あぶらげと串カツのブルース

2008年01月31日
 日曜日、嫁の両親に誘われて、岐阜県海津市(旧平田町)にあるお千代保稲荷に行ってきました。西濃地方出身の私ですが、実家の揖斐と海津は中途半端に離れていることもあり、不覚にも今回が初参詣であります。
 けっこう面白いという話は聞いていたんだけど(ウワサだけ聞いて、某社のガイドブックで取り上げるよう進言だけはした)、実際に行ってみたらやっぱり面白かった。門前町のアッパーな雰囲気はもしかしたら岐阜県では一番かも。

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 初体験のおちょぼさんで目に止まったのは、なんといっても拝殿前の賽銭箱に投げ入れるあぶらげ。あぶらげに藁を刺し輪にしたものが社の手前で売られおり、そいつを投げ入れるんだが、なんとも奇矯な風習です。豊橋近郊の小坂井にある五社稲荷で、狐の石像にあぶらげを咥えさせているのを見たことがあるが、それ以上のインパクト。このあぶらげの山、あとでどうすんだろう?

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 しかし、おちょぼさん最大の名物は、あぶらげの奉納ではなく串カツらしい。最大手の「玉家」の前には(この絵もなかなかいいねぇ)、ものすごい人だかりが!

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 揚げたのての串カツにキャベツを刺し、台に置かれたソースに浸して、その場でパクっと食べる。一瞬どこかの競輪場かと思いました(今はこんなに人が群れないか)。
 こういう食べ方は競輪場でさんざんやってますんで、我々は店内に座り、落ち着いて昼食です。

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 山盛り串カツ&串ドテ、プラス小ライス。右に写る女性取材記者は一人で瓶ビールを注文。ほろ酔いのご満悦で、おちょぼさんを後にしました。

 それにしてもおちょぼさん、なかなかレベルが高い。今まで知らなかったのがホント迂闊だった。来年度版の某大手地図会社発行の県別ガイドブックでは、ぜひもっと大きく取り上げてほしいもんです。
 なお、門前町で売っている特産品の詳細レポートを、I toursのブログ(→●□)に書いたので、そちらも併せてご覧ください。
(まさ)
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銀輪と馬体のブルース

2008年01月30日
 先に書いた媒体には、木曽川の向いにある笠松競馬も同時に掲載するため、こちらにも昨年末から数回、足を運びました。競輪が専門のわたくしですが、地元ということで昔はちょくちょく行っていた、お馴染みの場です。
 ここはなんといってもロケーション抜群。公営レース場の風景としては、僕が知る中では5指に入るでしょう。このひろびろ感は競輪場にはありません。あまりにのどかすぎて、馬券買うよりスタンドでボーっとしてたり読書してるほうがいいかも。いっそ寝るか。

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 138タワー&馬たち。

 先週はレディースルームの体験取材。心地よい季節なら外にいたほうがいいけど、伊吹おろしが吹きつけるクソ寒い冬は、断然特観席に限ります。レース前に行われた初心者向けレクチャーはもうすこし内容をなんとかしたほうがいいと思うけど(今の予算と職員数では仕方ないのか?プロデュースさせてほしいわ)、レディースルームの環境と弁当は満足いく内容。といっても、僕は男なので取材じゃなければ利用できないんだが。

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 弁当をがっつく女性取材記者。食事にも予想にも没頭中!この後、二人揃って中穴を当てて、取材経費を取り戻すことに成功しました。

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 この日はJRAとの交流戦が行われ、トップジョッキーの福永祐一が勝利し、表彰式後にはサインを求める人だかり。さすが大物。
 レース後、笠松のホープである尾島徹騎手に取材させてもらいましたが、若くして騎手会長を務めているだけあってなかなかキリっとしており、いずれオーラを放つ存在になれそうです。かつて笠松所属だった安藤勝己のような超一流の騎手に育ち、笠松いや地方競馬の救世主になってほしいものだ。
(まさ)
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一宮の両雄に会う!

