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  •  先日、所用で岐阜市街に出たついでに、市街西部の本郷町の「けやき並木」を見物してきました。 道路を覆いつくすケヤキの巨木が実に見事な560mの通りです。このような壮観な並木道は岐阜県ではたぶんここが唯一で、それなりに知られた存在ではないでしょうか。沿道にオシャレなカフェ等もいくつかあります。 案内板によると、この道は昭和32年に開通した都市計画道路で、当初はポプラ並木だったのが昭和56年の台風で多くが倒れ... 続きを読む
  •  海辺から伊勢市街に行きまして、伊勢市駅の西側にある「しんみち商店街」を歩いてみました。 県道37号鳥羽松阪線と並走する600m弱のアーケード商店街です。正式な商店街組織名は「伊勢銀座新道商店街」というらしいですが、銀座の文字は見当たりません。 行ってはみたもののその日は一斉休業日だったようで、軒並みシャッターが下りがらーんとしていました。商店街散策をするなら日を選ばないといけません…。 しんみち商店街... 続きを読む
  •  もう一つ伊勢市の海辺の町で、神社港の北隣の大湊という町にも行ってみました。 地図で見るとこのように、五十鈴川と宮川の河口に挟まれた三角州の上に町が開かれています。地名が示すとおりこちらも神社港とともにかつて湊町として栄えたところとか。 それなりに大きな町で、独特の地形も相まって独立した地域らしい感じはありますが、神社港と同様に景観的には上級者向けでしょうか。 大湊は造船業や造船用道具類の生産も盛... 続きを読む
  •  賢島の翌日は伊勢市内を少しウロウロしまして、市街北西に位置する神社港(かみやしろこう)という町に行ってみました。 ここは五十鈴川と勢田川の合流地点のほとりに開けた古い湊町です。かつては「伊勢神宮の海の玄関」というポジションにあり、三河方面から伊勢へ向かう船がここに接岸していました。 なので、もしかすると三河との繋がりを示す何かが残っているんじゃないか、でもってそのネタで春夏秋冬叢書「そう」で連載... 続きを読む
  •  賢島の真珠店では、一軒だけが駅から離れところにポツンとあります。 それがこちらの出口真珠。賢島エスパーニャクルーズは全便ここに15分ほど立ち寄り、乗客は店内で真珠養殖の肝となる工程「真珠の核入れ」の実演が見学できます(あと買い物も)。 コースに組み込まれているので何も考えずに降り立ちましたが、実演のオバチャンも展示資料もショップもものすごく昭和な雰囲気で、なかなかよかったです。もう少し滞在して、じ... 続きを読む
  •  その賢島のメインストリートは駅から船着場に通じる短い通りで、国道167号に指定されています。 この通りと、東に平行する裏通り(愛称「かしこみち」)の30m×65m四方の2ブロックが賢島の中心部になります。パンフレットによると賢島には12軒の真珠店があり、うち6軒がここに集中しています。 なかでも目を引くのが松井真珠店。明治38年の創業で、鉄道が開通した昭和4年にここに店を構えた老舗です。ここは取材先のひとつで、... 続きを読む
  •  今回の賢島取材、本来ならば鉄道で行きたいところでしたが移動の都合により車利用となりまして(横山展望台へのアクセスが車でないと面倒なので)、乗り降りはしなかったけど賢島駅もいちおうチェックしてきました。 櫛型のホームと垂直に建てられた横長・二階建ての駅舎です。wikiによると昭和45年に著名な建築家の村野藤吾の設計により建てられたそうな。なるほど、いかにも昭和40年代の現代建築っぽくて、味わい深い。 一階... 続きを読む
  •  志摩半島にはメジャーなビュースポットがいくつもありますが、今回の雑誌の記事は賢島と英虞湾がテーマだったので、英虞湾を一望できる横山展望台に登ってみました。志摩市最大の町場、阿児町鵜方の西にあります。 15年ぶりくらいに来てみたら、テラスやらカフェ併設の物見櫓やらができていて驚きました。以前はとりたててどうということのない地味な展望台だった記憶があるのですが、案内板やロゴも今時のデザインになっている... 続きを読む
  •  5月末、とある旅行雑誌の取材で12年ぶりに賢島へ。 近鉄終点の賢島は、沖縄本島のゆいレールを除けば日本で唯一鉄道が通じている「天然の離島」です。天然の離島という呼び方もなんかヘンだけど、埋め立てでできた人工島には鉄道が走っているので、それと区別して…。 ただ、本土と賢島の間は短いところでわずか20mほどしかなく、電車で行くときはよほど気にしていないといつ島に上陸したのかもわかりません。賢島という地名も... 続きを読む
  •  春夏秋冬叢書「そう」71号連動ネタ。 他地方に行った三遠南信の産物や人物の来歴と変貌を、わざわざ現地に出向いて探る企画「三遠南信産××育」では、戦国時代に深溝(幸田)の人が移住して開いたのがルーツという桑名の漁師町、赤須賀を取り上げました。 揖斐川河口から4キロほど上流、国道23号の揖斐長良川大橋のすぐ北にある河畔の町です。ここはハマグリの水揚げ地として知られており(→●□/●□)、ハマグリ料理を比較的リー... 続きを読む
  •  切越の入口で遭遇した須佐之男神社の夫婦ヒノキは強烈でしたが、今回切越を訪れた一番の目的は、神社からさらに奥に行ったところにある「八面石塔」でした。数年前、女性取材記者(まり)が友人のライターKさんに連れられて見物に行き衝撃を受けた、と聞いていた代物です。そんなに凄いのなら一度は見ておかねば三河系ライターの名折れというもの(折れるほどの名は成していないし三河系ライターというのも意味がわからないけど... 続きを読む
  •  春夏秋冬叢書「そう」71号連動ネタ。というか、ちょっと一足伸ばしてみましたネタ。 その生平学区の5集落のうち、最奥部に位置する切越には一度も足を踏み入れたことがなかったので、この機会に行ってみることにしました。 ここは県道37号から男川の細々とした支流に沿って4キロほど遡ったところに位置するどん詰まりの集落。生平学区の他の集落からダイレクトに行く道がなく、いったん旧額田町の桜井寺を通らないと行くことが... 続きを読む

MARUKADO

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東海地方を縦横無尽、全国各地に神出鬼没の取材・執筆・編集事務所。
ライター/編集者/媒体によっては撮影も。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住
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