大根と芋切りのブルース

2009年11月30日
 昨日は豊明にある知多四国一番札所曹源寺にて行なわれた「ウスサマ明王大祭」に、取材半分レジャー半分で行ってきました。ウスサマ明王は別名「しもの神様」と呼ばれ、便所や婦人病の神様。曹源寺に祀られている神様の一人です。
 この行事の呼び物がふろふき大根のふるまい。祈祷した大根を炊いて食べることで、寝たきりになってしもの世話をかけることなく健康でいられる、という御利益があるそうな。祭りの別名は「豊明の大根炊き」。って、そのまんま。
 「知多巡礼紀行」の取材をやってた昨年は行きそびれたので、今年こそは!と、家から車で10分ほどのところにある曹源寺へ10時頃勇んで行くと…

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 なんと、とんでもない大行列が!正月の豊川稲荷を思わせる混雑っぷりに仰天!
 この行事は11月29日固定で、今年はたまたま日曜にあたったのでなおさら人出が多いそうですが(並んでいたおばちゃん談)、本堂から山門を越えてピークには200メートル近い列が出来ていました。
 人気ラーメン屋みたいにただ並んでいるだけだとつまらないが、曹源寺では参道で「九の市」が開かれており、待つ間にずらり並んだ露店で物色ができるので、さほど苦になりません。特にオバチャン連中は目がランラン。
 30分くらい並んで、やっと本堂へ。そこから庫裏へと導かれ、ようやくふろふき大根にありつけます。

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 割烹着姿の檀家のご婦人方が、大鍋でひたすら大根を炊き続け、椀によそって机に並べると、瞬く間に捌けてゆく。左の写真の手前に見える籠は、参列者が「志ざし」を入れるためのもの。しかし、どんだけの量の大根を炊くんだろうか。巨大な釜からどんどん出てきます。

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 にこやかに談笑しながら結び昆布の乗ったふろふき大根を味わう人々。味は、まあ普通にうまい。

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 寺で食べられるだけでなく、持ち帰り用も用意されています。これも同じく「志ざし」。
 どうでもいいけど、寺の隅に積み上げられていた大根の箱を見たら、なぜか千葉県銚子産の大根でした。尾三国境一帯はかつて県下有数の大根産地だったといいますが…。

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 帰り際、境内に出ていた露店で大好物の芋切りを物色する女性取材記者。ちなみにこれが今日の彼女の昼食です。 
 大根は年に一度ですが、参道の「九の市」は毎月9・19・29日に開催されるので、参拝&物色に、ぜひ。
(まさ)
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カンバンの手帖ブログ版0117

2009年11月28日
 今週の頭、久々に湯谷温泉周辺に行ったら、駅前にあった「旧鳳栄売店」がなくなってて唖然。このブログ、更地を見て唖然とするパターンがやたらと多いです。

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 以前ここにはこういう建物が建っていました。

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(2003.08.27撮影。以下同じ)

 温泉場によくあるような昔ながらの土産物店。僕が学生だった十数年前は確かまだ営業していたような覚えがあります。湯谷の昔については「国道151号。151話。」(春夏秋冬叢書)と「東三河今昔写真集」(樹林舎)の取材で、地元の人にかなり話を聞いたんだが、今考えてみると、この鳳来売店のことは話を聞かなかったなあ。
 名鉄の駅前には「赤坂売店」だの「平坂売店」だのいう商店があるけど、その系統でしょうか。湯谷温泉駅も開業時は私鉄(鳳来寺鉄道)だったし。また今度、湯谷のネタ元に聞いてこようと思います。
 鳳来売店を偲んで、この店に掲げられていた全カンバンを紹介しましょう。

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 正面の横カンバン。軽食ならわかるが「軽飲物」という表現は聞いたことがありません。訳すとソフトドリンク?昔のことだからラムネとかだろうか。

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 側面の横カンバン。「登録商標 銘菓 浮石/仏法僧せんべい・もなか/山吹の砂糖漬け」。湯谷の対岸に澤田屋という和菓子屋さんがあるけど、そこの商品か?これも要再調査。

