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  •  でもって、いよいよ今回の主目的、観光用に復元された魚梁瀬森林鉄道に保存されている元・水窪森林鉄道の機関車とご対面です。集落入口に造成された「魚梁瀬丸山公園」の園内に敷設されており、現在は住民組織の「集落活動センターやなせ」が運行を担っています。 おお、これはアガる!ただ、これは水窪森林鉄道で走っていた機関車ではなく、平成3年(1991)に新造されたもの。水窪の機関車は機動力が弱く、老朽化も進んでいる... 続きを読む
  •  そんなわけで、はるばるやって来ました魚梁瀬(やなせ)集落。 集落の入口に掛かる電源開発架橋の魚梁瀬大橋からは、静かな湖畔の集落全景が見えます。魚梁瀬ダム展望台の案内板に「ダムの高さが115mもあるため上流の魚梁瀬集落はすべて水没してしまうことから、新たに山を切り開き丸山台地(現在の魚梁瀬地区)を造成」したとありましたが、なるほど、確かに山を削った感じがします。 天竜川の事例だと、秋葉ダムによる水没で... 続きを読む
  •  前回の続き。(高知県安芸郡北川村・旧魚梁瀬森林鉄道堀ヶ生橋) 目的地への魚梁瀬(やなせ)まではとにかく遠い道のりでした。 まず、太平洋岸の東洋町野根から国道493号で四郎ヶ根峠を越えて北川村の二股橋(前回アップした国重文の廃線跡橋梁)まで20km。この間に集落は2つ。 二股橋から奈半利川沿いの県道12号を遡上して、久木ダム下の県道54号分岐点まで14km。この間に集落は5つ。県道54号に乗り換えてさらに奥へ奥へと... 続きを読む
  •  ただいま発売中、春夏秋冬叢書「そう」77号連動ネタ。 本誌では、他地方に行った三遠南信の産物などの来歴や変貌を、わざわざ現地に出向いて探る連載企画「三遠南信産××育」を2014年の41号から9年間36回にわたりやってきましたが、今回でラストとなります。で、最後なのでできるだけ遠くに行ってやろうと思い、高知の「魚梁瀬森林鉄道」を取材先に選びました。 「魚梁瀬森林鉄道」は高知県のとんでもない山奥にあり、むかし走... 続きを読む
  •  そんなわけで南海加太線と加太駅のすみっコでひとしきり盛り上がった後は、加太を散策。 加太は紀伊水道に面した港町で、海の向こうに横たわる淡路島まで直線距離でわずか約11km。古くから水運と漁業で栄えた町だったのでしょう。 そんな加太の第一の名所は海辺にある淡嶋神社。加太駅から古い町並みの中を寄り道しながらのんびり30分ほど歩いて参拝に行きました。 青い石畳の参道と朱塗りの拝殿が美しい神社です。なんの予備... 続きを読む
  •  今さらですが、夏休みに家族旅行で和歌山に行きました。最大の目的は、わかやま電鐵のねこ駅長。ウチの小4児童が、一学期に、音読の宿題でジュニア向け小説「ねこの駅長たま」を読んだので(→●□)、小説の舞台を見に行ってみようということで。 昼頃に和歌山に着いてから半日、乗ったり下りたりレンタサイクル借りたりして沿線をうろつきまわりました。 おー。 おおー。 おおおー! 本を読んで凄い鉄道だということはわかっ... 続きを読む
  •  春夏秋冬叢書「そう」70号連動ネタで、「三遠南信産××育」の続き。 ということで11月下旬、京都駅前にある東本願寺へ。 境内諸堂の核となる御影堂である。デカい!圧倒! 上の写真ではスケール感が分かりにくいですが、人が入るとこんな感じです。かつて東本願寺の御影堂は「都富士」と称されたそうで、それも納得の威容です。 訪れた日は、浄土真宗の開祖親鸞の命日前後に行われる宗派最大の行事「報恩講」の当日だったので... 続きを読む
  •  前回の続き。 建仁寺があるのは有名な「祇園」の一角です。考えてみると今まで一度も歩いたことがないので、取材ついでに散策してきました。完全にただの観光客です。 さすがに全国区レベルの町並み景観ともなるとなかなかのもの。観光客向けのストリートもあれば、お大尽向けの気取った風情のエリア、普通の住宅地や商店街、さらにはラブホや風俗店の受付なんかもポツポツあったりして、その雑多さがとても楽しいです。 その... 続きを読む
  •  春夏秋冬叢書「そう」62号連動ネタ。 他地方に行った三河遠州の産物や人物の来歴と変貌を、わざわざ現地に出向いて探るという珍企画「三遠南信産××育」は、大正12年に雄踏町山崎(現浜松市西区)の安寧寺から京都の建仁寺に移設された三門を取り上げています。いつもは自力でネタを探しているのですが、今回はキーワードの「門」に合わせて編集部からリクエストされたもの。 安寧寺といってもたぶん地元の人くらいしか知らない... 続きを読む
  •  春夏秋冬叢書「そう」59号連動ネタで、金次郎の続き。 旧福本小学校の金次郎は岡崎産の石像でしたが、岡山県では金次郎の石像は珍しいようです。「津山市史研究」創刊号(2015)に掲載された森元辰昭さんの調査によると、岡山県では280体の金次郎像が確認されており、そのうち石像はわずか1割の29体しかないとのこと。岡山でもっとも多いのは備前焼の陶像で、実に8割強、232体もあるといいます。さすが備前焼のお膝元。 せっ... 続きを読む

MARUKADO

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東海地方を縦横無尽、全国各地に神出鬼没の取材・執筆・編集事務所。
ライター/編集者/媒体によっては撮影も。
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まさ…岐阜・揖斐川町出身
まり…愛知・尾張地方出身
2003~2019愛知県知立市在住
2019~岐阜県揖斐川町在住
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