秘打!白鳥の水田

2017年01月07日
 本年もよろしくお願いいたします。

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(千葉県印西市本埜地区の初日の出)

 今年は暮れから元旦の朝までは義両親の移住先の千葉県北総ですごし、昼過ぎの飛行機で羽田から山口県の山口宇部空港に飛んで、1日夜から4日までは下関在住の友人宅に滞在、帰りに広島でちょっと遊んで自宅に戻るという、なかなかアクロバチックな動きをしてみました。
 元旦は日の出の少し前に起き出して、千葉県が誇る美しき田園地帯、印西市の本埜地区(→●□)を車で徘徊。上の初日の出写真は、地元の名所「白鳥の郷」の近くで撮ったものです。
 その「白鳥の郷」は、県道沿いにカンバンが出ているので前から気になっていました。このエリアで白鳥が飛来するなら印旛沼や周辺に点在す小さい池だろう、と思って現地に行ってみたら、ぜんぜん違っていて驚いた。

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 飛来地はなんと、水を張った田んぼの一区画であった。いやー、実にシブい。
 案内板によると、平成4年に排水路工事のため一時的に水を張っていた田んぼに6羽の白鳥が舞い降りたのを地元の人が発見したのが始まり。平成7年に近所の人が白鳥飛来地用に田んぼを提供し、以来、保護活動を行っているとのこと。

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 白鳥を見物したあとは、印旛沼と利根川を結ぶ長門川を眺めたり、

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 JR成田線の本埜踏切を眺めたりと、印西の美しき地味景観を堪能したのであった。なお、正月早々のマニアックな田園地帯探索に、当然ながら妻子は伴っておりません。

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「ついていけませんよ、おとうさん」
 広島・マツダスタジアムで秘打・白鳥の湖のイメトレに励む5歳児。
(まさ)
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ふなっホー

2016年06月12日
 まだ千葉ばなし。
 僕がチェックを欠かさない日本郵便のサイト内の「開局情報(開局・一時閉鎖等)」に、昨夏訪問した印西市の船穂郵便局が「4/29廃止」とあったので、今回の滞在中に見に行ってみました。

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 昭和50年代ぽい局舎には「閉店のお知らせ」が掲示され、ついでに局前ポストも廃止され黒いビニールシートが被せられております。
 張り紙を見ると、ここからわずか2キロちょっとのところに2局もあるので、利用者の便から見るとさほど影響はないかもしれません。しかし「船穂」という局名は明治22年から昭和29年まで存在した印旛郡船穂村の名に基づくものであり、印西町への合併・印西市制施行を経ても「印西」を冠することなく伝統局名を維持してきた貴重な存在でした。地名マニアとしては実に惜しい。

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 局のすぐそばには船穂小学校と「船穂村道路元標」もあり、ここあたりがまさしく村の中心地。

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 中心地なんですが、広大な林の中に人家がボソボソっと集まる北総台地の典型的な小集落で、町場的な風情はありません。ああシブい。

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 で、そんな船穂村の中心部からほんの数キロ行くと、千葉ニュータウンが広がっているわけです。写真は印西牧の原駅前のショッピングモールBIG HOPの観覧車から見た旧船穂村の一部。

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2冊更新しました。

0239不思議の国のバード(佐々大河)→●□
0240僕たちのヒーローはみんな在日だった(朴一)→●□
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空港の秘境

2016年06月11日
 芝山千代田駅から車で成田市街方面へ戻る途中、「東成田駅」の案内表示があったので寄ってみました。

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 ここは京成と芝鉄の接続駅で、かつてはここが成田空港駅でした。しかし、1991年にJRと京成が共同利用する現・成田空港駅が開業すると、東成田駅に改称して空港玄関口の地位を追われたという。今では空港の谷間のような場所にあって、閑散としております。
 しかしこの駅舎、「成田空港駅」を名乗るには小さすぎるような。

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 旧成田空港駅は1978年で、建物の素材や空間の雰囲気が昭和50年代ぽい。エスカレータ下り口の注意書きは空港駅時代のまま。

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 階段を下りると誰一人いないだだっ広い待合室が。怖い!状態はいいけど廃墟の趣きで、ここにいてもいいものか不安な心持にさせられます。