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 二つの縦型カンバンは、ヘタウマな書体が実に味わい深い「おみやげ」に、「鳳来峡銘茶 熱湯玉露 仏法僧」。なかなか凄いネーミングの商品。今、このあたりはあまり茶産地のイメージがないが、昔は特産だったのか。
 なお、飯田線ボロ駅舎最後の砦、湯谷温泉駅は無事です。いつもいってることだけど、すぐにでも登録文化財にすべきだ!
(まさ)
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常滑にも紅葉名所

2009年11月27日
 昨日は佐布里の前に、常滑の61番高讃寺にも参拝。ここはモミジとイチョウが境内を包み、知多四国の札所では五指に入るいい風情の寺なんですが(超独断)、去年は終わりがかりに行っており、今年は散る前に行ってみました。

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 モミジとイチョウの競演。

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 苔むす地面に落ちるモミジの葉。なんか京都の古刹のように見えなくもないが、知多です。
 場所やカメラアングルによってはこのようにいい感じっぽいんですが、境内全体を見渡すと実のところ「文句なしにいい!」というわけでもありません。
 というのも色づきが木によってバラバラで、今が盛りの木もあれば、くすんでしおれた葉の木、あるいはまだ色づいてもいない木もあったりする。気候のせいか木自体のせいかわからないけど…。

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 長い参道から弘法堂のほうを見ると、こんな具合に旬と枯葉の斑になってる。う~む。
 まあでも、知多では数少ない紅葉スポット。明日は天気もいいようだし、巡拝するなら高讃寺を組み込むことをお勧めします。あと、隣の62番洞雲寺もいい。

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 ちなみにここは紅葉もさることながら、弘法堂に掲げられた奉納絵の数々も必見。その昔、地元の人が講を作って富士登山し、その記念に奉納したものです。銭湯のペンキ絵を思わせる富士山の絵が何枚も!シブい、シブすぎる。
 こうした巨大額絵は知多の寺や神社でやたらと見かけます。知多人ってどんだけ富士山が好きなんだ。近くに低い山しかないから、高い山への憧れがより強いのかね。
(まさ)

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文・写真・地図調査で制作に参加した「知多巡礼紀行&弘法道地図帳」(樹林舎)。歴史と全寺院の詳細はこの本をご覧下さい。
知多雑 | Comments(0) | Trackback(0)

Fuki in the house

2009年11月26日
 昨日、久々に知多市佐布里の知多四国札所密集地帯(5寺が集まっているところ)に行ったあと、八幡新田駅方面に出るべく丘陵地を越えようとすると、知多市北東部の広大な畑地帯の一角でこんなものが栽培されているのに遭遇。

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 フキです。知多市と東海市の特産品だという話は聞いたことあったが、実際に見るのは初めて。夏に北海道の足寄で見た気色悪いラワンブキ圃場(→●□)のようなインパクトはないけれど、これだけフキだらけだとなかなか圧巻です。
 後ろに見えるハウスの中もフキだらけ。

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 ウチの地元では、フキはそこらへんに生えているものを採ってくる、という認識があるので、こうしたハウスものってのは不思議な感じがします。そもそも、フキってそんなに需要があるのだろうか?

 あと、知多四国を巡拝される皆様向けの情報。佐布里の紅葉(といってもモミジとイチョウが少しあるくらいだが)は今こんな具合でいい頃合です。

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 73番正法院&75番誕生堂。
(まさ)
知多雑 | Comments(2) | Trackback(0)

ナイル&デセール

2009年11月25日
 好天だった先週末、一年ぶりに水窪へ行った際、市街地のスーパー「山道商店」で、新城で作られたローカルパンを発見。その名も「ナイルパン」に「デセール」。居合わせた地元の婆さんが「けっこうおいしいだよ」(←遠州弁)と言ってたもんで買ってみました。

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 ナイルパン(189円)は、給食のコッペパンを5倍ぐらいデカくしたもの。とにかくデカい。なぜこんなにデカくする。
 デセール(84円)は、スコーンにクリームを挟み込んだ菓子パン、というか菓子。なんともチープな味…というと失礼だが、いかにも田舎の年寄りが好きそうな風味です。ほかにも菓子パン数種類が売られていたけど、ナイルパンがでかすぎるので購入は見送り。
 パッケージデザインも味わい深い。ナイルパンには古代エジプト人の壁画?行列?があしらわれています。しかしなぜナイル?