2008年01月29日
 競輪新聞社を辞めて12年。この機会をどれほど待ったことか。

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 木曽川中流域で年4回発行される某誌の取材で、一宮競輪に昨年末から数回足を運んでおりましたが、今日は取材の大トリ、選手インタビューを敢行しました。幅広い年齢層の人が読む媒体で、地元出身の選手に競輪の魅力を語ってもらうというような企画。選手会を通じて紹介してもらったのが、一宮競輪場をホームバンクとする一丸安貴選手(S1・70期)と山内卓也選手(S1・77期)!愛知の顔!一宮の宝!
 インタビュアー(ライター)はウチの嫁、カメラマンは毎回お世話になっているKさん(奇しくも一宮出身)。僕の立場はいちおう編集ですが、個人的な思い入れが強くて、一人でかなり浮かれておりました。
 やはり金網越しに見るのと、実際に会うのとは違うなあ~。さすが大物だけあってオーラというか凄みを感じます。理路整然としつつも熱く競輪の面白さを語る一丸選手、先輩を立ててか控え目ながら鋭さとお茶目さを交互に見せる山内選手。特に、競輪素人の女性ライターに対する、一丸選手の競輪イロハ解説には感嘆!僕が何度語っても理解させられなかったことを、実に分かりやすく説明し、彼女を納得させてくれました。
 9月には一宮で久々の大レース、オールスター競輪があるんだけど、選手と話した興奮覚めやらぬ嫁が取材後に曰く「ぜったい見に行きたい!応援しなくちゃ!」。
 いや~、これで大手を振って競輪に行けます。ホントありがとう両選手!
(まさ)
尾張雑 | Comments(0) | Trackback(0)

これぞ、職人技

2008年01月25日
一宮市(旧尾西市)にある「ふくや」さんの上生菓子です。銘を「糸桜」といい、表面の餡は菊の花びらのように細く、穏やかな春を表しています。餡に伊勢芋を合わせているので、ねっとりしたコシがあり、中には白小豆の粒餡が入っています。切った時の断面も美しい、レベルの高い上生菓子でした。
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こだわりは餡に伊勢芋を使っていることと、餡の繊細さ。伊勢芋を蒸して裏ごししたものを砂糖と合わせ、釜炊きし、もう一度裏ごして餡と合わせ、「すいの」と呼ばれる目の細かい篩(ふる)いでこします。餡がつぶれてしまうのを防ぐため、網が上、餡を下にして、押し出すようにして、細い餡を作ります。それを一つ一つ箸でつまんでまぶしていく作業は、相当な手間と時間がかかるでしょう。話を聞いただけで気が遠くなります。
飾り気のない普通の店に見えますが、食べると職人の腕の良さが分かります。他の和菓子屋の店主からも一目を置かれる名店で、茶菓子の注文が多いそうです。一宮方面にお立ち寄りの際はぜひ!
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「すいの」↑
網は馬の毛で、適度な油分があるからか、餡がこびりつかないそう。

「ふくや」
一宮市開明字愛宕北60-1
0586-45-1944
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TENGU & HINOMI/職人技 on the 屋根0010

2008年01月22日
 睡眠不足なのでお手軽シリーズ。一週間前に豊川市に合併されたばかりの御津町上佐脇で発見したもの。

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 小さな秋葉さんの祠なので、火防の神である天狗が乗っかっているわけです。この子はけっこうカッコいい天狗だわね。春野の秋葉神社はフィギュアにして売るべし。

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 祠の横には例によってHINOMIが!まさに防火の2大シンボル揃い踏み!もう勘弁して!
(まさ)
東三河雑 | Comments(0) | Trackback(0)

公園シティ

2008年01月20日
 先日、取材で各務原に行ってきました。各務原というと自衛隊があって飛行機の音がウルサイということぐらいしか印象がないけど、意外にも公園レベルが高い町だと初めて気が付いた。町の中心部に、名鉄各務原線を挟んで「市民公園」と「学びの森」という二つの広大な公園があり、これがどちらもなかなか気持ちがいいのです。
 もともとこのふたつの公園は岐阜大学農学部だったところで、その跡地に整備されました。

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 「学びの森」です。僕の写真の腕ではその広さが伝わりにくいけど、一面の芝生に巨木、小川、丘、竹林がいい感じで配置されています。冬だと寒々してるけど、初夏と秋にはかなり心地よくなるでしょう。

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 一部はこのように自然の地形を生かした遊歩道も。なんとなく愛知万博会場の香りがしなくもないが…。

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 敷地内にはカフェまであります。これもなんか愛知万博で見たようなデザイン。