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 廃墟感を醸し出す、忘れ去られた陶壁。タイトルは「曲水の宴」。 
 どうでもいいですが駅や公共施設でよく見かけるこの手の陶壁、顧みられているようなそうでないような曖昧な存在感が興味深くてよく観察しているのですが、作品として見たとき「スゲエ!」と言いたくなるほどインパクトを与えられるものにはなかなか出会いません。

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 誰もいないかと思ったら巡回中の警察官がいて、久々に職質か!?と焦った。
(まさ)
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シバヤマニアック

2016年06月10日
 成田空港近辺徘徊のもうひとつの目的は、芝山鉄道。正月の千葉滞在の時、4歳児(当時)と一緒に乗りに行こうと思ったのに拒否され、仕方なく改めて一人で乗りに来た次第です。

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 芝山鉄道は東成田駅と芝山千代田駅を結ぶわずか数キロの鉄道で(列車は東成田駅を越えて京成成田駅まで運行)、駅の案内板によると「日本一短い鉄道」らしい。たぶん成田空港の建設と引き換えに敷設されたんだと思います。
 終点の芝山千代田駅前にあるパークアンドライド用の広い有料駐車場に車を停め、駅のホームにあがると、GW只中の真昼間とあって閑散。それでも数人の乗客があったけれど、全員がマニアという有様です。

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 芝山千代田駅は、東は空港用地、西はド農村という素晴らしい立地。ホームや車窓からも飛行機が眺められてなかなか面白い。しかし京成成田までわずか10分弱、路線の半分は地下で、旅行気分を味わう間もなく往復してあっけなく終了。

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 芝山町は埴輪が出土した古墳が売りらしく、駅前には「離陸」と名付けられたこのようなシュールなモニュメントが。三頭の馬に飛行機の翼と列車の車輪が付いており、埴輪なのかトロイの木馬なのよくわからない。

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 駅の近くには昨年廃校になった小学校があり、そこには金次郎像の代わりに埴輪が置かれておりました。
(まさ)
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下総一鍬田

2016年06月07日
 GWに例によって千葉県北総へ家族で行きまして、暇つぶしに成田空港の東から南あたり、芝山町や多古町を車で徘徊してみました。目的のひとつはこちらです。

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 芝山町の工業団地にある競輪の場外車券売り場、サテライト成田。船橋競馬場場外も併設されております。なお、結果につきましては、特に発表することはございません。
 そんなことはどうでもよくて、この周辺も農村レベルが非常に高くて大変気に入った。来るたびに千葉の農村景観の美しさに痺れております。

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 多古町一鍬田。競馬ファンには有名なシンボリ牧場のそばです。新城にも一鍬田がありますが、こんな特異そうな地名が千葉にもあるなんて。親近感が湧きますなあ(新城出身でも東三河在住でもないのに)。

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 その一鍬田には、例によってHINOMIが!度々お伝えしているとおり(→●□●□)、千葉には火の見櫓が多い印象。

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 成田市大栄十余三。落花生の畑だろうか。地元の人に話を聞きたいところですが、誰もおらず。

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 芝山町菱田。一帯はのどかすぎるほどの農村ですが成田空港はすぐ近くにあり、飛行機の大きな離陸音がけっこう頻繁に聞こえて、異世界感を醸し出しています。
 そういばブラックジャックに、成田空港周辺に住む農民が騒音ノイローゼで耳に熱湯をぶっかけるという話があったのを思い出した(「消えさった音」)。その問題は、今はどうなっているんだろうか。
(まさ)

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8冊更新しました。

0231すし 天ぷら 蕎麦 うなぎ(飯野亮一)→●□
0232謎のアジア納豆(高野秀行)→●□
0233僕の名はアラム(ウィリアム・サローヤン)→●□
0234闇の女たち 消えゆく日本人街娼の記録(松沢呉一)→●□
0235闇経済の怪物たち(溝口敦)→●□
0236世界八番目の不思議 1(宇島葉)→●□
0237さよならの手口(若竹七海)→●□
0238日本の路地を旅する(上原善広)→●□
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