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 メーカーは、新城の八楽製パン有限会社。取材したい!なお「八楽」とは、旧郡名の設楽と八名を合成した広域通称名で、新城ではたまに聞かれる名称です。

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(水窪駅前から見た水窪市街地)

 久々に「三遠南信」のつながりを見せてくれた一品でした。
 最近、行政や愛大の先生方がいうところの「三遠南信の地域連携」とやらに非常に懐疑的なんだけど(だって活動の成功事例ってある?)、こういうローカルフードからは伝統的なつながりが見えてきますね。あと例を挙げると、水窪では飯田の地酒「喜久水」が多い。
(まさ)
遠州雑 | Comments(2) | Trackback(0)

カンバンの手帖ブログ版0116

2009年11月24日
 先月末、伊那市西蓑輪で発見した「社団法人日本禁煙友愛会」の超強烈な標語カンバン。何ゆえにここまで嫌う?

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 もはやこの標語、ヒステリーとしか思えない。いったい何がこの団体にここまで言わせるのだろうか。首相みたいに鳩と友愛を謳うなら、喫煙者にも友愛の精神で接するべきなんでは…。
 なお、僕はタバコは吸わないけど、競輪場等で嗅ぎ慣れていたこともあって、あまり苦になりません。
 この団体のカンバン特集はこちら→●□
(まさ)
伊那谷雑 | Comments(0) | Trackback(0)

フォルテなくなり松菱のこり

2009年11月23日
 金曜日、久々に電車で浜松に行き駅前に下り立ったら、フォルテがなくなってて唖然。

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※後ろの高層ビルはフォルテではなく、静岡新聞なんかが入る「プレスタワー」ですので念のため

 遠州の人以外で知ってる人は少ないと思いますが、フォルテは遠鉄の本社も入っていた大型複合施設です。いや、でした。全面ガラス張りの実に浜松チックなバブリー建造物で、その姿はまさに巨大温室。建てられてからまだ20年しか経ってないんじゃなかったっけ?取り壊すのいくらなんでも早すぎないか。
 本来なら外観写真もアップしたいところですが、まさかあれが消滅するなんて思ってもみなかったもんで、デジカメでは撮っていなかった。う~ん、不覚。
 フォルテは中が巨大なアトリウムになってて、1階部分は出入り自由のフリースペースでした。ここで、大学当時付き合っていた遠州人の彼女とよく待ち合わせしたものです。まあ、待ち合わせの思い出しかないけど。

 そのいっぽう、浜松を代表するもうひとつのバブリー建築で、平成13年に自己破産して閉店した旧松菱百貨店は、いまだに健在。

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 いっちゃなんだけど、政令指定都市のど真ん中にこれは、ちょっとねえ…。
 浜松市立中央図書館に行くと、奇しくも「思い出の松菱展」が開催されていました。チラシやら古写真やらマニアックな展示物がならんでて、なかなか面白い企画展です。しかし、潰れて10年未満で回顧展ってのもなかなか凄い。さすが「やらまいか精神」の町だ(ちょっと違うか)。
 展覧会パンフによると、松菱百貨店の開店は昭和12年。この建物自体は平成4年の建築で、わずか10年しか使われていなかったことになります。松菱には2回ぐらいしか入ったことがなくて、確か1階にティファニーがあったのをぼんやり覚えている程度の思い出しかない。
 企画展のパンフにはこんな哀しい序文が。

「今回の催しには納得できないという方も多数いらっしゃることと思いますが、浜松の商業活動の歴史を振り返るということで、なにとぞお許しをいただき、ご覧くださるようお願いいたします。」
「まだ残っている松菱の建物を見る時、72年の歴史が思い出されて複雑な気持ちになります。」


 じゃあなんでやるんだよ、って感じだが。
 この企画展は11/29(日)までです。ヒマな人や地方都市マニア、あと浜松が好きで好きでしょうがなという人は、ぜひ行ってみてください。
(まさ)

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※2010.01.17追記
 古いファイルの中に、一枚だけフォルテを撮影した画像がありました。

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(2004.10.01撮影)

