気賀の90年代雑写真

2016年12月24日
 三ヶ日の消えた名建築を出したついでに、気賀で消えたものもいくつか。古写真は例によってテキトー接写につき若干ボケてますのでご容赦ください。
 「そう」の取材のために夏場に気賀へ行ったところ、片町バス停前にあった建物が取り壊され、更地になっていた。

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(2016.09.07)

 昨年はここにこんな建物がありました。

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(2015.06.19)

 張り出した庇に書かれていた文字が消されているので何だったのかわかりませんが、さらに遡ると…。

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(1997.04.27)

 遠鉄観光タクシーの車庫だったのでした。ここにタクシーが停まっている場面には遭遇したことがなく、97年の時点でこの建物がタクシー車庫として機能していたかどうかは不明。
 続きまして気賀四ツ角交差点。

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(2015.06.19)

 清水通りからの眺めで、左が落合通り(浜松方面)、正面が曳舟通り(舘山寺方面)、コメリのカンバンの脇が要害堀跡の生活道路、右が中央商店街(三ヶ日方面)。曳舟通りと要害堀の間に見える狭い空き地には、かつてこのようなものがありました。

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(1992.10.09)

 気賀魚市場です。確か「日本一小さい魚市場」と呼ばれ、この少しあとに廃業された際には静岡新聞でけっこう大きく報じられた記憶があります。
 それから、登録文化財になった気賀駅のホーム。 

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(2015.06.19)

 現況もじゅうぶん風情がありますが、かつてはもうひとつアイテムがありました。

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(1992.04)

 上屋の下の待合室です。手書きで板製の乗り場案内がまたなんとも。どこかに保管されているのだろうか。

161224-6.jpg(1992.10.21)

 あと気賀四ツ角バス停は、かつては天浜線ガードの下にはなくもう少し交差点寄りに立っていました。撮ったけどぜんぜん覚えていない…。
(まさ)
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四辻JINSEI

2016年12月23日
 春夏秋冬叢書「そう」53号連動ネタ。
 交差点の地名表現には、遠州では四ツ角や十字路のほかに「四辻」というのもあります。僕が知る限りでは、三ヶ日と宇布見西ヶ崎の中心部にある交差点がそう呼ばれています。

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 三ヶ日四辻である。地元の商店主に聞いたところ「ヨツジ」と発音するとのこと。姫街道に新城および新居への街道が十字に交わる地点で、気賀と同じくまさしく交通の要衝。名実ともに三ヶ日の中心点です。

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(2003.12.19)

 ちなみに13年前はこんな状態。信号には「三ヶ日四辻」の交差点名表示板があり、北東角にはガソリンスタンドがありました。

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 ここの北西角には「四辻坂」と称するコンクリート打ちっぱなしの集合店舗兼住宅があり、田舎の商店街で異彩を放っています。このロゴは「そう」編集長のデザイン。
 久しぶりに来てみたら、道路の反対側が空地になっていて驚いた。かつてここには見事な二階建てがありました。

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(2003.12.19)

 撮影当時は旅館みたいな建物の一階部分に「赤壁薬局」「三ヶ日無線」という商店が入っていました。地元の方のブログによると2013年11月に取り壊されたようで、古くは「厚生会館」という名称だったらしい。昔から気になっていた建物だったのだけれど、取材の機を逸した…。
(まさ)

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◎マルカドブックス
4冊更新しました。
0278最後の冒険家(石川直樹)→●□
0279漂うままに島に着き(内澤旬子)→●□
0280静かな炎天(若竹七海)→●□
0281よるのふくらみ(窪美澄)→●□

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ザ・クロスロード

2016年12月18日
 春夏秋冬叢書「そう」53号連動ネタ。
 気賀四ツ角の通称は考えてみるとそのまんまで安直ですが、遠鉄バスには四ツ角とは別の表現を採用したバス停があります。

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 天竜川駅の南約1キロ、南区飯田町にある鶴見富塚じゅんかん線の「飯田十字路バス停」です。この十字路は、東海道線の南を並走する「飯田街道」と県道315号(五島天竜川停車場線)の交差点のこと。

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 ただ、交差点名称は「飯田中」ですが。そしてバス停のある場所は気賀四ツ角と違って飯田地区中心部の端のほうで、一つ手前の「飯田バス停」の付近に小学校、郵便局、JAが集まっています。
 本来なら飯田町西バス停とかにしてもおかしくないところですが(それどころか隣まで距離も近いし停留所を設置しなくてもいいような気も)、あえて十字路というマニアックな名称を採用するところが、遠鉄の遠鉄たる所以。遠鉄精神の真髄を見る思いです。