 外国に行くと、町の真ん中でとんでもなく美しい公園に出くわして感動することがしばしばですが、日本の都市部で「いい公園」にお目にかかることは滅多にありません。例えば名古屋だと白川公園が都市公園の代表格か。周辺はオフィス街で、科学館と名古屋市美術館に囲まれているので人はいるんだけど、なんかこう、パッとしないというか…。散歩したり、佇んでいたくなったり、愛を語り合ったり、そういう気持ちにはあまりさせないんだよなあ。白川公園じゃ、愛じゃなくて将来の不安を語り合うって感じだ。
 地方都市や田舎の公園は言わずもがなで、遊具とベンチを置いておけばまあいいか、という行政のテキトー感がありありのところが非常に多い。要するに、優秀な公園デザイナーと、行政に優秀なプロデューサーがいなかったということでしょう。
 各務原の「学びの森」は、そんな日本の公園イメージを覆すいい公園だと思います。ベッドタウンにふさわしい空間であり、少子高齢化と子供のインドア化が進むなか、市民が出向く場所を提供しています。日本の役人は、空いた土地にはしょーもないハコモノしか作れないし、民間では大型ショッピングモールしか作らない。そういう観点では、空地の有効利用の好例ともいえます。

 「学びの森」には、ちょっと笑いを取る場所も。敷地の南側にイチョウの巨木が並ぶ250mの遊歩道があるのだが、ここの愛称が「冬ソナストリート」。ここまでいい公園作っといて、最後にオトすんかい!
 各務原市は冬ソナの舞台となった韓国春川市と姉妹都市なので、その関係なんでしょうが、それにしても…。もしかしたら、とりあえず名前で市民の注目を集めといて、実際に足を運ばせて公園全体の良さを知ってもらおうという、高度な戦術なのか?

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 これが「冬ソナストリート」。手前に見えるのぼりは、園内カフェに「各務原キムチ」(数年前から売り出し中の新名物。これも韓国との交流をヒントに開発)を使ったメニューがあるというサイン。やっぱ「冬ソナストリート(笑)」だなあ。こういうところが岐阜っぽくていい。
(まさ)
岐阜中部・西濃雑 | Comments(0) | Trackback(0)

早くも菜の花

2008年01月17日
 寒い毎日が続いております。しかし昨日、三ヶ日に行ったら、もう菜の花が咲いておりました。

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 まだ全開という感じではありません。さほど広くない休耕田なので、全体は下のような感じ。左と後方ににチラッと見えてる生垣はみかん畑です。

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 今年に入って薄暗い写真ばかりだったので、たまには明るくしてみました。
(まさ)
遠州雑 | Comments(2) | Trackback(0)

職人技 on the 壁

2008年01月15日
 地味路線をひたすら突っ走るこのブログ。たまには別の路線にも行きたいんですが、HINOMIに関わってからというもの、行き先の地味度が増してるから仕方ないといえば仕方ない。
 てなわけで今日も地味な小ネタで。旧足助町の桑田和という地味な集落にある旧家の土蔵です。

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 なんてことない普通の土蔵ですが、軒下をクローズアップしてみると…。

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 ド迫力のドラゴン!こりゃ怖い!漆喰で作った「鏝絵(コテえ)」というヤツで、造形センスに優れた左官職人がこしらえたものでしょう。三河では、ここまでハデなものはあまり見かけません。市指定文化財級です。
 鏝絵がちょっとした名物になっている地域もたまにあって、僕が行ったところでは島根県邇摩郡(石見銀山のあたり)とか、大分県日出(城下カレイで有名)なんかがそうでした。こういう装飾にも地域で流行があったはずなので、探せば東加茂郡内でもっと見つかるかも。

告知 3か月半ぶりに I tours のブログを更新してみました。→●□
(まさ)
西三河雑 | Comments(0) | Trackback(0)

のぎやん0003

2008年01月14日
 ご好評にお応えして(好評?)、乃木大将様をもうお一方。北設楽郡東栄町の中設楽小学校跡地におられます。

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 右の石像が大将、左の石像は相模のニノキンこと、二宮金次郎。格の違いか?のぎやんのほうが体がふたまわりデカイ。

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 杉本のものよりこちらの方が精巧な気がします。ちなみに建造は昭和15年。紀元2600年の記念でしょう。

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 こちらは古い小学校ならどこにでもいるお馴染みのキンちゃん。生まれは乃木像より2年早い昭和13年。

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 中設楽小学校は平成18年3月に廃校になっちゃいまして、今ははこのようにすっかり更地になってますが、昔はここに下のような横長の木造校舎が建ってました。