 なんともバブリーな感じの建物だなあ。
遠州雑 | Comments(0) | Trackback(0)

旧安倍郡井川村公民館&HINOMI

2009年11月21日
 奥大井湖上駅を見物したあと、さらに北上して終点の井川まで行ってみました。
 千頭から接阻峡温泉までは、車でなら意外と大したことない印象でしたが、ここからが長かった。転落したら即死級の深い谷沿いに続く悪い道をうねうね進み、16年ぶりにやって来ました井川地区。

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 不気味なほど静かなダム湖のほとりに集落があります。なんていったらいいのか、非常に不思議な雰囲気の村です。僕も相当いろんな集落に行っているけど、井川に類似する集落は思いつきません。天竜川の秋葉ダム湖沿いにある旧龍山村瀬尻(今は浜松市天竜区)がかろうじて近いけど、あちらはもっと「川」っぽいし。
 湖畔とはいえダム湖なので、信州あたりのリゾート地やヨーロッパ的な風情とは全然違います。山奥に忽然と現れた異空間。タヌキに化かされて迷い込んだような。なんて言ったら地元の人に怒られそうだが。
 左のコンクリ製の建物は、静岡市合併前の、安倍郡井川村合同庁舎。

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 なぜか玄関にこんな銘板がまだ取り付けられたままです。おそらく、中電のダム建設事業の補償で建てたものでしょう。同じく秋葉ダムの補償で建てられた旧龍山村役場と、実によく似ています。
 しかし、最上部に少し違和感が。出っぱった望楼から、さらに何かが飛び出ています。ズームレンズでよく見てみると…

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 なんと屋上には、例によってHINOMIが!わざわざ切断して上に乗っけたというのか?ていうか、望楼がある時点で火の見櫓の存在意味がまったくないじゃん。

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 別角度から見るとこんな具合にかなり目立つので、地域シンボルとしてのHINOMIの役割は、じゅうぶん果たしているといえば果たしている、けど…。やはり井川、なんか奇妙。
(まさ)
東日本 | Comments(0) | Trackback(0)

ほのぼの湖

2009年11月19日
 ここ2ヶ月ほど、我ながら行動範囲がムチャクチャです。ブログ左側のカテゴリー欄、我々がフィールドとしている愛知・岐阜・静岡・三重・長野各県をさらに細分化して分類していますが、最近はまんべんなく数が増えている状態。あまり動き回っているとアイデンティティのプチ崩壊に陥り、いったいこんなところで何をしてるんだ、と思うこともしばしば。最近は特に、遠州での地元感が薄れてきています。いや、もともと地元ではないんだけど。

 そんな思いを抱えつつ、昨日は大井川鉄道の奥部へ。千頭より上流へ行くのは16年ぶり。久々に井川線のトロッコ列車に乗りたいところだが、今回は車で沿線を回るのみ。運転本数が少なすぎるので、以前下りたくても下りられなかったいくつかの駅に立ち寄れるのは嬉しい。
 目的地のひとつは、奥大井湖上駅。ダム湖の真ん中にある、超メジャーな秘境駅ですね。

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 これまた有名な撮影ポイントから駅を眺めてみました。鉄道模型のような風景。
 いちおう取材だもんで、眺望ポイントから駅まで歩く時間を調べる必要があり、ほとんど東海自然歩道状態の山道を下って駅へ向かいました。ところが、途中で大渋滞に遭遇し、前に進めない!

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 写真に見える列車から降りた観光客の団体約100名が、一人分の幅しかない道をゾロゾロやって来るのだった。どうやらここで下車して、駐車場がある1.5キロ先の接阻峡温泉駅近くまで歩いていくらしい。もちろんガイドを除く全員が60歳以上で、その歩みは蝸牛のごとし。おかげで列車を一本撮り逃した。
 山道の先は、下の写真の正面に見える急傾斜の階段を下り、鉄橋の脇に設えられた歩道を歩いて、駅へ行きます。

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 駅には一組のカップルが残っていた。いや~、羨ましい。たまには夫婦でこういうところへ仕事抜きの旅をしたいもんだよ。
 ただ、この方たち、フツーの女性がマニアの男性に付き合わされているというような風情だったが。ウチもよくそうなります。
(まさ)
東日本 | Comments(0) | Trackback(0)

