巨鯛と2歳児

2013年07月30日
 知多の祭りネタ連発ですが、土日は南知多町豊浜の鯛祭りを2年ぶりに見物に行ってきました(2年前はこちら→●□)。土曜日はいちおう取材というか記事にできるかのリサーチで、鯛ではなく、津島神社に奉納される太鼓演奏が目当てです。

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 前方に締太鼓、後方に長胴太鼓を据え付けた車を転がして、地区から神社へと向かう途中の光景。この長胴太鼓を打つのが豊浜の子供には憧れだったらしく、むかしはそれに選ばれた家はこの2日のために豪華な衣裳をあつらえたそうな(今は統一)。その古い衣装を集めた展覧会がこちら→●□
 この太鼓は「振り」と「溜め」の占める割合が非常に多く、笛の音が響いていても太鼓の音はなかなか聞こえない。ここまで叩かない太鼓も珍しいのではないか。 

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 日曜日は早起きして、7時半から行われた豊浜漁港での海中遊泳を初めて見物。中洲では担ぎ手が海に入ってわっさわっさと鯛を揺らしていたが、こちらは漁船で鯛を曳航するもので、昼間の荒々しさと対照的にまったり系だったのは少し意外だった。どうでもいいけど、4匹の巨鯛が海をぐるぐる回る光景を見ていたら、かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」で各国の原潜がやまとの周囲をぐるぐる回るシーンを思い出した。
 2歳児は、入水前まではけっこう盛り上がっていたけれど集中力が続かず、遊泳中は前日に屋台で買ったきかんしゃトーマスのヨーヨーに夢中なのであった。
(まさ)
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スネークファイヤー

2013年07月26日
 相変わらず仕事が綱渡りで、こちらを書く時間も気力もない状態でございます。厳しい7月だ。
 そんな合間を縫って、先週の土曜日には武豊の大足地区祭礼を見に行ってきました。いちおう取材です。一般的には「蛇車まつり」「蛇ノ口花火」などの名称で知られ、山車の正面のヘビが口から火を噴くシーンが最大の山場。

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 夜、2歳児を連れて会場の豊石神社へ。蛇ノ口花火の前に、いくつかの奉納花火が行われました。この時点では2歳児も「おお~、ちゅごい~」などと楽しんでいたのだが…

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 すさまじい爆音とともに夜空を真紅に染め上げるこの花火に、2歳児もびっくり仰天!

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 大泣きして「おとうちゃん、あっちいこ!」を連呼する始末。もー、これからだってのに!親の気も知らず泣きながら逃げていっちゃうもんで、せっかく確保した撮影の好ポジションを明け渡すハメに…。

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 おかげでメインの蛇ノ口花火は、泣き叫ぶ2歳児をホールドしながら撮ることになり、ほとんどまともに撮れなかった。う~ん…。
(まさ)
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初めてのリニア鉄道館

2013年07月20日
 2歳児とさまよう施設シリーズってことで、先日、私と坊主の2人でリニア鉄道館に行ってきた。
名鉄、JR、あおなみ線に乗って、金城ふ頭駅に到着。「本物のトーマス(蒸気機関車はすべてトーマスだと思っている)に会えるよ」と伝えると、「ほんと!!」と目を大きく開いて喜び、タッタカタッタカと駆けていく。その後ろ姿を眺めて、電車好きに育っちまったなぁとしみじみ思った。
 
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 外に展示されている蒸気機関車。

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 奥の車両は飲食スペースに。 

 
 鉄道館のエントランスをくぐると、照明を落とした映画館のようなスペースに、蒸気機関車と新幹線、超電導リニアが格好良くたたずんでいる。「おおおおっ!」とテンションが上がり、内部に入れる新幹線の中を、坊主は何度も出たり入ったりして楽しんだ。下手をしたら、ここに一時間でも滞在しそうだったので、少々強引に坊主を連れ出し、奥のフロアへ移動する。そこには新幹線や蒸気機関車、在来線の車両が何台も止まっていて、「おおおおおっ!」と坊主はまたもや大興奮。予想していなかった光景に、どこに最初に行くべきか判断できなくなったようで、「こっち行こうか、あっち行こうか」と右往左往していた。

