アウトオブ絶景本0002

2010年05月14日
 5/1に発売された拙著「鉄道でゆく東海絶景の旅」(風媒社/1575円)プロモーションシリーズ(詳細→●□)。行ってはみたけどボツにした展望スポットの救済(?)企画です。

 本書では知多半島のポイントを4か所取り上げております。その中でもっとも眺めがいいのは、名鉄常滑線西之口駅から1キロ弱の丘の上にある大野城跡(→●□)。天守閣風の展望台から眺める伊勢湾は、おそらく10人中8人は絶景と認めてくれるでしょう。
 実はこの大野城跡から北へわずか2キロのところに、もうひとつ天守閣風の展望台があります。それは知多市の大草公園。

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 知多四国69番慈光寺と70番時蔵寺の間にあり、大草城という城跡に整備されています。建造は昭和54年。
 大草城は、戦国時代末期のほんの一時期しか存在しなかった「幻の城」。というのも、堀、土塁、本丸&二之丸敷地まで作られて、あとは御殿を建てるだけ、というところで城主(織田長益)の移封により、そのまま廃城になってしまったからです。
 そんな城跡に史実にない天守閣風の展望台とは、ホント昭和後半の行政ってしょうもないものばかり作りますね。
 そういえば先日行った松阪で聞いた話では、大草の展望台が建設されたのとほぼ同じ時期に、江戸時代に台風で倒壊した天守閣を再建しようという話が出たけれど、賛否両論渦巻いた挙句、取りやめになったそうな。
 まあ、眺めがよければいいけど。

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 フェンス邪魔!
 大野城跡の展望台も見えるのだが…

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 こっちも邪魔!
 もっともフェンス以前に標高が低いので、大野城跡からの眺めとは比べものになりません。よって没。ただし、展望台の写真は昨年作った「知多巡礼紀行」のコラムに使用して、元は取っております。

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 展望台はこんなんだけど、城跡自体は城にあまり興味のない僕レベルが見ても、土塁や堀などの分かりやすい遺構がけっこう残っていて、それなりに面白い。
(まさ)

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●□ お 知 ら せ □●
1、気まぐれにアイツアーズ(産業観光)のブログを更新しました→●□
2、著作および制作に関わった本が発売中です。よろしくお願いします。

zekkei.jpg ←クリックで拡大します
鉄道でゆく東海絶景の旅
著者 内藤昌康
定価 1575円
発行 風媒社

100316-1.jpg ←クリックで拡大します
2010年版地図ガイド 知多四国巡礼
監修 知多四国霊場会(内藤は執筆・撮影・地図ディレクションを担当)
定価 1500円
発行 歴遊舎
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