おじゃまんが奥山田君

2017年08月11日
 話題が前後しますが、岡崎市のシティプロモーションサイト「岡崎ルネサンス」内のコンテンツ「“〇にナる”岡崎まちものがたり」の記事の続き。
 女性取材記者は桑谷キャンプ場(→●□)と岩槻信治(→●□)を書きましたが、僕は「岡崎まちものがたり」で受け持った上地学区より、上地八景&新上地八景をピックアップして記事を書きました(→●□)。
 上地は岡崎市の南部に位置し、国道248号と岡崎環状線が交わるあたりの地域です。大規模な区画整理事業により昭和58年に誕生した新しい学区で、その草創期、郷土意識を育てようと地元の人たちが制定したのが上地八景です。
 その八景のなかに「奥山田池」という溜め池が選ばれています。ここです。



 名所でもなんでもないただの溜め池で、上地学区の住民以外はほとんど知らないんじゃないかと思います。自分も上地に関わるまでは気に留まったことがありませんでしたが、上地八景を紹介するにあたり取材に行ってみました。

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 シブい、シブすぎる!

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 池の形はほぼ長方形。そのうち北面にのみ遊歩道が整備されており、見事な松林の下を歩けるようになっています。溜め池のほとりでこれだけの松の群生が見られるところもなかなかないのでは。溜め池と松が好きな人は絶対に見に行くベき!(そんな人いる?)

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 池は明治20年に砂防用に築造され、戦後ほどなくして現在の形に改修されました。池の北西角には昭和30年に建立された改修記念碑が建っており、これまたドシンプルでシブすぎる。

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 奥山田池は砂川(上地および福岡学区を貫流し広田川に注ぎ込む地味リバー)の水源になっており、池の南西角に水門が設けられています。その水門が閉じられているので、ご覧のとおり最上流部は涸れています。ここに水がダーダー流れている風景を見たいものですが、いつ水門が開くかわからず、もし水流を見られたら超レア!
 というわけで、ここ数年でもっともシブい場所の取材だったのでした。

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(1:50000地形図「岡崎」/大日本帝国陸地測量部/昭和7年発行)

 オマケ。戦前の上地学区あたりの地図。
(まさ)
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