トミヤマニアック0002

2010年11月30日
 土曜日、取材で2年10ヶ月ぶりに旧富山村に行ってきた(前回→●□●□)。言わずと知れたかつての「日本一のミニ村」です。なお、正確には富山村に取材に行ったのではなく、対岸の旧水窪町夏焼集落が目的でしたが。

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 相変わらず静かなところだ。しかし、地元の人に聞いたところ「相変わらず」とは言えないようで、豊根村への合併後、確実に人口が減っているらしい。う~ん、としか言いようがない。
 久々の富山では、小さな変化を発見。

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 08年の2月の時点では、村道の標識が「富山村」表記だったのに、現在は「豊根村」に書き換えられていた。栄光の「富山村道1号信州街道線」が68号にまでランクダウン!こんないい名称の路線番号は「1号」じゃないと価値が…。

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 うーん、切実な過疎問題と比べると実にどうでもいい。
(まさ)
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暮れなずむ春日井

2010年11月28日
 先週なかば、名古屋市の東の外れにそびえる東谷山に登った。いちおう取材です。嫁の実家(尾張旭)から近いので山麓はしょっちゅう通るのだが、登るのは初めて。
 天気のいい日の夕暮れ時で、オレンジ色の空の下に広がる濃尾平野がまさしく絶景。ちなみに高蔵寺駅から山頂の展望台まで約2.5kmと、意外と近い。

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 美しい…。王子製紙の煙が、秋風に揺らぐ釜の湯気のようだ…。
 のぺーっとしてどうにも掴みどころのない春日井が、これほど美しく見えたことがあっただろうか!いやない!
 なお上の一文は、最近ハマっているマンガ「へうげもの」で、明智光秀が落城して燃える坂本城を比叡山から眺めて呟いたセリフのパクリです。
(まさ)
尾張雑 | Comments(3) | Trackback(0)

紅葉は夜輝く

2010年11月27日
 7月に双頭の蓮が咲いた知多四国62番洞雲寺(常滑市樽水→●□)で、今度は紅葉のライトアップをやるよと住職 I さんから連絡をいただいたので、昨晩見に行ってきました。

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 もとより風情のある洞雲寺ですが、闇に浮かび上がる紅葉はまた格別ですなあ。ぜひお出掛けください…とか言いつつ明日までなんですけど。情報が遅くてスイマセン。
(まさ)
知多雑 | Comments(0) | Trackback(0)

樽桶鍋

2010年11月25日
 本日は、長らく紛失していた結婚指輪がひょんなところから出てきたり、PC関係の師事を仰いでいるO師匠の尽力により導入したばかりのサブ機(ノートパソコン)のネットが開通したり、彼の娘と遊んだり、実によい日であった。よい心持ちのまま眠りたいところだが、Oh!仕事が!寝られねえ!
 仕事の前にウォーミングアップでブログなど書いたりするわけですが、一昨日の東海自然歩道歩きは、久々に農山村を心行くまで味わえて、実に楽しかった。

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豊田市山中町の東海自然歩道を歩く女性取材記者(いちおう取材です)

 早くも一年を振り返ってみると、今年ほど奥三河や西三河の山間部へ出掛けることが少なかった年は、ここ何年ありませんでした。これはいかん。来年は初心に帰って田舎をガンガン攻めたいものです。
 それはさておき東海自然歩道ウォークでは、旧足助町の大島、豊田市の山中、千鳥といった、これまでほとんど歩いたりしたことのない小集落に足を踏み入れました。強引にひとことで片付けると、いずれも実に西三河山間部的な集落。それなりに山深いん場所にあるんだけど、三河高原の一部にあって集落の周りの山が低いので、そんなに地形的な厳しさを感じない。
 この西三河的な穏やかさは、三河フリークにはたまりません。昔はこういう集落を飽きもせずひたすら歩き回ったもんだが…。16、7年前にはまだ、足助あたりの山間部にはオフラインの簡易郵便局(国谷簡易局)や数多くの現役木造校舎があって、歩きの目標を定めやすかったということもあります。あの頃はよかった。
 いかん、昔に思いを馳せている場合ではない。今を見つめなければ。じゃない、仕事せねば。