 坊主も私も夢中になったのは鉄道ジオラマ。東海道新幹線沿線の見どころが精巧に作られていて、長島スパーランドの観覧車や東京スカイツリーもある。「火事が発生しました」といった細かいアナウンスなども入り、消防車と救急車が緊急出動して消火活動にあたる。この小さな世界をカメラに収めようと、カメラマニアなのか鉄道マニアなのか判断できない大人たちが何枚もシャッターを切っていた。

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 鉄道ジオラマの観覧車に釘づけ。

 2階にはプラレールで遊べるキッズコーナーがあり、そこには電車大好きっ子とお父さんたち、彼らを見守るお母さんたちが集まっていた。レールと車両がごそっと詰まった箱が置いてあり、自由にレールを組み立て、好きな列車を走らせていい。岐阜の爺ちゃん婆ちゃん家に行った時だけ触れるプラレールが目の前にある。坊主の目の色がキラリと光るのが分かった。私はといえば、ここに連れてきたことを激しく後悔。鉄道館に来たんだから、プラレールで遊ばなくてもいいじゃ~ん!
 でも、坊主を止めることはもうできない。連れてきたくせに早く1階に降りたかった私は、積極的にレールを作る気にはなれず、しばらく坊主がどう動くか眺めることにした。気おくれするタイプの坊主はしばらく気に入った列車を持って立ちすくんでいたが、そのうちある親子に狙いをつける。その親子とは少し前に1階の展示スペースですれ違ったばかり。坊主の心を読んだそのお父さんが、「一緒に遊ぶ?」と声をかけてくれると、坊主は待ってましたといわんばかりにプラレール遊びを始めた。
 Yさん親子は、お父さん、お母さん、坊ちゃん(陽太郎より半年ばかり大きい)の3人家族。鉄道館は4回目で、お母さんは少し離れた場所に座っていた。坊主はそのお父さんにべったり。気に入った列車を持ってきては「どうぞ」と渡し、そのたびにきちんと受け取ってくれたこと、「陽太郎君」と名前を呼んで遊んでくれたことがよっぽど嬉しかったんだろう。いつしか「まーちゃん」と呼ぶようになり、「こっち行こう」「これ見て」と甘えっぷりはどんどんエスカレート。なんと、気が付いた時には「おとうちゃん」と呼んでいた。びっくりだ。しかも、Yさん親子がキッズルームから別の場所に移動しようとした時、坊主は「行く!」といって、付いて行ってしまったのである。ええええっ!! 私とY家の奥さんがその場を離れても全く動じない。坊主はY家の子どものようだった。というか、遊んでくれさえすれば、“おとうちゃん”も“おかあちゃん”も誰でもいいのかぁ…。

 そんなこんなでたっぷり遊び、夕方4時半を過ぎた頃に退出。が、坊主はまだ名残惜しかったようで再入場。結局、鉄道館を出たのは5時を回ってからで、閉館間際まで遊んでいた。名古屋駅に着いた時には6時。混雑していたので抱きかかえると、あっという間に爆睡。昼前に家を出て、帰りのあおなみ線に乗るまで、ずっと歩いていたもんなぁ。私も疲れたけれど、Yさん家族のおかげで1時間半くらいは楽をさせてもらった。Y家の皆さま、本当にありがとうございました!

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 在来線の運転シミュレータ。坊主にはまだ早かったみたい。
名古屋雑 | Comments(0) | Trackback(0)

カンバンの手帖ブログ版0249

2013年07月19日
 先の日・月は毎年この時期の恒例家族行事で石川県に行っておりました。白山市で開催された「白山太鼓エクスタジア」見物プラス遊びで、取材の要素はまったくありません。
 エクスタジアの会場はJR松任駅前の白山市文化会館なのだが、久しぶりに松任駅を眺めてみると橋上化されていて驚いた。

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 おお、白山連峰を模したことが一目でわかる外観!ド直球だ。いつの間に、と思って検索してみたら、もう2年も前に建て替わっていたのね。松任には去年も来たけど駅は見ていなかった。
 以前は下のように、いかにも北陸の国鉄らしい駅舎でした。

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(2010.04.04撮影)

 シブい…けど、残しておきたいというほどのもんでもないという。
 この駅舎の位置に北陸新幹線の高架線(当分は松任駅西の車両基地への引き込み線)が建設されたため、取り壊し・橋上化になったようです。北陸本線は地上線のまま。

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 駅舎寄りのホームにあったこのシブいカンバンも消えただろうか…。
 でもって、国道8号を走っていると、沿道の電柱にズラリとこのようなカンバンが取り付けられていた。