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 校庭の隅に追いやられているのぎっちも、校舎があった頃はこのように玄関のまん前で東栄町の子ども達を見守って(指揮して?)いました。

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 戦後教育上、ちょっとヤバい感じがしなくもないですが。まあ、鷹揚な土地柄なんで。
(まさ)
東三河雑 | Comments(1) | Trackback(0)

MIKA from MIKKABI

2008年01月11日
 昨日、ウチに三ヶ日みかんの贈り物が届きました。拙著「浜道紀行」と季刊誌「そう」07年秋号で取材させていただいた、三ヶ日みかん農家のSさんからです。ありがとうございます。

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 本にも雑誌にも書きましたが、Sさんちのみかんは、でらうま!三ヶ日みかんはたいがい美味いけど、これは別格の美味さです。美味い。幸せ。
 このみかんは、畑の土に浜名湖産のカキ殻を撒くという独自の農法で作りあげた、至極の一品。なぜカキ殻を撒くと美味くなるのか?話すと長くなるので詳しくは上記拙稿をご覧ください(ご注文承ります)。
 みかんの上に載っかっているのは、三ヶ日みかんのキャラクター、ミカちゃんのシール。
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 う~ん、レアもの!
(まさ)
食べもの | Comments(3) | Trackback(0)

のぎやん0002

2008年01月10日
 ごく一部の人には異様にウケがよかった、11/6の記事(→●□)の第2弾。旧旭町杉本の村外れ(駐在所の前)で発見した、「忠魂庭」にたたずむ日露戦争の英雄・乃木大将様でございます。

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 なんで2体も!?しかも格好が違う!村の人はどういう経緯で発注したんだ?

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 左側の大将は、先の記事で出した豊田市林添のものと同じスタイルで、軍刀を持ってます。

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 そして右側の大将は、双眼鏡を首からぶら下げてるバージョン。どうでもいいけど、持ってるものだけでなくヒゲの生え具合も微妙に違っております。
 夜に見たらコワイだろうなあ~。
(まさ)
西三河雑 | Comments(2) | Trackback(0)

寒風に揺れる風鈴&半鐘

2008年01月08日
 旧東加茂郡旭町の中心部、小渡(おど)地区は、風鈴の町としてボチボチ知られています。町の真ん中に増福寺という小さいお寺があって、願掛けに絵馬じゃなくて風鈴を奉納するんだそうです。足助の影に隠れて地味な印象が否めない旭ですが、他ではあまり聞かない町おこしアイテムで、なかなかいい(と言いつつイベントシーズンには行ったことがないんだが)。

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 しかし、夏なら涼しげでいいんだけど、このクソ寒いときにチリンチリン鳴ってもなんかなあ…。
 そしてこの寺の門前には、例によってHINOMIが!

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 う~ん、寒さが増す。
(まさ)
西三河雑 | Comments(0) | Trackback(0)

カンバンの手帖ブログ版0045

2008年01月07日
 旧東加茂郡旭町の槙本という集落にて発見したもの。田舎に行くとたま~に見かける、高度経済成長期の生活改善運動のカンバンです。今の時代では大きなお世話というような項目が並んでますが、昔はこういうことが問題になってたんだねえ。
 注目したいのは後ろから二番目の項目。

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 「町民相互の年賀状の自粛」って…。郵便局の営業妨害か!
(まさ) 
西三河雑 | Comments(0) | Trackback(0)

BARSAN & HINOMI 0003

2008年01月05日
 グランプリ敗戦の傷も癒え(忘れっぽい)、正月気分もすっかり抜けたところで、茶飲み話ならぬHINOMI話に戻ります。ていうかいつまで引っ張るんだこれ。
 ただしネタの採取は昨年末。東栄町の奥の方に、尾籠と書いて「おろう」と読む小集落があります。車ではこれ以上進めないドン詰まりの村。かなり閉ざされ感が漂うところです。
      ↓ここに小さくHINOMIが見える
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 このように、傾斜の緩いところを開墾して茶畑にしています。面積的には大したことないが、ZYSANやBARSANだけでやるには、このぐらいが程よいのでしょう。