飛騨の椅子

2009年11月18日
 久々野での林檎狩りのあと国道41号を北上して、一年チョイぶりの高山市街へ。ここ数年、取材等で年に2~3回は来ているので今さら観光でもなく、目指したのはこちら。

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 町外れにある飛騨産業のアウトレットショップです。飛騨産業は、「飛騨家具」として知られる高級家具のメーカー。普通に売っている飛騨家具はあまりに高すぎて手が出ません。以前、飛騨産業のショールーム(飛騨の家具館)へガイドブックの取材で行ったことがあるが、紹介原稿を書くのに自分の財力ではそれを買えないってのは、何が釈然としなかった。でも、アウトレットならまあなんとかってことで…。
 欲しかったのは椅子です。これまで使っていたのは実家から持ってきた古いもの。数ヶ月前に背もたれが折れてしまい、金属部分が剥き出しになって危なかったのだ。近所のリーズナブル家具屋にこれぞというものはなく、長らくほかっておいたんだが、これではいかんとやって来た次第。
 アウトレットといってもじゅうぶんいい値段で、仕事場対応かつ手の出る範囲、という条件だと、候補は自ずと2点ほどに絞られてしまいます。それでも1時間弱、2人で吟味して、ようやく買ったのがこちらのシブいヤツ。

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 手の出ない飛騨の伝統工芸品、次の目標は渋草焼か。
(まさ)
飛騨雑 | Comments(0) | Trackback(0)

もぎって!飛騨林檎

2009年11月17日
 日曜日は久々野へリンゴ狩りへ。母親の高校時代の同級生がリンゴ農園をやっておられ、観光農園ではないんだけど農園開放みたいな行事を毎年催しているのです。
 場所は久々野の南外れに位置する阿多粕という集落。国道41号を外れて山道へと入ると、深い谷間の斜面にリンゴ園がありました。リンゴ園と聞くと、伊那谷の視界の開けた感じを思い浮かべるので、このロケーションには少々驚いた。

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 遅れて到着するとすでに両親&親戚&親の友達はリンゴの木の下にもぐりこんで、リンゴをもぎまくってござった。我々もさっそくもぐ、もぎまくる!いや、いちおう重量制限があるんですけど。

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 枝も垂れ下がるほどたわわに実る真っ赤なリンゴ。

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 もぎたての王林にかぶりつく女性取材記者(ただの観光客)。
 このリンゴがまた蜜が多い。かじりつくと、たっぷりの甘味とほどよい酸味の汁が口の中に広がってゆきます。ああ美味い。

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 もぎってかじったあとはログハウスの中で、鶏ちゃん&焼肉バーベキュー。リンゴ農家ならではの「リンゴ入りケンチン汁」も振舞っていただきました。アマゴかヤマメの塩焼きもあり、お腹いっぱい。さらに、家の裏で栽培されていたデッカイ椎茸を炭火で焼いたのがまたうまい。
 ここのご主人はかなりの才人で、このログハウスも自分で建ててしまったらしい。中には昔の農具なんかが飾ってあり、さながら民俗資料館の様相を呈しています。リンゴや鶏ちゃんを食べつつ飛騨びとの暮らしも垣間見た感じで、すごく面白かった。
 リンゴ農家のSさん、どうもありがとうございました。
(まさまり)
飛騨雑 | Comments(1) | Trackback(0)

残って!御嵩駅

2009年11月13日
 本日の大垣競輪S級決勝、豊橋期待の星というか競輪界期待の星・深谷知広(S2・96期)は2着。デビュー以来の連勝は20でストップ。いや~、惜しかった。って、さすがに見に行ってないですけど。このタイトルではないが、G前で「残って!フカヤ~」と叫んだ客や関係者が大勢いたことだろう。
 それはさておき、先日、取材で久々に御嵩へ。東海環状道を頻繁に通るのでちょくちょくかすめてはいるのですが、なかなか市街地まで行くことはなく、訪問はいったいいつ以来のことか。
 宿場町をウロウロしたついでに、広見線の御嵩駅にも寄ってみました。

