある児子社(ちごしゃ)の参道。長沢のみどころは、とにかく神社仏閣、の参道なのです。
(まさ)
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