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  •  春夏秋冬叢書「そう55号」連動ネタ。というか、取り上げようかどうしようか迷ってボツにしたネタ。 地名探訪では豊川市の当古を取り上げましたが、最後までどっちにしようか悩んだのが岡崎市の古部(こぶ)です。山間部の河合地区の奥のほうにある集落です。小学校の学区でいうと生平学区。 さほど地形的な険しさのない岡崎では、山あいの村であってもたいてい別の集落に抜けられる道があるものですが、男川の支流の最奥部に位... 続きを読む
  •  春夏秋冬叢書「そう55号」連動ネタ。 毎号やってる「地名探訪」では、古の付く地名として豊川市の当古(とうご)を取り上げてみました。当欄はキーワード縛りの都合上、マイナーな集落をピックアップせざるをえないことが多いのですが、今回は姫街道の豊川渡河点にある集落ってことで、比較的知られたところではないかと思います。そうか? 豊川右岸堤防からみたガラス温室&当古の家並&本宮山。 堤防を下りて家並の中に入り込... 続きを読む
  •  春夏秋冬叢書「そう55号」連動ネタ。 先述のとおり渥美半島には「○○瀬古」という小字が40ほどありますが、中でももっとも分かりやすいのが旧渥美町・泉地区にある内陸の小集落、馬伏(ばぶし)。 ご覧のとおり、人家密集地は「中瀬古」「西瀬古」「東瀬古」とキレイに分かれています(ドラッグすると東瀬古も出てきます)。 幹線道路からやや離れたこの集落は、東三河フリークを自称するわたくしもこれまで気に留まったことが... 続きを読む
  •  春夏秋冬叢書「そう55号」連動ネタ。 セコは基本的に「狭い道」を意味すると書きましたが、田原市に行くと「瀬古」の文字を当てる小字が40ほどあります(例:野田町辻瀬古、福江町上紺屋瀬古など)。大学時代に豊橋に住んでいた僕は「セコは道の意味」との認識があったので、これはどういうことかと前から疑問に思っていたのですが、今回の取材で渥美の方に聞いて初めて謎が解けました。本誌にも書いたとおり、渥美半島でセコと... 続きを読む
  •  春夏秋冬叢書「そう55号」連動ネタ。 カメラマンAさんとともにいざ形原のセコに入り込まんとしたとき、県道321号沿いでこのような石像を発見。 三浦萬太郎という人の像です。どんな人だったのかが台座の裏に刻まれており、以下要点。◎明治2年に形原本町で生まれた医師で、慈善事業に情熱を注いだ◎その形原本町は土地不足解消のため大正末年から昭和4年にかけて海岸の埋め立て工事が行われ、土地造成後に造られた道路の建設費... 続きを読む
  •  春夏秋冬叢書「そう55号」連動ネタ。 今号では旧知のカメラマンAさんと組んで、東三河の「セコ(世古・瀬古)」をひたすら巡ってみました。セコというのは基本的に「狭い道」という意味で、主に東三河南部、知多半島南部、伊勢志摩あたりで使われている言葉です。意味の通る漢字を当てると「狭処」になり、ケチ・ズルい・下手などを意味する「セコい」とは語源が違うので念のため。(蒲郡市三谷)  このような、家と家の隙間... 続きを読む
  •  発刊からだいぶ経っておりますが、春夏秋冬叢書「そう」55号が発売中です。今号のキーワードは「古」。私は例によって「地名探訪」「三遠南信産××育」に加えて、東三河方言のひとつ「せこ(世古・瀬古)」と飯田線長篠城駅の前名の「長篠古城趾駅」の文章を、女性取材記者(まり)は飯田市の飯田高校にある日本最古の現役ピアノを担当しています。 私の書いた記事のひとつ「長篠古城趾駅」は、開設の経緯を探ってみたら意外なド... 続きを読む

MARUKADO

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東海地方を縦横無尽、全国各地に神出鬼没の取材・執筆・編集事務所。
ライター/編集者/媒体によっては撮影も。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住
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