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 山中町では、民家の倉庫の軒下に樽や桶や釜が置かれているのを発見。
 樽といえば、前に豊田の外れにある桝塚味噌で聞いたところによると、昭和30年代までは、各家庭が持っている小樽を預かって味噌を仕込んでいたそうな。その樽だろうか?
 話を聞きたいところだけど、そこらへんをたまたま歩いている地元の人はおらず。山間部の常です。
(まさ)
西三河雑 | Comments(2) | Trackback(0)

三河広瀬駅跡の現況

2010年11月24日
 絶好のお出掛け日和となった昨日の祝日、とある取材で東海自然歩道のうち旧足助町大島から旧名鉄三河線三河広瀬駅跡まで10数キロを歩きました。大渋滞を尻目に、香嵐渓へ行くまでもなく素晴らしい紅葉を満喫できて、いやー皆さんご苦労さんです、ってなもんで。
 ちなみに名古屋、豊田方面から足助に行く場合、ほとんど渋滞の影響がないスペシャルなルートってのがありまして、喋りたいけど、なかなかの難路で責任持てないので、ナイショ。
 2年ぶりくらいに三河広瀬駅跡に行ったら、旧駅前広場が広くなっていて驚いた。

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 豊田市の「おいでんバス」のターミナルとして整備された模様。現役時代にはここがこんなに広々となるなんて想像もできなかったが。なお、旧駅舎とホームは健在です。

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 ここって紅葉のきれいな駅だったのね。秋に来たことないので知らなかった。

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(2004.12.24撮影)

 オマケ。現役時代の三河広瀬駅。
(まさ)
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高山の寺町

2010年11月23日
 高山くんだりまで行ってタウンアーチの話しか出てこないのもなんなので、紅葉の写真でも。高山市街に程近い場所にある古刹、大雄寺です。

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 高山市街東部の「東山」山麓には、この大雄寺をはじめ大小10の寺院がずらっと並んでいます。これは高山城主金森氏が城下町の建設に際して寺を一か所に集めた、いわゆる寺町。大変いい雰囲気のエリアなのですが、観光客でここを歩くのは寺マニアかヘビーリピーター、あと外国人くらいでしょうか。混雑する高山の超穴場スポットです。
 某編プロに在籍していた6年ほど前、年齢層高め向けの高山・飛騨路のガイドブックの制作を担当し、そのとき既存のガイド系媒体ではあまり取り上げられたことがなかったこの東山エリアを、けっこう大きく紹介したことがあります。若者向けのガイドブック「●っぷ●」(こちらにも関わってた)の読者には難易度が高くても、オトナなら東山のシブさが分かるはずだ!と気合入れて編集したのに、まあ、例によって読者からの反応は特にありませんでした…。
 今回、久しぶりにガイドブックに取り上げられている市街中心部エリアをひととおり歩いてみたんだけれど、相変わらず人が集まるのは「さんまち」(上三・二・一之町エリア)と宮川朝市ぐらいで、あとは閑散。なんとももったいない。買い物さえできればいいのか、と。

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 こちらは天照寺の参道。見事。

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 天照寺の参道入口では「高山二十一大師」の標柱を発見。弘法大師の霊場はほんとどこにでもあります。次回は突っ込んで調べなければ(調べたところで媒体で紹介できるものでないけど)。

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 素玄寺境内からは、煥章館(高山市立図書館=手前)と某宗教団体本部の取り合わせという、レアな風景も眺められます…。
(まさ)
飛騨雑 | Comments(1) | Trackback(0)

タウンアーチの先へ0025

2010年11月21日
 昨日書いた高山市朝日町の飲み屋街「一番街」のアーチとは別に、朝日町「本通り」入口にもアーチがあります。

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 ストリート名の下に見えるのは飲み屋街らしく、市内にあるタクシー3社のカンバン。以前ここには、別のカンバンがはめ込まれてました。

101121-2.jpg (2006.12.16撮影)

 高山の酒蔵、老田酒造店のカンバンです。観光地の飛騨高山は日本有数の酒カンバン乱立地帯で、これなどその最たるところでしたが、契約の関係ですかね。惜しい。
 今回、久しぶりに観光客が集中する上三之町を歩いてみたら、その老田酒造店が蔵とは別に直営店を出していて驚いた。

