名作モンキー

2017年04月11日
 その旧福岡町下野には「下野庚申堂」という有名物件があり、そちらもついでに見物に行ってみました。

170409-4.jpg

 案内板によると創建は鎌倉時代、堂内に祀られる秘仏の青面金剛は行基の作。鳥居の横には新愛知新聞社制定の「岐阜県十名所」に選出されたことを記念する昭和二年製の標柱が立っています。新愛知は中日の前身で、岐阜県十名所はたしか読者投票で決められたもの。愛知県版もあり、他所でも同様の標柱を見た覚えがあります。
 有名物件豊富な岐阜県下でベストテンにランクイン(組織票説も…)するほど昔は参拝客がとても多かった、という話をかつて地元の人に聞いた覚えがありますが、今は静かなものです。北恵那鉄道でやって来た参拝客は、谷底にある美濃下野駅から河岸段丘上のここまでゾロゾロ歩いてきたのでしょうか。
 で、本堂の前にはこのような名品が。

170409-3.jpg

 セメント像の三猿だ!製作者銘および建造年は見当たらず。雰囲気からすると十名所選定の頃に造られたように思いますが。

170409-5.jpg

 気に入ったので顔のアップも。体毛の作り込みの細さに職人技がうかがえます。

170409-2.jpg

 でもって三猿の反対側には眼光鋭い鶏も(詳しくは知らないが青面金剛には猿と鶏が付き物らしい)。脇の子はエサをついばんでいます。猿ともどもリアルな造形および情景描写なのは、写実主義の作者だったからでしょうか。
(まさ)
スポンサーサイト
中濃・東濃雑 | Comments(0) | Trackback(0)
 | HOME |