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  •  もうひとつ、北総滞在中の暇つぶしシリーズで成田市内の寺を。 成田市の北端、利根川のほとりに旧下総町滑河という町があります(JR成田駅から成田線の佐原・銚子方面行きに乗って二つめ)。この町にある天台宗寺院「滑河観音龍正院」に寄ってみたら、仁王門がなかなか凄かった。 なんと茅葺なのである。室町時代に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。手入れもよくなされているのか、大変美しい。こういうき... 続きを読む
  •  首都圏の寺に行くと、東海地方ではあまりお目にかからないアイテムがけっこうあってなかなか楽しいものです。千葉県宗吾霊堂の石モノからその一例を。 まずは境内地を囲う石塀。こまかなデコボコの石の「台」の上に、御影石らしき石で作った柱と桁の「枠」を置き、その中に別の種類の黒い石で作った「石板」を嵌め込んでいます。さながら石の見本市の様相。勉強不足ゆえそれぞれの石の産地はわかりませんが…。 中央の柱に「松... 続きを読む
  •  知多半島の寺で見られる陶製や石製の「天水桶」は、ぜんぜん桶じゃないじゃん!ということを前回書きましたが、実は首都圏の寺では桶が多かったりします。(2015.07.09) たとえばこれ。今や世界レベルで有名な浅草観音浅草寺に寄進された鋳物の天水桶とか。これぞまさしく天水「桶」。製作は鋳物産地として有名な東京近郊の埼玉県川口市の鋳物師。天水桶にも地域特性が現れるのです。 首都圏の寺をそんなに回ったわけではない... 続きを読む
  •  井戸筒は名前からして「井戸専用土管」という感じがしますが、用途は別に井戸に限らないようです。例えば、神社仏閣の軒下に置かれる「天水桶」も、井戸筒の範疇に含まれます。 こういうヤツですね。防火用に雨水を溜めておくための設備です。写真は、向山共同井戸から西へ100mほどのところにある常滑きっての古刹、正住院の山門。 ただし、山門左側の天水桶は井戸筒そのものですが、右側の天水桶はこのように「用水」の文字が... 続きを読む
  •  まだ引っ張る井戸ばなし。知多半島における共同井戸の事例や遺構をいくつか。(2013.10.04) 南知多町の内海西端地区にある共同井戸。いかにもまだ使われていそうな雰囲気ですが、実態は調べていません。こちらもいつか記事にできないもんかと考えていましたが、山方の向山井戸をやっちゃったので当分機会はないでしょう…。(2013.11.19) 半島先端の師崎では、このように町中の辻に井戸が点在しています。セコ道(→●□)が複雑... 続きを読む
  •  知多半島南部限定のローカル媒体10月号で企画した常滑の井戸筒特集では、現役の向山井戸のほかにもいくつかの井戸を見てきました。巡るほどにどんどんマニアックになっていき、誌面に取り上げる余地がなくなってしまったので、こちらにアップします。 そのひとつ、陶の森で教えてもらった市場町6丁目の井戸。近所の数軒による共同井戸だったらしい。市場町も向山井戸組合のエリアの一部ですが、北井戸からこのあたりまでは150m... 続きを読む
  •  その向山井戸ですが、現世話人の方が議事録や出納帳など創設以来の記録を保管されており、見せていただくことができました。議事録を読み込んだところ、おおよそ以下のような歴史が判明しました。なお、向山は山方界隈の丘陵地の通称名と思われます。昭和2年6月26日発起人協議会を向山・鯉江嘉之助宅で開催。三字(山方・市場・保示)の各町内の代表13名が出席。昭和2年6月28日協議会に先立つ6月25日に決定していた開削場所で、... 続きを読む
  •  いま、とこなめ陶の森資料館で企画展「常滑の井戸筒(いどつ)展」が開催されていますが(開催期間は10/14まで)、それとコラボというか便乗させてもらって、自分が企画制作している知多半島南部限定のローカル媒体の10月号で常滑の井戸筒特集をしてみました。 井戸筒とは井戸を保護するための設備で、木製や石製もありますが、やきもの産地の常滑ではもっぱら陶製です。簡単に言うと口径の大きい土管。19世紀初頭から生産が始... 続きを読む
  •  春夏秋冬叢書「そう」64号連動ネタ。 この「カンバンの手帖」は、「そう」の巻末に設けられている本誌参加メンバーの雑記コーナー「街頭録音」で、僕がやっている自主企画のカンバンネタ連載のタイトルです。そうの方が開始が早く、いわば本家。こちらは後発なので「ブログ版」と付けています。で、今回のカンバンは本家の方との連動。 落目の撮影や森林鉄道の廃線跡を見物したのち、情報収集のために設楽町役場&設楽町民図書... 続きを読む
  •  春夏秋冬叢書「そう」64号連動ネタ、というか2号さかのぼって「そう」62号連動ネタ。 森林鉄道の廃線跡と言えば、先月上旬にとある取材で浜松市天竜区の旧春野町に行った際、気田森林鉄道の廃線跡も見物してきました。気田森林鉄道については、今年3月発刊の「そう」62号ので門桁を取り上げた際にも触れましたが(→●□)、旧春野町気田の営林署と旧水窪町野門桁の国有林を結んでいた路線です。(クリックで拡大します) 9月にチ... 続きを読む
  •  間にバスネタが挟まりましたが、春夏秋冬叢書「そう」64号連動ネタで、落目、栗島の続き。 栗島在住の「落目最後の耕作者」だったお爺さんを教えてくれたのは、そう56号の無知押の取材(→●□/●□)でもお世話になった、三都橋地区の折立(国道420号沿いの集落)在住の方でした。いろいろ話を伺っていると田峯森林鉄道の話になったので、ついでに折立の廃線跡を見物してきました。 田峯森林鉄道は、田口線田峰駅付近から寒狭川・... 続きを読む
  •  笹合橋、門原から気田川沿いをさらに下流に進みまして、天竜区小川地区の中心にある中島停留所に行くと、ここにも国鉄バス時代の待合室と思われる建物が残っていました。 しかも立派な屋根瓦の建物で、地蔵堂や観音堂と見まごうばかり。ただ、今は地域のゴミ集積所として使われていますが…。 旧待合所の脇には階段があり、その上には広場らしき空間が見えます。たぶん小学校の跡で、階段はバス通学の子供のためのアクセス路だ... 続きを読む
  •  揖斐川町のように、一般路線バス→自治体営バス→予約制乗合方式に変遷したバスといえば、浜松市天竜区の「ふれあいバス」があります(続けて書くネタとしてはあまりに離れすぎてて、誰もピンと来ないと思いますが…)。9月上旬、とある取材で天竜区方面に行った際、たまたま旧天竜市竜川地区で運行されている「天竜ふれあいバス門原線」の沿線を通りました。 この路線はもともと国鉄バス天竜本線の支線・東天竜線で、遠江横山から... 続きを読む
  •  昨日9月30日限りで、揖斐川町コミュニティバスの運行を委託されていた名阪近鉄バスが撤退しました。コミュニティバスの大幅な整理再編と揖斐タクシーへの移管に伴うもので、今後はマイクロバスとジャンボタクシーでの運行になるため、揖斐川町内における大型バスによる路線バスの歴史に終止符が打たれたことになります。(新丁バス停を通過する春日線美束行き) 子供の頃から馴染んできたバスが消えてしまうのは寂しい限りです... 続きを読む

MARUKA-DO

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東海地方を縦横無尽、
全国各地に神出鬼没の
取材・執筆・編集事務所。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住

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