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 もと呉服屋である土川家の店・住居・蔵を改装し、2年前の夏にオープンさせたらしい。ここ3年ほど高山のガイドブック作成から離れていたので、ちっとも知らなかった。すでに他の蔵で買っていたので酒は買いませんでしたが、渋いラベルを1枚100円で売っており、代わりに3枚購入。酒に弱い身にはこういうもののほうが嬉しい。
 ここには老田酒造店のほか、数軒がテナント(?)として入っており、酒の小売スペースの先は回廊状に小さい店が連なっています。ここ何年かで増えてきてた観光地の店の形態。そのうち郡上八幡や美濃にも登場しそう。
 長年仕事として高山を観察していると、町がだんだん観光産業のショーケースに見えてきます…。
(まさ)
飛騨雑 | Comments(0) | Trackback(0)

タウンアーチの先へ0024

2010年11月20日
 今週の火・水は、久しぶりに一泊での高山へ取材。市街地にある老舗の「旅館田邊」(たしか以前は「田邊旅館」だったはずだが…)に泊まったので、夜、すぐ近くの朝日町にある飛騨地方最大(?)の飲み屋街「一番街」へ行ってみました。

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 もっとも、飲みに行ったのではなく夜のタウンアーチを撮りに行っただけですが…。なお、上に見える「蓬莱」「飛騨守五郎八」は、飛騨古川にある渡辺酒造店の銘柄。
 飛騨高山で飲み屋街なんてどれほどのもんじゃい、と思われる向きもありましょうが、けっこうここは繁華街な風情が漂っているのです。

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 錦三にも見えるぞ!(←オオゲサ)
 高山は観光地だけあって、人口の割に飲み屋がやたらと多い印象があります。たまにはこういうところで管を巻きたいところだが、疲れていたので帰ってすぐに寝たっす。
(まさ)
飛騨雑 | Comments(0) | Trackback(0)

恋のアーケード0012

2010年11月19日
 豊橋の友人から花園商店街のアーケードが撤去されたという話を聞いたので、先の日曜日に久しぶりに行ってみたら、本当に消えていて唖然。東日新聞の記事を検索したら7月に撤去された模様です。不覚にも気付かなかった。

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 以前はこんなアーケードがありました。

101119-1.jpg (2004.10.01撮影)

 アーケード内も、

101119-4.jpg (2004.10.01撮影)

 このような有様に!

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 昨年7月26日付の東日新聞によると、佐原市長いわく「難しい決断だったと思うが、アーケードを取り払って風通しが良くなる」だって。なんだその発言。
 地元の事情は理解したいのですが、僕の中で、豊橋への偏愛がしぼみつつのを感じるなあ…。
(まさ)
東三河雑 | Comments(4) | Trackback(0)

カンバンの手帖ブログ版0156

2010年11月17日
 一時期に比べると「知多雑」のネタが減っておりますが、相変わらず知多へは頻繁に行っております。が、仕事がらみが多いのでなかなかここには書きづらい。職務上知り得た情報を公表するのは差し控え…というカタイ話ではありませんが。
 とりあえず仕事にからまない、知多のどうでもいいネタを。知多市の巽ヶ丘駅前にあるお茶屋さんの行灯カンバン。

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 茶器と花器の絵を描く意味はあったんだろうか…。
(まさ)
知多雑 | Comments(0) | Trackback(0)

タウンアーチの先へ0023/恋のアーケード0011

2010年11月15日
 先週ちょっと時間が空いた隙に、前から気になっていながら歩いてみたことがなかった昭和区の滝子商店街に行ってみました。車で通過するたび、例によってコイツが気になっていたから

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 タウンアーチ。いやはや、しつこくてスイマセン。
 古いものではないけれど、扇のようなデザインが秀逸。名古屋市商店街振興組合連合会のサイト「金シャチ商店街」の滝子商店街のページには「アーチ・街路灯が新しくなりました」とあるので、ごく最近できたようです。
 商店街自体はやや密度が薄い感がありますが、上記サイトにもあるようにキャラクターも作ったりして、なかなか気合が入ってるようです。
 毎度のごとく不審者のようにウロウロしていたら、このアーチの先になんとアーケードを発見。

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 最初は古いアパートかなにかと思ったのだけど、この薄暗い中に恐る恐る入ってゆくと、商店・飲食店の集合カンバンが。

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 アーチに負けず劣らずポップなデザイン。ただ、どれも今はやっていません。しかし、さらに奥へ進むと、一軒だけ営業している寿司屋が!