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 嬉しいことに山小屋風の駅舎は健在。と言っても蒲郡線同様、いつ廃止されてもおかしくない状態が幸いしてのことでしょうが…。自動改札機の導入が見送られているので、名鉄では数少なくなった改札の鉄パイプ柵も残っています。

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 当然ながら無人化されているのだが、駅舎の中には明かりが灯っています。なぜかと思えば、観光案内所になっているのでした。
 中にはパンフレット類がずらり。そういえば、廃止になったわが地元の本揖斐駅は、駅舎の中に古びた戸棚が置いてあり、その中に観光パンフや名鉄観光のツアーチラシなんかがたくさん常備されてたっけなあ…。

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 駅の周辺には利用促進の幟がいくつも立ち、町なかの商店にも同様のポスターが貼られていました。
 考えてみると、名鉄揖斐線の黒野-本揖斐の廃止の時、わが町では廃止反対や利用促進のムーブメントが、まったく何も起きませんでした。もとよりこの路線を利用する揖斐川町民はかなり少なかったのだけど、それにしても関心の低さは驚くほど。役場なんぞはアリバイ的に揖斐線についての意識調査アンケートをやってたけど、最初から存続させる気なんか全くないことがミエミエの、ふざけた項目を並べてる始末。そのくせ廃止当日なんか、役場職員が本揖斐駅に物産かなにかの販売に出張ってきたりしてて、もうホント、ウチの町ってなんなのかねえ…。
 御嵩はウチの地元より民度も高そうで地域住民の活動も盛んみたいなので、広見線は頑張って残してください。
(まさ)
中濃・東濃雑 | Comments(4) | Trackback(0)

カンバンの手帖ブログ版0115

2009年11月12日
 江南市の中心部で発見。ビルの壁2階分にジカ描きした、カメラ屋のスペーシーな巨大イラストカンバン。

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  どこの惑星に立っているのか。
(まさ)
尾張雑 | Comments(0) | Trackback(0)

全員集合

2009年11月07日
 昨日、名鉄一宮駅にある名鉄百貨店一宮店で「第9回木曽川自慢観光物産展」のオープニングセレモニーがあったので、行ってきた(いちおう仕事)。犬山・扶桑・江南・一宮・稲沢・羽島・笠松・岐南・各務原の9市町を中心とした物産展で、着ぐるみのない一宮、扶桑、各務原以外のゆるキャラが全員集合するという、凄い事態に!駅のコンコースはカメラを構える通行人やセレモニーに出た園児、その父兄、行政関係者でおおさわぎ。

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 稲沢のいなっピー(いなばピーナッツの略ではありません)だけあっちを向いていますが、着ぐるみが重すぎて一度ポジションを定めるとなかなか向きを変えられないらしい。なお、今日はいなっピーだけ出るそうです。

 なお、物産展は今日明日と開催。この9市町で名物といってもあまりピンと来ない人が多いと思いますが、粒ぞろいの物産が意外とたくさん集まってて、なかなか面白いです。東白川村、木曽のブースもあり。
(まさ)
尾張雑 | Comments(2) | Trackback(0)

くぐって!浜名湖橋

2009年11月05日
 少年マンガのタイトルみたいですが、特にそういう内容ではありません。
 昨日は大変お日柄もよく、2週間前に続いてまた浜名湖で漁船に乗せてもらった。細江湖(旧細江町に面した再奥部の入り江)湖畔にある小学校が授業で和船漕ぎの体験をしており、その取材です。
 同乗した漁船は、地元ボランティアによるサポート船。小学生が必死に漕ぐ様を、随伴する船からのんきに眺めてた次第。天気が悪けりゃ見るほうも大変だったろうけど、さざ波すらも立たないような好天だもんですから、ほとんど漁船クルーズのおもむき。いや~、のんきだ。しかも、この取材の原稿締め切りは一年後、のんきにもほどがある。
 漁船を運転するボランティアの方も、あまりの天気のよさに「今日の浜名湖は最高だ!」とテンションあがりまくり、船団を離脱してサービスで舘山寺の方まで連れて行ってくれたりしました。

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 いつも上を走っている東名浜名湖橋を湖上から眺める。こうして見ると、運転を誤れば簡単に湖に落っこちそうな感じだ。