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 「北陸新幹線(仮称)白山駅建設期成同盟会」による白山駅設置アピールだ!敦賀延伸の際、JRは白山市内に駅を作るつもりがないというのはちょっと意外だ。確かに金沢から近いけど、九州新幹線の新鳥栖―久留米間より距離はあるんだし、作ってあげなヨ!←他人事
 同盟会のHPによると白山駅予定地は、松任からひとつ小松寄りの加賀笠間駅(併設して改称?)らしい。てことは、旧市名の「松任駅」の隣に新市名の「白山駅」ができるわけで、なんか腑に落ちないぞ。まあ、安城と三河安城の関係よりはマシだが…。
(まさ)
北信越 | Comments(3) | Trackback(0)

夏の背負い打ち

2013年07月16日
 昨日は弥彦競輪場で「寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」の決勝戦が開催され、金子貴志-深谷知広の豊橋師弟ラインでワンツーという、実に素晴らしい結果に終わりました。豊橋競輪場で競輪に手を染めて丸20年、まさか豊橋の選手が二人まとめて表彰台に立つ日が来ようとは、まったくもって感無量である。もっとも、車券は買いに行ってませんが(行ってたら外して大後悔しただろう)。

 それはさておき、土曜日、いつも取材でお世話になっている常滑市大野のTさんに誘われて、大野の橋詰地区(名鉄大野町駅あたり)で催された「おたちくさん」を見に行ってきました。津島神社(駅裏の「風の宮神社」の摂社)の祭礼に関連する行事だそうで、町内をの家々を回って疫病・厄難よけなど祈願するそうです。山車祭りみたいに観光客がやって来るようなものではなく、なかなかマイナー度は高い。
 18時ごろから、長胴太鼓・締太鼓・笛を中心とした祈願隊の一団が始動し、家の前でお囃子を演奏して回るのだが、一目見てたまげた。

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 なんと、長胴太鼓を担いだまま移動し、打つのである!
 和太鼓イベントの撤収を手伝ったことがあるので知っているけど、このくらいの大きさの太鼓はかなり重い。普通は駕籠みたいに長い棒に吊り下げるか、車両に載せて運ぶものだと思うが、なんでまたこんな大変なことを…。聞けば、担ぎ手は大野祭り(→●□)の楫方(かじかた)だそうな。

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 シブい町並みを太鼓が担がれてゆく様は、実にシブいのである。なお、ブルーシートは雨よけとのこと。

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 1時間ちょっとかけて町中を回った一行は、最後に大野町駅前の小公園に設らえられた「仮宮」(正式名称は不明)に戻って、一打ち。地元の人々にとっては「夏のお祭り」的な行事で、みんなで集まってわいわいやるという、ゆるい雰囲気でなかなかよかった。
 おたちくさんは日長から西之口にかけていくつかの地区で行われているそうですが、やり方はそれぞれだとか。虫供養(→●□)もそうだけど、大野谷の独特の風習に見られる独特の連帯感は実に興味深い。
(まさ)
知多雑 | Comments(3) | Trackback(0)

カンバンの手帖ブログ版0248

2013年07月12日
 ここのところいろいろ立て込んでおりまして、ブログを書く時間も気力もネタもあまりございません。とりあえずお手軽にカンバンでも。
 先日、取材で常滑の大野を徘徊していたら、町の裏のほうで踏切注意のカンバンを発見。

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 よく見よ、ってんでよく見たら、なかなかすごい電車が描かれていた。

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 名鉄揖斐線の最晩年を走っていた電車みたいだ。運転手はよそ見しているみたいだし。踏切のカンバンって絵がいい加減なものがけっこう多いが、いったいなぜなんだろう。
 う~ん、どうでもいい。
(まさ)
知多雑 | Comments(2) | Trackback(0)

碧海3:知多1

2013年07月05日
 2歳児とさまよう公園シリーズ。
 吉浜に行った日の午前中は、2歳児の「かんやんやのゆ~(観覧車乗る~)」のリクエストに応えて、安城の堀内公園に行ってみました。碧海3大観覧車のひとつがある公園です。公園というか、ここはほとんど遊園地ですね。

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 大学生だった20年ほど前にはじめて安城南部をウロチョロして、そのときできたばかりだった掘内公園を見て「鄙には稀とはまさにこのこと」たまげた記憶があります。あれから宅地化がどんどん進み、今や鄙とはいえない状態です。
 でもって、着いてさっそくかんやんやへ。