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 うーん、なんというムーディーさ!これには驚いた。今度食べに行きたい。
 滝子は旧愛知郡御器所村(→●□)の一部ですが、このエリアはなかなか侮れません。
(まさ)
名古屋雑 | Comments(3) | Trackback(0)

真の絶景

2010年11月14日
 絶景絶景といいながら微妙なところばかりだったので、たまにはホンモノの絶景など…。10日ほど前、取材で神戸に行きまして(「愛知から日帰りトリップ」的な某誌の企画です)、夜の六甲山に登って眺めた景色は、さすが日本三大夜景のひとつでございました。まやロープウェー星の駅付近からの眺望です。

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 どかーんと大阪方面を望む。

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 ずどきゅーんと神戸市街を望む。むちゃくちゃ寒かったけど、堪能しました。
 この時期の「まやケーブル&ロープウェー」は営業時間が短く、仕方ないので車で行ったんだが、なかなか辿り着くのが大変でした。神戸駅のあたりから国道428号でひたすら山を登り、鈴蘭台からウネウネと真っ暗な山の中を走り、さらに暗い枝道に入り込んで、もう展望台かというところで道が遮断され、やむなく駐車場から真っ暗な道を10分ばかり歩いて、ようやくこの絶景にありつけた次第。市街地から展望台まで1時間弱もかかった。
 このように苦労して見に行ったのに、冬のアクセスが悪すぎるということであえなくボツネタに…。行くのが面倒なので、寒い季節は地元民かよほどのマニアしか見に来ないようです。
(まさ)
西日本 | Comments(3) | Trackback(0)

アウトオブ絶景本0012

2010年11月13日
 昨日に続いて拙著「鉄道でゆく東海絶景の旅」(風媒社/1575円/詳細→●□)のお蔵出しシリーズ。樽見鉄道の話題が出たので、同じく岐阜県の3セク長良川鉄道のネタでも。
 長良川鉄道といえば、長良川、郡上八幡、うだつの上がる町並み等々、知名度の高いブツが揃ってはいますが、こちらも樽見鉄道と同じく沿線風景は意外と地味。本書では頑張って3か所も載せたけど、美濃の小倉山公園だけでもよかったような気がしています。
 そんな意外と地味な長良川流域の景観で、ちょっとだけおお~と心に引っ掛かった、けど載せなかったのが、美濃市北端の母野駅付近。

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 だいたい母野駅ってどこなんだという話だが、ちょうど美濃市と郡上市(旧美並村)の境界にあります。この恐るべき地味さ!美濃洲原→木尾→母野と、隣に新設された駅に名前を持ってかれたため3回も改称した経歴を持っており、地味な上に悲哀も感じさせます。
 中途半端なホームや構内の広さは、その昔、貨物営業を行っていたから。手持ちの戦前の資料によると、このあたりの川に転がっている石が庭石として、名古屋、犬山方面に出荷されていたんだそうな。
 この母野駅から国道158号をちょっと南下し、トンネルの手前で旧道にそれると、やがて長良川に架かる神母橋が現れます。この神母橋から眺める長良川がなかなかの美観。

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 おお~…微妙。さすがはかつての庭石産地だけあって岩の風情はいい感じですが、両岸の低い山がいかにも中濃っぽくて、ワイルドさを殺いでいます。母野駅から約1キロ。
 だいたい美濃地方のメジャー河川の中・上流域ってのは、山がさほど高くないうえ平地が意外と多く、景観的なダイミックさに乏しいのが特徴です。山間部に限れば、やはり三遠南信のほうが地形的に面白いので、僕は美濃より魅力を感じる。まあ、趣味の問題ですが。

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 さらに川沿いを南下して上河和大橋から長良川を眺めると、湯谷温泉(旧鳳来町)の馬の瀬岩みたいな岩場が。写真だとピンときませんが、これはまあまあの見ごたえ。天竜川みたいに舟下りでもあれば、見どころのひとつになりそうです。母野駅から約1.8キロ。
 ここに行ったのは去年の12月上旬。たぶん、夏のほうが風情はあると思います。やはり長良川は夏だね。

