カンバンの手帖ブログ版0351

2017年05月27日
 そんな水沢で発見したカンバンをいくつか。

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 右に見える二枚の「トミナガ」の琺瑯看板。所在地表記が「スワ新道」「スワ国道」とカタカナになっている点がポイントが高い。地名がカタカナ変換されているとぐっと昭和臭くなってイイ、と思うのは私だけでしょうか。諏訪新道は四日市中心市街地の一角に位置する商店街。

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 三重県北部や海津あたりでよく見かける「宝石・結納品 羽田」の畳サイズのカンバン。お茶作り関係用具をしまっておくと思われる小屋に貼ってある点がポイントが高い。

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 畳サイズのカンバンの別店舗バージョン。同じカンバンメーカーが手掛けたものでしょうか。

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 Here is 銀座。こういう田舎で遭遇する銀座は、どこか愛おしいのである。
(まさ)
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黒一色0002

2017年05月26日
 先の四日市駅途中下車の翌日にも四日市で取材があり、終わってから鈴鹿山麓の水沢(すいざわ)地区に行ってみました。水沢は伊勢茶の最大産地のひとつ。二年前の夏にとある取材で来たことがあるのですが、一度シーズンに来てみたかったので。

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 などと言いつつ訪れたのはGW前で、収穫にはまだかなり早いのですが。美しい山容を背景に広がる広大な茶畑の清々しい緑は、実に結構なものです。
 しかし水沢の景観的ハイライトは、実はこれではありません。

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 このような、なんかチョイ暑苦しさを覚える黒一色こそザ・水沢な景観だ!ということを二年前の取材先の人が言っていた、ような気がします(部分的に誇張)。
 水沢では、茶樹に黒い覆いを被せて栽培する方法が主流で、これにより「味はまろやかで緑色が普通の製茶に比較して濃い」(三重茶農業協同組合HPの「伊勢本かぶせ茶」の説明文より)茶ができるとのこと。行った時、覆いを被せる作業をしている茶園もありました。
 黒い覆いは西尾でも見られますが(→●□)、西尾では茶園全体を小屋掛けするように覆うことが多いので、水沢の景観とは趣きが異なります(あっちはあっちで好き)。

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 茶畑を堪能しつつウロチョロしていたら、信州の高原のような場所に遭遇して驚いた。地図を見ると水沢にはため池が多いようで、水沢小学校の脇にあるこの池はけっこうデカい。

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 ちなみに、三重茶農業協同組合や郵便局がある水沢の中心部はこんな感じ。商店は何軒かあるものの町場というほどでもなく、集落と町の中間という風情がなかなか味わい深い…と思うのは私だけでしょうか。今度は新茶のシーズンに再訪して茶を飲みたいものです。
 しかし黒一色と書くと、大学時代、先輩に緑一色を振り込んだことを思い出す。
(まさ)

◎一色シリーズ
紅一色2008.10.01→●□
白一色2010.10.08→●□
黒一色2012.10.16→●□
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タウンサインの研究0071

2017年05月22日
 四日市のあと、亀山を経て松阪へ。四日市駅同様、松阪駅も国鉄チックな駅舎が健在です。ここはキヨスクと駅弁屋もまだ生き残っており、四日市以上に国鉄臭が強くていいですね。

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 駅前に建っているモニュメントは「駅鈴」。松阪出身の国学者で鈴マニアの本居宣長が浜田藩主の松平康定から贈られたものを模しており、松阪のシンボルとなっています。
 松阪人にとってどれほど鈴がシンボリックな存在かというと、中心商店街名称からも窺えます。

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 松阪駅から伊勢街道の日野町交差点に通じる商店街組織「松阪市駅前通り商店街振興組合」の愛称が「ベルタウン」なのである!駅鈴の存在を知らない人には、なんのことだかわからないという…。
 ただ、詳しくは調べていないけれど愛称の歴史はけっこう古いようで、昭和的な語感と商店街の風情に齟齬感がないというか、チャラチャラした感じがしないように思います。
 そう肯定的に捉えられるのは、公式ロゴの味わいによるところも大きいのではないか。

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 シブい、シブすぎる!

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 ベルタウンには個別店舗のほかに集合店舗もあります。 定礎石などをチェックしてこなかったので正確な築年はわかりませんが、昭和50年代モノと見た。

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 シブすぎて、ため息のベルが鳴るのであった(古い)。
 他にもアイテムが豊富な松阪は、東海地方最強の極渋シティじゃないかと個人的には思っています。
(まさ)
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カンバンの手帖ブログ版0350

2017年05月16日
 その閑散としたJR四日市駅前には、いったい誰が見るのか、市街地地図があります。

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 パッと見た感じけっこう古いもののようです。いまどきこういうタイプの駅前地図も珍しいですが、人通りの極端に少ない駅前広場なので、撤去を免れて残っちゃったのでしょうか。
 近付いてじっくり見ると、昭和40、50年代風情の明朝体が使用されていました。

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 なんだか中国っぽい書体だな…と思ったら、枠の下のほうに中国語が書いてあります。ナゼ?クリックで拡大してご覧ください。

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 また、地図上に記された施設名等にも中国語表記が併記されています。国鉄四日市駅は「国家鉄路四日市站」、四日市市役所は「四日市市政府」とあり、なんだか大陸的な香りが…。
 四日市市のHPを見ると、昭和55年に天津市と姉妹都市提携を結んでおり、その記念で設置したのではないかと推測しますが、どうか。

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 あと四日市といえば、JRと近鉄を一直線で結ぶ無駄にだだっ広い「中央通り」も旧社会主義国的な風情でいいですね(行ったことないけど)。

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 地味な写真が連続したので、アーケード商店街(→●□)の中に突如現れて通行人を驚かせる大入道&こにゅうどうくんの写真でも。
(まさ)
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国鉄の匂い~四日市駅編

2017年05月15日
 GW前、久し振りに三重県方面で取材がありまして、JRで西進する途上、時間調整も兼ねて四日市駅で途中下車してみました。四日市市街には2~3年に一度くらい来ていますが、JR四日市駅は23年ぶりになります。

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 23年前の記憶そのまんま、国鉄臭がプンプン漂う駅舎が健在でなにより。この愛想のかけらもない駅舎といい、閑散とした駅前の雰囲気といい、旧社会主義国の地方駅のような雰囲気が漂っています(行ったことないけど)。
 平成も間もなく終わろうとしているこの時代にこの風情は極めて貴重と思い、この機会にじっくり見物。

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 駅舎に面するホームはありませんが、改札前スペースのムダな広さの殺風景さかげんがたまらない!

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 天井が高くてムダに開放的なコンコース!そびえ立つ二本の柱はシックな風合いのタイル貼り!

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 二階には喫茶店の跡が!

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 レンタサイクル置き場兼受付になっている一階の奥の待合所は、木張りのベンチとステンレスの荷物置台が今も現役!
 四日市の鉄道遺産といえば、四日市駅から港へ伸びている専用線の末広橋梁(可動橋)が国の重要文化財に指定されていますが、この駅舎なんぞは登録文化財級と言ってもいいでしょう。祈・永年保存。JR東海がひょんな気を起こしませんように…。
(まさ)
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