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「どうでもいいですよ、おとうさん」

(まさ)
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観光之気賀

2016年12月17日
 春夏秋冬叢書「そう」53号連動ネタ。
 気賀を玄関口とする旧引佐郡を一言で表現すると「全国区になれるほどのパンチはないけれど、まあまあ好物件が揃った観光地」というところ(個人の感想)。しかし、来年のNHK大河ドラマがご当地ネタの井伊直虎とあって、一気にブレイクするのでしょうか。天浜線の気賀駅(→●□●□)は、10月末からこのような飾り付けで観光客をお迎えしております。

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 まあ、特にコメントはないですが…。
 直虎関連史跡をはじめとする旧引佐郡の有名物件はこれから頻繁に取り上げられるだろうから、当方はどこにも取り上げられなさそうな気賀の地味な名所をいくつか。

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 細江神社の脇にある「姫街道と銅鐸の歴史民俗資料館」には、気賀四ツ角が描かれたもっとも古い地図(安政の地震による津波の図)があると聞いたので、子連れで行ってみました。ここには写真のような「ボタンを押すと電球が光る昭和チックな地図&ジオラマ」がなぜか三つもあり、お子様も楽しめるようになっております。
 順調に地図マニアに育っているウチの5歳児も、15分くらいあっちこっち押しまくっておりました。

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 北区役所から西へ500mほどのところには、「伝堀川城跡」という史跡があります。井伊家ゆかりの地ということで真新しい案内板も設置されていましたが、行った時(9月)は草ぼうぼうで、「首塚」とだけ書かれた表札を嵌めこんだ門柱がなんともいえない薄気味悪さを演出。

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 町の北側にそびえる山の上に整備されている「細江公園」には、昭和38年に建設された展望台があり、町並みや浜名湖が一望できます。ここから気賀四ツ角の俯瞰写真が撮れるんじゃないかと思って、行ってみました。

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 行ってみましたが、ただのゴチャッとした町並みにしか見えないのであった。
 展望台以外の見ものは、公園入口に設置された昭和48年製の「青春像」。タイトルとポージングの一致を見出すのが難しい、昭和のパブリックアートの典型というような一品です。

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 「気賀に光を!」「大河キター!」等のセリフを自由に入れてお楽しみください。
(まさ)

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キングオブ四つ角

2016年12月15日
 春夏秋冬叢書「そう」53号が発売されております。今号のキーワードは「角」。私は例によって地名探訪と三遠南信産××育を、女性取材記者(まり)は「二角式製蔟器(にかくしきせいそくき)」という、豊川の農機具メーカー・共栄社が明治時代に開発した養蚕道具をやっております。
 さて地名探訪。今回は「四つ角の中の四つ角」と誉れ高い(個人の感想)、浜松市北区細江町の気賀四ツ角を取り上げてみました。

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 気賀四ツ角は江戸時代に気賀関所があった場所であり、当時から幹線道路が交わる気賀の中心部でした。
 交差点形状は写真のとおりいびつで、正面左が浜松方面の県道261号(落合通り)、正面右が舘山寺方面の県道49号(曳舟通り)、手前左が金指方面の国道362号(清水通り)、バイクが進入していく方向が三ヶ日方面の国道362号(中央商店街→●□)。これに加えてもう一本、コメリの看板の脇から、堀に蓋をした生活道路が伸びており、厳密には四つ角ではなく五差路になります。

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 通称地名ながら地元住民以外でもけっこう通用するんじゃないかと思いますが、それはひとえに交差点名と遠鉄バスの停留所名に採用されているから。わたくし、遠鉄の全バス停で「気賀四ツ角」は五指に入るナイス停留所名称だと昔から思っており、本誌で取り上げる機会をずっと窺っておりました。
 ちなみにどうでもいいですが、残りの四つは「貝まぐり」「ちんだ峠」「汽船場」、そして今は下気賀に改称されてしまった「下気賀ガード下」。ヒマで何もすることがない人は遠鉄HPの路線図で探してみてネ!

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 名前がいいだけでなく、主用系統である気賀三ヶ日線の乗り場は、好ロケーションが多い遠鉄のバス停で最高峰の風情と言い切っていいでしょう。ご覧のとおり、天浜の高架をそのまま屋根にしているのである!上り線には天竜森林組合製の木製ベンチ、下り線には富士フィルムの広告入りプラスチック製ベンチが計5台も置かれており、主要バス停らしい雰囲気をたたえているのもいい。

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 で、ここで天浜と遠鉄バスが交差する写真が撮れれば完璧な取材だったけれど、4本ほど列車を待っても同タイミングの通過はなかった。誰か本職のカメラマンに挑戦してほしいものです。発表できる媒体はないだろうけれど…。
(まさ)

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