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 オマケ。この景勝地最寄の、美濃市上河和の中心部。し、シブい…。

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 小さな集落なのにこんなところにも知られざる弘法霊場が!昭和2年建立の大型標柱。機会があればこのエリア、もう少し突っ込んで調査をしてみても面白そう。
(まさ)
中濃・東濃雑 | Comments(0) | Trackback(0)

アウトオブ絶景本0011

2010年11月12日
 秋も深まってまいりました。去年は取材半分遊び半分であちこちへ紅葉を見に行ってきましたが、今年はちっとも動いておりません。なんか近頃、知多か名古屋か尾張方面ばっかし。
 そんなわけで、紅葉景色もちょびっと載せている拙著「鉄道でゆく東海絶景の旅」」(風媒社/1575円/詳細→●□)のボツネタお蔵出しシリーズ。
 この本では、マニア方面からはめったに顧みられることのない地元の岐阜西部をなんとか取り上げてやろうと苦心して、大垣の金生山(美濃赤坂支線・美濃赤坂駅下車)と南濃の水晶の湯(養老鉄道・駒野駅下車)を紹介しました。いや、作り手として頑張った。金生山なんて誰が景色を求めて登るのかと。
 心残りは樽見鉄道沿線を出そうと思っていたのに、結局ボツにしたこと。実は二つも候補があって、ひとつは糸貫あたりにどばーっと広がる柿畑。地元らしくて好きな景色なんだけど、どう撮っても絶景っぽくならなかったのでやめました。
 もうひとつは奥のほう。高科から高尾にかけて見られる根尾川の渓谷。地味な根尾川にも深山幽谷っぽいところが少しだけあります。鉄橋を渡る列車を入れて渓谷が撮影できるポイントが一ヶ所あり、そこから撮ったのがこちら。

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 おお、中央の出版社の鉄道本に出てきてもおかしくない景観!なんだけど、「××峡」という名称が付いているわけでもなく、文人墨客が訪れたわけでもなく、原稿を書けるほど話が膨らまないので、涙を飲んでボツに。場所は、日当駅から右岸の県道を南へ約1キロの地点。

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 名前の割に日がちっとも当たらない日当駅。
 どうでもいいけど、僕が樽見鉄道に乗ったのは平成元年の神海-樽見延長開業初日が最後。国鉄樽見線時代から数えても、3回くらいしか乗ったことがない。ほんのわずかだけ地元の揖斐川町(旧谷汲村)をかすめているんだけど、根尾川流域って用がないからなあ…。
(まさ)
岐阜中部・西濃雑 | Comments(2) | Trackback(0)

タウンアーチの先へ0022

2010年11月11日
 最近この話ばっかりで、われながらしつこい。しつこいけど、行きます。
 名古屋が生んだ偉大な落語家、三遊亭円丈が23年前に出したローカル本「雁道~名古屋禁断の書」に、円丈師匠の地元である瑞穂区雁道のタウンアーチの図柄のことが書かれているくだりがあります。

「雁道商店街のマーク、これがいいヨ!雁が三羽南の方へ飛んで行く姿がデフォルメされてる。これを見ただけでも生きててよかったと思ってしまう。」
(三遊亭円丈・著「雁道~名古屋禁断の書」より/海越出版社←あったなあ…/1987)

 昨日、わけあって雁道のあたりを通ったので、そのアーチを再撮してきました。日本街路灯株式会社製です。

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 おお、雁が南へ!真ん中のマークも雁を組み合わせたものか?ああ、生きててよかった!ということは地元民ではないので別に思いませんが(でも残っててよかった)。
 これは商店街西入口のアーチ。もう一基の、東入口のものには雁は描かれておりません。

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 し、シブい…。
 ちなみに「角川日本地名大辞典23愛知県」からの孫引きによると、「町名は雁が飛来したことからつけられた字名による」とのこと。テキトーくせえ。
(まさ)
名古屋雑 | Comments(2) | Trackback(0)