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 このような見慣れぬものも植えられていました。
 上の写真で尻だけ見えてるBARSANに聞いたところ、これはニンニク。三河でニンニクを栽培しているところは初めて見た。これは農協に出荷するのではなく、もっぱら自家消費用。BARSANの話では、尾籠のニンニクはこの土地の原種で、小さくて辛味が強いのが特徴とのこと。名前は特にナシ。原産地呼称ばやりのいまどき、「尾籠ニンニク」とでも名付けれ売り出せば売れそうなもんだが、このムラには市場に流通させられるほど生産できる土地もないし人もいません。
 BARSAN曰く「ワシは365日食べているから風邪をひかん」。ニンニクを毎日!?収穫できない冬の間は、乾燥ニンニクを粉状にしオブラートに包んで飲んでいるという。そこまでして!?。
 娘だった戦時中には蓄膿も尾籠ニンニクで治したそうで、輪切りにしたニンニクを鼻の横に置き、さらに灸を据えたら、やがてニンニク臭のする鼻汁がダラダラ出てきて、それが一週間も出続けると完治したそうな。脅威の民間療法!
(まさ)
東三河雑 | Comments(0) | Trackback(0)

瑞岩寺の正月

2008年01月04日
 僕の地元は瑞岩寺という集落です。ムラの一番奥にある「瑞巌寺」という臨済宗の古刹がその名の由来。宮城県松島の瑞巌寺を知らない人はいなくても、揖斐の瑞巌寺を知ってる人は地元民以外でほとんどおらんでしょう。あと、よっぽどの歴史マニア。
 20戸ちょっとしかない極小集落なんですが、面白いのは全戸が瑞巌寺の檀家じゃないこと。半分は瑞巌寺の檀家で半分は町外にある浄土真宗の寺院の檀家となっており、ウチは浄土真宗。墓地も村の東西に、臨済宗と浄土真宗で分かれています。なぜこんなことになっておるのかは、知らん。
 夏休みになると、ラジオ体操の後に瑞巌寺の和尚さんにお経を習いに行くのが古くからの慣例なんですが、ここの和尚さんは2宗派のお経を教えてくれました。なのでウチのムラでは皆、禅宗のお経「般若心経」と浄土真宗のお経「正信偈」を唱えることができます。それで違和感なく育ったけど、考えてみりゃヘンなところだな。

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 さて、そんな瑞岩寺集落では、正月の朝、宗派に関係なく全戸の家長が集合して瑞巌寺に挨拶に行くという風習があります。僕は家長でないので参加しませんが、まあ、あと十何年かしたら行くことになるでしょう。
 まず、お宮さん(神社)に集まって参拝。当番の家が作ったおせち料理をつまみつつ、一杯引っ掛けてから、ゾロゾロとお寺さんへ。

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 出掛けるときは…全部そのまんまかい!おせちに雪が降り注ぐ。
 お神酒と好物の煮豆を狙う嫁。さすがに神様の前でつまみ食いは憚られ、皆さんが戻ってきてからいただきました。

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 これがウチから徒歩2分のところにある、臨済宗妙心寺派・瑞巌寺。もちろん除夜の鐘はここでつきます。
 境内地も広く、所有する寺宝も多い、かなり立派なお寺です。どれくらい立派かというと…語れるほど詳しくないので割愛。
 ひとつ凄い話は、南北朝時代、北朝の後光厳天皇が戦火を逃れてこの寺を3か月ほど頓宮(仮の宮)としていたこと。つまりウチのムラはほんの一時期、首都だったのです!首都っつーか完全に「隠れ里」なわけだが。

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 瑞岩寺の山門から、ムラのシンボル一本杉を望む。僕はこの木を見て育ちました。

 というわけで年頭のふるさと自慢はオシマイ。自慢か?
(まさ)
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謹賀新年2008

2008年01月03日
 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

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(正月初飛び)

 今年の正月は、大晦日から3日まで双方の実家を行き来し、実に正月らしい正月でした。嫁は「長男の嫁」として甲斐甲斐しく立ち働き、僕は自分の実家でも嫁の実家でも酒飲んで寝っぱなしという有様。競輪グランプリの負けを、年末ジャンボでも正月開催の一宮競輪でも取り返せなかったヤケ酒、というわけではありませんが…。
 正月の岐阜は、上の写真のように雪が降り積もりました。岐阜といっても平野部ではたいした雪ではなく、家の真裏に山がそびえるわが地元集落だからこそのこんな雪景色。今日は大垣あたりでは既に溶けてるけど、揖斐川町の外れに位置するウチではまだ道にも雪がありました。
 さきほど知立に戻って来たんだが、彼の地と比べるとやっぱ空気が冷たくないわ。
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(今年もよろしくワン)

(まさ&まり)
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