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 これは珍しい、下から見た浜名湖橋。橋脚には「細江湖は遊走禁止!」「航路直角進入」など、マニアックな警告板が貼られています。

 珍しいと書いて自慢してみたけど、よく考えたら寸座にも浜名湖遊覧船が発着しているので、別に珍しくもなんともないですね。
(まさ)
遠州雑 | Comments(2) | Trackback(0)

THE ライン

2009年11月04日
 昨日、とある取材で三重県へ行って来ました。タイトルだけ見ると、中川-豊岡の九州ラインで決まった松坂競輪のGⅢ決勝の話題かと思われる方もおられましょうが(いないか)、違います。
 松坂の奥、雲出川流域にある白山町の、平野部から山間部へいよいよ突入!というあたりに、こんな案内標識が。

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 家城線?なにそれ?
 路傍の案内地図を見たら意味が判明。どうやらこのあたりの雲出川の渓谷を「家城ライン」と呼ぶらしい。要はヨーロッパのライン川から名前を拝借した「日本ライン」の、そのまた拝借。なんだかなあ、三重県。この案内板のあたりは案の定って感じで、なぜこれでライン川?と思わずにいられない地味な渓谷です。
 しかし、少し下流へ行くと意外と凄い光景が。

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 凄くないって?それは写真が下手なせい。実物はけっこう迫力のある甌穴です。「家城ライン」の命名は昭和6年とのこと。意外と歴史も古い。地味な土地柄ゆえ、メジャーにあやかりたかった先人の気持ちもわからなくもない。
 奥に見える鉄橋に列車が写っていたら言うことないんだが、残念ながらここは、先日JR東海が廃止の意向を表明した名松線の、まさに廃止予定区間。家城駅の500mほど先になります。
 家城ライン最寄の家城駅など、名松線各駅に掲示されていた告知を参考までに。

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 あと、廃止区間の一駅目、伊勢竹原駅。確か昔の伊勢奥津駅も、これとほぼ同じ形状だったと思います。

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 廃止してほしくないけど、せめて駅舎を文化財として残せないものか…。
(まさ)
三重雑 | Comments(0) | Trackback(0)

カンバンの手帖ブログ版0114

2009年11月03日
 柿の季節ですね~。柿といえば本巣。ということで先週岐阜に行った際、樽見鉄道の糸貫駅にふらっと寄ってみました(脈絡がありませんが)。

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 何年ぶりかわからないけど、樽見鉄道の駅は何も変わりようがなくていいですね。
 で、そんな糸貫駅前にまだ残っていたカンバンのようなもの。語感がなんとも懐かしい「名古屋鉄道管理局」の文字入り。

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 この直角三角形がなぜ踏切を表すのかわかりませんが…。
 ついでに、数百メートル南にあるモレラ岐阜駅にも寄ってみた。

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 目の前は柿畑。新設駅だが意外と好ロケーションです。
(まさ) 
岐阜中部・西濃雑 | Comments(0) | Trackback(0)

タウンサインの研究0020

2009年11月01日
 先週、打ち合わせで岐阜に行った際、時間が空いたので久々に岐阜市街地を歩いてみた。そのとき、徹明町交差点東で見つけたタウンサイン。

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 まさかこんなところに名鉄岐阜市内線の遺物があるとは。市内線が走ってた頃の岐阜はゴチャゴチャしてて人通りも多くて活気があったよなあ~、としみじみさせる一品。子供のころは、地元の本揖斐から揖斐線・市内線に乗ってよく岐阜に遊びにきたものだった。四方向に軌道が伸び空中で架線が絡み合う徹明町交差点は、子供心にもアガったなあ。
 そういえば、この北にあった自由書房本店も、南にあった大衆書房も、新岐阜駅前の星野書店も、いつの間にかなくなっていました。島にカルコスができてからほとんど行かなかったとはいえ、やはり町の真ん中に大きな書店がないってのは、中核都市としては致命的だろう。困ったもんだ岐阜市。路面電車も書店も、一度失えばもう二度と戻らない。
 ついでに柳ヶ瀬のアーケード内の、気になるサインも。

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 シブい、シブすぎる。シブいだけで終わらないでほしいが…。
(まさ)
岐阜中部・西濃雑 | Comments(0) | Trackback(0)
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