豆の大地

2010年11月10日
 この時期の碧海台地は大豆が収穫期を迎え、安城、知立のあたりでは一面黄金色の光景が見られます。

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 写真は安城の榎前(えのきまえ)~福釜(ふかま)のあたり。春の麦畑とはまた違った侘びた美しさ。碧海台地は本当にいいねえ~。。

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 榎前、福釜といっても地元民以外で知ってる人は少ないでしょうが、R23知立バイパスのすぐ西側になります。奥の高架橋がR23BP。この道のこのあたりから眺める碧海台地は雄大で大変美しい。
 もっともこの道、せっかく高架になったのにぜんぜん渋滞が解消されないので、滅多に走りませんが…。
(まさ)

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◎ウチのHPより、マイナーな碧海の、顧みられない素適な(?)光景ばかりを集めたページ
碧海碧空●□
西三河雑 | Comments(2) | Trackback(0)

碧南市特産品のブルース

2010年11月09日
 どうも最近、碧南のことが無性に気になる。「サッパリ感」とか「パンチがない」とか言っておきながら、実のところは好きなのだ。碧海5市、いや西三河の全市町村で一番好きなのだ。好きッス!へきなん。なんの告白だ。ところで毎年夏に「元気ッス!へきなん」と題した総踊りイベントがあるけれど、他にタイトル案はなかったのかね…。
 そんなわけでまたまた碧南の話題ですが、碧南駅の待合室にこういう展示棚が置いてあります。

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 碧南市の特産品がズラリ集結!駅員無配置になって久しい碧南駅ですが、これだけ残しておいてくれたのは嬉しい限り。
 名鉄では高浜港駅や東岡崎駅、JRでもあちこちでこのような棚を見かけます。本格的に調べていませんが、いつか網羅してみたいアイテム。好きッス!特産品展示棚。駅舎の改築が進んでずいぶん減ったような気もしますが。
 碧南駅に展示されているのはほとんど醸造品で、九重みりん、永井酒造場「昇勢」、七福醸造の白だし、角谷文治郎商店のみりん、相生ユニビオの焼酎類、ヤマシンの白醤油、「愛櫻」の杉浦みりんという豪華ラインナップ。数年前まで八重桜酒造の製品も置いてあった覚えがあります。
 全部のメーカーが置いてあったら凄いけど、いくつか抜けもあります。そのひとつが、駅のすぐ北東にある味噌と溜の蔵元、加藤醸造場。屋号はキッコーアズマ(亀甲東)。ここの味噌は西三河の一部のスーパーでたまに見かけます。

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 先日、碧南駅界隈をフラフラしたついでに蔵元に寄って、味噌を買いつつ、蔵の中を覗かせてもらいました。

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 この味噌、かなり美味いです。西三河と知多の味噌は8割ぐらい使ってみたけど、僕の中では、これで作る味噌汁が一番。好きッス!うちみそ。(しつこい)

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◎たま~に更新中。ウチのHPより
醸造系カンバンの手帖●□
酒カンバンの手帖●□
西三河雑 | Comments(0) | Trackback(0)

タウンアーチの先へ0021

2010年11月08日
 1週間前に碧南市新川地区のタウンアーチが撤去されたというネタを書きましたが(→●□)、碧南のタウンアーチと言えば、碧南駅前にあったやつもいつの間にか消えてました。

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 碧南駅前を起点とする名前のある通りは、西の大浜街道に通じる駅前通り、かつてカネニの蔵の間を抜けて南に伸びていた大正通り(今はドミーへのアクセス路と化してしまった)、大正通りの西側を並行に走る旭通りの3本。写真はこのうち旭通りで、以前はここにこのようなアーチがありました。

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(2006.06.25撮影)

 駅前通りのアーチです…って、ここは旭通りで、駅前通りはヨコの通りじゃないの?ストリート名の秘密を誰か教えて!このアーチをくぐっても碧南臨海公園には行けません。

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 こっちが駅前通りのはずなのだが…。近年、散策系のシブい町として一部で注目されている大浜ですが、商店街の風情にもうひとつパンチがないのが惜しい。せめて安城の駅前~朝日町界隈ぐらいのにぎわいがあれば完璧なのに。大きなお世話か。

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 なお、碧南駅舎と駅前の商店は健在。文化財化、文化財化!
(まさ)
西三河雑 | Comments(2) | Trackback(0)