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 安城市街方面を望む。いやー、安城ってこんなに高層マンションがあったっけ?日本デンマークからずいぶん遠くへ来たものだ。

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 西方向を望む。やはり碧海はこうでなくては。でも、あと20年もしたらここに見える農地がどれだけ残っているだろう。

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 あと、公園の隅っこをチマチマ走る(広い園地なんだからもっと思い切ったレイアウトにすればいいのに)とーまちゅにも乗りました。すべての機関車はトーマスでなのである。ポイントは、まるでヘッドマークのような安城市章。シブいぞ!
 2歳児がなぜこんな切ない顔をしているかは不明。

 なお標題は、碧海には安城・刈谷・碧南と3つ観覧車があるのに対し、知多は南知多ビーチランドにある観覧車が唯一、という意味。
(まさ)
西三河雑 | Comments(0) | Trackback(0)

項羽、黄門、ドラえもん

2013年07月03日
 日曜日の午後、ウチの2歳児が「めいてつでんでんのゆ(乗る)」とうるさいもんで、近所の重原駅から三河線に乗って吉浜まで行ってみました。高浜市吉浜というと、人形と養鶏の町として一部マニアの皆さんにはお馴染みかと思います。
 で、久しぶりに吉浜を歩いてみたところ、旧大浜街道沿いに観光施設が出現していて驚いた。

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 その名も「おいでん横丁」だ!吉浜細工人形の常設展示場を集落内にいくつか設置し「人形小路」と銘打って観光コースに仕立てたときも驚いたけど、これにもたまげた。碧海の集落の典型ともいえるシブい集落に、こういうものが成立する時代がこようとは。
 高浜名物として売り出しを図っているとりめし(→●□)や焼き鳥などを食べさせてくれる飲食店を核に、土産屋、駄菓子屋、雑貨屋などが入っています。飲食店は、とりめしによる町おこしの仕掛け人である「おとうふ工房いしかわ」がやっているらしい。

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 建物の一隅には、地元キャラぬいぐるみとキリンラーメン(碧南の小笠原製粉のラーメン)のUFOキャッチャーが置かれていました。これはシブい。しかし、食材がキャラってのもなんというか…。

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 でもって吉浜細工人形の常設展示場もいくつかチェック。三国志と御老公と猫型ロボットによる謎の競演に2歳児も大喜びで、長椅子の上で奇声を発しながら五体投地のような動作を3分ほど続けたのであった。
 碧海にもあとひとつふたつ、こういう面白い集落や施設があるといいんだが。
(まさ)
西三河雑 | Comments(2) | Trackback(0)

門柱パンチ

2013年07月02日
 春夏秋冬叢書(豊橋市)の季刊誌「そう」39号の連動ネタ。
 一年前、連載の「わが町の小学校」掲載用に、西尾市の西野町小学校で茶摘みや茶会など一連の「茶行事」を取材しまして、西野町小の沿革を調べたところ、昭和59年に現在地に移転したことが判明。統合などではなく単純に校地拡大のための移転というレアケースに興味を覚え、旧校地がどうなっているか見に行ってみた。

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 かつて学校があったのは、文化財を多数保有する西尾市きっての古刹、実相寺の隣り。現在は西野町ふれあいセンターになっており往年の面影はあまりないけれど、門柱が残されておりました。

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 その門柱にはかつての校章が!「一」は旧校名である「西尾第一尋常高等小学校」の意味。回りを囲む菱形のような文様は、何かと思えば西尾市の市章ではないか。戦前は市制施行していないので、旧西尾町の町章になるのか?
 市のHPによるとこれは「結び井桁」と呼ばれるもので、「旧西尾城主大給松平氏の道中目印として使用していたものと伝えられ、整然とした市街と市民の団結を象徴しています」とのこと。

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 ちなみにこちらは現在の西野町小学校の校章。伝統を受け継いで「結び井桁」があしらわれております。この旗は、校外の茶畑で実施される「茶摘み体験学習」の際、協力茶園に掲揚されるもの。

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 さらにちなみに、こちらは実相寺。いい寺だ。
 この取材から一年、また西尾も御無沙汰状態であります。
(まさ)

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西三河雑 | Comments(3) | Trackback(0)
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