カンバンの手帖ブログ版0155

2010年11月07日
 シーズン3位のロッテが日本シリーズ制覇かあ…。腑に落ちねえ! 
 それはさておきまして、先日、大府駅にて発見した妄想プロジェクトのカンバン。

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 どこからどう路線を延長するっちゅうねん。だいたい武豊線内の利用客が増えたところで、路線延長の原動力になりえんだろうに。
 小中学生のころ、よく地図帳に「新路線」を勝手に引いて遊んだものですが、それと同じレベルですね。
(まさ)
知多雑 | Comments(3) | Trackback(0)

重原の赤き毛氈

2010年11月06日
 事故多発地点として地元では有名(?)な知立市上重原町の名鉄重原駅北の市道交差点に、事故抑止のためのカラー舗装がつい今朝ほど完成しました。ちょうど今朝の読売新聞三河版に「交差点にカラー舗装 事故が大幅減」という記事が掲載されたばかりというタイミングです。

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 とにかくここ、出会い頭事故の件数がハンパではない。僕も今年に入ってもう6件は見ています。外に出ていることが多い僕ですらこんなに目撃しているので、実際には月に2、3件は事故が発生しているのではないか。交通量が終日多く、緩いカーブで見通しが悪く、かつ優先道路が微妙に坂道になっているためかスピード超過気味になるのが、事故多発の原因でしょうか。
 そもそもなぜここに信号が付かないのか、よくわからない。上の写真のすぐ右は三河線の踏切、左はすれ違い困難な狭隘路なので、道交法上、設置してはいけないのかもしれない。
 カラー舗装で事故が減ればそれにこしたことはないけれど、効果はどうなのかねえ…。一番の解決策は、左右の狭い道はなるべく通らないようにすることではないか。僕も交通量の多い時間帯は避けてます。

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 オマケ。交差点の前にある八剣社の見事な老松。
(まさ)
西三河雑 | Comments(0) | Trackback(0)

健康の塔

2010年11月05日
 そういえばいつの間にか、あいちトリエンナーレが終わっちゃってましたね。僕は芸文の無料展示をさらっと見ただけ。仕事の絡みでガイドブックも貰ったのでもう少し行くかと思っていたけど、まあ仕方がない。3年後に期待。
 ところで、パートナーシップ事業をのぞけば会場が名古屋市内だけなのに、なぜ「名古屋トリエンナーレ」という名称じゃないのか?県主導だから?平仮名の「あいち」は地名ではなく抽象概念にほかならず、何事にも地域性を重視する僕としては腑に落ちないぞ。

 そんなことはどうでもよくて、今日は東浦と大府の境にある「あいち健康プラザ」へ、健康度評価というのを受診しに行ってきました。フリーの身には会社員だと必ず受ける定期健診がなく、こうしたところへ自主的に出向かないとなりません。
 メニューによって数種類のコースがあり、僕が選んだのは健康診断に体力測定と組み合わせた14700円の総合コース。すなわち全部盛りだ!
 予定では11時から16時までの長丁場で、若干Mっ気のあるわたくしはどんなハードな検診があるのかとワクワクしていたのだが、一緒に受けたのが2人と少なかったため14時半には終わってしまい、かつ内容も意外と普通のものばかりで、若干物足りない気が…。ちょっと面白かったのは、カプセルに入って体脂肪率を測定するのと、エアロバイク漕ぎぐらい。
 なんて言えるのも健康なおかげ。真に健康かどうか、結果が出るのは2週間後です。

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 さて、この「あいち健康プラザ」、丘の上にアトリウムと11階建てのビルがドドーンと構えており、遠くからでもよく目立つのですが、これまで特に用はなかったので利用したのは今日が初めて。
 これだけの施設、それなりに混んでいるかと思いきや全然そんなことはない。広すぎるせいもあってか適度な閑散ぶりで、なんとも落ち着いた空間が保たれており、けっこう居心地よかったです。なんて、そんな評価を職員は喜ばないでしょうが。
 病院ではなくいわば「健康テーマパーク」なので、そう続々と人が詰めかけるとも思えず、ここまで大きなハコモノにする意味があったかというと、まあ、たぶんなかったでしょう。
 しかしながら個人的にここの風情(?)は嫌いでないので、もっとうまいPRをして利用者を増やしてほしいものです。

 右の高層棟の最上階(11F)に展望ラウンジがあるというので昇ってみたら、フロアのほとんどはレストランが占めており、展望できるのは東側(三河方面)のみと肩透かし。

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 東浦町ごしに刈谷市街地を望む。う~ん、絶景とは言いがたいな。
(まさ) 
知多雑 | Comments(0) | Trackback(0)

長久手村の秋

2010年11月04日
 昨日、嫁が習っている茶道の先生が関係する茶会が長久手町岩作の色金山歴史公園の胡牀庵であったので、一服してきたでござる。

101104a-1.jpg 茶会に挑む女性取材記者

 マンガの「へうげもの」を買い揃えてから初めての茶会でござったが、茶室というのはよいものでござるな。特に昨日などはなぜか茶室へ光がまるで入らず、まるで梅雨時のごとき薄暗さ。それが逆に得も言われぬ侘びた風情を醸し出し、長久手もなかなかでござらっせ。
 数奇者口調はこれくらいにしまして、長久手も岩作あたりまで来ると完全にド農村。「名古屋都市圏はどこからが田舎か」と誰かに問われたら(誰も問わないわけだが)、「岩作からナリ」とコロ助口調で返答するでしょう。

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 色金山歴史公園の周辺。田舎度が高ぇ~!

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 畑の隅に埋もれた常滑焼(たぶん)の甕。へうげものの古田織部いうところの「極渋」である。言葉の意味がちょっと違うか。
 長久手はこのほか、ござらっせ南東の前熊集落辺りもオススメ。

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 オマケ。色づく長久手古戦場公園。
(まさ)
尾張雑 | Comments(4) | Trackback(0)

一口香考

2010年11月03日
 尾張大野(常滑市北部)の銘菓に「一口香(いっこうこう)」というのがあります。昔は何軒かの店で作られていたそうですが、今は旧国道沿いの風月堂という和菓子屋でしか製造販売していません。

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 いわゆる玉子ボーロを3~4倍にした感じ。食感も玉子ボーロのようにさくっとしており、くどすぎないカラメルの甘みがなかなかの美味さ。
 1年半ほど前、某誌に書いた自分の原稿によると、下のような歴史があります。

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 古くは「芥子香」と呼ばれた一口サイズの菓子で、起源は明らかでないが知多市大草に流れ着いた朝鮮の人が作り始めたとも言われている。
 一躍世に名が知れわたったのは江戸時代初期。尾張二代藩主徳川光友が、大野海岸へ潮湯治(海水浴)に訪れた際、土地の庄屋がこの菓子を献上したところたいそうお気に召した。一口食べると香ばしい味わいがするので光友は「一口香」と命名し、以来、この名が使われているのである。
 今では一軒でしか作られていないが、かつては大野に何軒も一口香を作る店があった。海水浴や知多四国巡拝の土産に買い求める人が多く、大野名物として広まっていった。
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 風月堂さんに取材したとき「長崎にも一口香があるけど、大野のものとはぜんぜん違う」という話を聞いたので、ずっと気になっていたのですが、先日、長崎方面に旅行に行った両親が偶然買ってきてくれ、図らずも比較することができました。「茂木一まる香本家」謹製。

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 デカっ!て、写真じゃわからないけど、大野の一口香の2 . 5倍はあります。大野のものはコロリンと丸くてかわいいけど、長崎のものはSAあたりでよく見かけるある種の饅頭のように上が平たい。
 食べてみると、硬ぇ!そして中は、スカっ。空洞になってる。パッケージには「中が空洞のカラクリ焼き菓子です」と謳い文句。カラクリか?

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 いっぽう大野の一口香は、下のようにカラメルと生地で詰まっている。
 味は、土地の人がそれぞれの方を良いと言うでしょう。まあ、名前は同じでもほとんど別物です。

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 茂木一まる香本家のHPには「江戸時代中期に中国の禅僧が伝えた」とあります。対して大野の一口香は、二代藩主のときに既にあったということで、大野のほうが古いことになる。勝った!いやそういう問題じゃないか(しかも僕、知多半島出身じゃないし)。
(まさ)
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